この度はお越しいただきありがとうございます、
懲りないトモです!
今回お送りするテーマは…
J2・J3百年構想リーグ プレーオフラウンド第2戦
カマタマーレ讃岐×AC長野パルセイロ


こちらの試合回顧をお送りさせて頂きます。
各グループ最下位同士で争うプレーオフの初戦に
北九州を迎えた第1戦は相手のビルドアップに対し
プレッシャーを掛けて追い込む得意の形が機能し
セットプレーも絡めてゴールを重ね勝ち上がった讃岐。
対面の島からはPK戦までもつれる接戦を制し
名乗りを上げた長野と今季ラストマッチが組まれました。
讃岐にとっては相性が極端に悪く
チームの主力を担っていた附木・長谷川両選手を奪われた屈辱もあり
抵抗感が静かに燃える因縁浅からぬ存在。
(…と煽りつつも実は米山さんの指揮する栃木SCのほうが対戦したかったり^^;)
【37位】という肩書きを手に入れる以上に
お互いに相手を倒したいという欲求が渦巻くこの一戦は
どのような決着を迎えることとなったのか。
これまでのように私見を交えた考察をしていきますので
最後までお付き合いください。
では参りましょう!!
【試合前の所感】

引用元:Jリーグ公式データサイト様
ホームの讃岐は前の試合で途中交代したイギサン選手が外れ
岡選手を真ん中に据える3バックを形成。
相手のシステムに合わせて配置を変える
リアクション型の守備を得意としていますが
スタートの形は自分たちのベースとなる
【3-4-2-1】を採用し今季最後の一戦に挑むことが想定されます。
ナイター開催で日差しによる体力の消耗も抑えられ
やり慣れたピッチでプレーできるホームアドバンテージも活かして
長い苦しみを味わったシーズンを勝利で締め括り
次なる戦いに弾みを付けたいところ。
アウェイの長野も前の試合がPK戦までの長丁場となったものの
登録メンバーを変えず先発を2人入れ替えたのみという布陣。
攻守のバランスに優れる【4-4-2】システムを採用し
対人やルーズボールといった部分の競り合いを磨いた
立て直す過程で注入してきたコバシンイズムを発揮して
粘り強く続けてきた連勝をここでも伸ばしたいはずです。
不本意ながらもグループ最下位同士で順位を争う
特殊なプレーオフの頂点に立つのはどちらになるのでしょうか。
【試合回顧・前半】

引用元:Football LAB様
序盤は長野がロングボールでディフェンスの背後を狙う
シンプルな立ち回りで讃岐陣内へとボールを集める展開に。
初っ端から警告を受ける後手を踏む対応になったものの
ボックス内では集中を保ち我慢を続けると
次第にハイボールの処理に慣れ始め流れが落ち着きます。
両チームが単純に蹴っていくラフな戦いになっていくかに思われましたが
システムのミスマッチを突く組み立てを見せた
長野がパスの循環を良化させて
より多くのチャンスを作ることになっていきます。
【長野ポゼッション時のフォーメーション①】

讃岐は守備時にファーストディフェンスがセンターバック2人を同時に見なければいけない(青枠)ため前線でプレスの掛かりが緩くなる構図。
加えてライン間の空いているスペース(赤枠)に2トップの片方が受けにくる動き(白矢印)が効果的で藤川選手がスルーパスを通したり1枚剥がすターンを見せたりとレシーバーとして機能しチャンスメイクしていた。 |
前半を通して守備の穴を付け狙われ
ディフェンスに神経を尖らせる讃岐の反撃はあまり見られず
相手のパスが乱れた際に単独で突破した村上選手のプレーが
ほぼ唯一オープンプレーの中で迎えたチャンスでした。
一方ビルドアップで良い形を生み出していた長野も
フィニッシュのところでは精度に欠いていたり
讃岐の懸命な戻りに一歩及ばずといったシーンが見られ
手応えの割に成果は乏しくスコアレスで折り返した前半。

引用元:スポーツナビ様
得意のプレスが掛けられず前で奪うシーンが作れないことと
セカンドトップをフリーにしてしまうシステム上のミスマッチという
噛み合いの悪さを調整することができるかどうか…
このままズルズルいくと厳しくなりそうな劣勢でベンチはどう動くのでしょうか。
【試合回顧・後半】

