【カマタマーレ讃岐】独自目線で読み解く試合回顧・vsFC岐阜【2025・明治安田J3リーグ第10節】● 0-1

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この度はお越しいただきありがとうございます、

懲りないトモです!

 

 

今回お送りするテーマは

 

 

2025・J3リーグ第10節

FC岐阜×カマタマーレ讃岐

 

岐阜讃岐

 

この試合の回顧をお送りさせて頂きます。

 

 

第9節・松本戦では相手の守備の甘さを攻めて勢いよくスタートを切るも

ボールアクションに嫌われた不運な失点から難しくなった試合展開で

苛立ちも募らせ立ち直ることができないまま敗れた讃岐。

 

 

 

 

相対した松本も本調子とは言えない状態で

これまでの苦手意識を払拭するには絶好の機会でしたが

今回も壁を壊すことができず悔いを残す一戦になってしまい

落ち込んでしまったメンタルをどこまでリカバリーできるのでしょうか。

 

 

待ち受ける岐阜はリーグ上位のポテンシャルを持ちながらも

結果に反映されず苦しい状況が続いており

前節栃木SCに競り負けたことで白星から6戦遠ざかることに。

 

 

 

 

内容に対して結果が伴わない現状に

気持ちが切れてしまいそうな難しい時期を過ごしていますが

シーズンが動いてからも補強に積極的な姿勢を見せる

フロントの後押しを受けながら現場も折れずに奮い立ちたいところ。

 

 

ともに下降線を辿る難局を迎えている同士の争いは

どちらが復調の兆しを掴むことに成功したのか…

いつものように私見を交え振り返り考察していきますので

最後までお付き合いください。

 

 

では参りましょう!!

 

 

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【試合前の所感】

 

 

フォーメーション図

引用元:SPORTERIA

 

 

讃岐は普段と変わらない【3-4-2-1】でスタートの想定。

 

 

開幕から全試合スタメン出場していた藤井選手に代わり

満を持しての登場となるチーム内随一のキャリアを持つ井林選手には

これまで積み上げてきた経験がもたらす影響力に期待です。

 

 

さらに固定化できずに試行錯誤が続く前線のトライアングルは

牧山選手が加入後初スタメンのチャンスを掴み

新たな組み合わせで臨むこの一戦…

決定力不足に悩むチームを救う存在になれるでしょうか。

 

 

フォーメーション図

引用元:SPORTERIA

 

 

岐阜もベースのシステムは変更なく【4-2-1-3】を採用。

 

 

シーズン途中に補強した新エース候補のストライカー・ドゥドゥ選手が

加入後初スタメンに名を連ね左右に推進力の高いアタッカーを配備。

 

 

フィニッシュワークの質を向上させる期待の大きい新たな布陣で

チーム不振の大きな要因となっている得点力不足の解消を狙います。

 

 

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【試合回顧・前半】

 

 

引用元:Football LAB

 

 

両チーム攻守のバランスを取りながら

無難なゲームコントロールで推移していった印象の前半。

 

 

岐阜は守備時にウイングが一列下がることで

【4-2-3-1】へ可変してのミドルブロックを形成し

前線で奪うよりも自陣で処理しようというという構え。

 

 

讃岐は4バック守る相手の大外のスペースから崩しを狙って

左合選手が開いてサイドバック化するスライドは

スカウティングによって練られた作戦だったのでしょう。

 

 

 

岐阜はウイングの中村・粟飯原の両選手が守備時には下がり
前線のプレスは控えめなミドルブロックを形成。

 

讃岐は左センターバックの左合選手を一列前に動かし
ほぼマンツーマンの形でポジションセットし攻撃を展開。

 

相手の両脇を狙う迂回ルートからボールを運んで行くことで
岐阜は戻りながら守備するシーンが多くなり
結果的にコーナーキックの獲得機会が増えることに繋がった。

 

 

試合のトータルで8本のコーナーキックを得た讃岐は

川西選手のコーナー付近に近寄る動きを囮に使いつつ

ボールの軌道をブラインドさせるような工夫を見せ

フィニッシュを枠内に飛ばすシーンを創出しますが得点には至らず。

 

 

ゴールが遠い讃岐は堅い守りで次のチャンスを待ちたかったところですが

附木選手を引き付けたドゥドゥ選手のレイオフを北選手がワイドに展開し

一気にゴール前へ押し寄せる混戦を作り出すと

クロスのはね返りを再び北選手が狙い澄ましゴールゲット。

 

 

 

 

守備対応に拙さがあったとは言い難く

相手を褒めるべき一連のプレーでしたが

今の讃岐にとっては致命傷になりかねないダメージを負い

この後の試合展開は言うまでもなく難易度が増します。

 

 

 

岐阜の3トップとトップ下の4枚に加え
攻撃時には北選手が一列上がり5枚でのアタックが基本で
讃岐は失点時もマッチアップの形は作れていましたが及ばず。

 

楔のパスを入れた野澤選手をフリーにしてしまっていた
川西選手の守備意識が突き詰めると一番問題だったと言える箇所でしょうか…。

 

 

相手のスタイルを分析し対策を練り上げて

しっかりと本番までに落とし込んでいながらも

細部の緩みが失点に繋がってしまい重苦しい空気のまま前半が終了。

 

 

勝ち点を得るためには攻めなければいけないシチュエーションで

どこまで恐れずに前に出ていけるのかという度量が試されるチームは

ハーフタイムの間にどこまで腹を括れるのでしょうか。

 

 

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【試合回顧・後半】

 

 

引用元:Football LAB

 

 

リードする岐阜はブロックを自陣に寄せる守備的な戦法にシフトし

失点を避けつつカウンターの発動を狙う定石通りのアプローチ。

 

 

後半の早い時間帯に迎えた複数のチャンスで仕留めきれなかったことで

中盤以降はより顕著にゴール前を固める相手に

讃岐はどこまで内側へ切り込んで行けるかという構図ですが

やはり攻めあぐねる展開になっていきました。

 

 

 

岐阜のローブロックに対し攻め筋が見つけられず苦戦する讃岐。

 

後方の守備陣を少しでも前に引き出そうと
前川選手や川西選手がアドリブでポジションを下げたり
バックパスで釣ってみたりと策は講じていましたが
相手は反応することなくゴール前は閉ざされたままだった。

 

岐阜の【4-4】ブロック内部(赤