引用元:Football LAB様
前半でセカンドトップを捕まえきれなかった讃岐は
守備組織を見直しマンツーマンで対応する方針に修正。
自然と相手に合わせてミラーゲームのような配置に変わり
上野選手の攻撃参加が増えた左サイドから
讃岐がチャンスを迎えるシーンが増えていきます。
【長野ポゼッション時のフォーメーション②】

林田・岡の両選手が2トップをマンツーマン(赤枠)で担当することにより長野のツートップが前線でフリーになるシーンが減少。
上野選手がポジションを高い位置を取り(白矢印)実質的には【4-4-2】ミラーゲームのようになり讃岐が対面の右サイドバック裏に空くスペースを使って相手の守備を崩しチャンスを生み出していた。 |
両チームとも選手を入れ替えゲームを進めますが
大筋の展開は変わらずペースを握るのは讃岐。
主導権を奪い返し優位に立っていたはずでしたが
上野選手のハッスルプレーが仇となって
2度目の警告を提示されピッチから去り
これで一気に状況が覆ってしまいました。
讃岐は後藤選手を下げて【4-4-1】の形を作り
残り僅かだった後半はスコアレスで持ちこたえます。

引用元:スポーツナビ様
ただこの試合は延長も設定されているため
数的不利を抱えながら戦う残り時間を
ここからどうやってゲームメイクしていくのか…
窮地に立たされたチームの判断は如何に。
【試合回顧・延長】
讃岐は延長戦のスタートから大野選手を投入し
前線にターゲットを置きますが
そこにボールが収まることは少なく
数に勝る相手の攻撃を全員守備で耐える構図がメインの展開。
長野はセンターバック2枚を残し
ここぞとばかりにどんどんと敵陣へと侵攻していき
ほぼハーフコートでのみ試合が進んでいきます。
【長野ポゼッション時のフォーメーション③】

攻撃の枚数をどんどん讃岐陣内に送り込む長野。
数的不利の讃岐は結局大野選手もブロックに加わり(白矢印)ボールを持った時に長野コートに広大なスペース(赤枠)があってもそこに入る選手がいないため苦し紛れに蹴り返すだけで即回収されひたすらに耐え凌ぐことしか手立てはなかった。 |
延長前後半合わせてシュート0本に終わった讃岐に対し
長野は6、うち枠内に2本のシュートを放ちますが
最後までスコアは動くことなくタイムアップ。

引用元:スポーツナビ様
割り切って守備に徹し
気合と根性で粘り切った姿は
強く心に刻まれた素晴らしいファイトでした!
ただPK戦では流れが向かず敗れ
讃岐は百年構想リーグを38位でフィニッシュ。
満足できる成績とはお世辞にも言えないですが
チームの成長過程を見てきた身としては
次のシーズンへの期待も十分感じさせてもらえたと思っています。
この半年間で得た経験を糧に
上を目指してこれからも奮闘を続けてもらいたいです^^
【PO第2戦・讃岐×長野 ハイライト】
さて今回は
カマタマーレ讃岐試合回顧・百年構想リーグ
【プレーオフラウンド第2戦・vsAC長野パルセイロ】
をテーマにお送りしてきましたがいかがでしたか?
120分を通してゴールこそ生まれなかったものの
山あり谷あり波乱ありと見どころたっぷりで
退屈を感じることはなかったゲームでした。
退場で1人少なくなった状態で
延長戦を戦い抜くというレアケースが発生しましたが
ポジティブに捉えたら
それだけ得難い実戦経験を積めたとも言えるでしょうか…^^;
ここからは新シーズンへの準備期間を迎え
移籍の動きも活発になってくるかと思いますが
早くも新加入選手の名前が出始め
勝手に想像を膨らませるのもまた楽しいものです(笑)
大嶽体制で既存戦力が積み重ねた
ハードワーク・プレスの精度・メンタリティの部分に
エッセンスを加える新戦力が交わり
構築される組織は強くなれるのかどうか…。
讃岐のこれからが発展的であることを願って
本稿の締めとさせていただきます。
最後までご覧いただきありがとうございました!
また別の記事にてお会いしましょう。
⇩前回記事⇩
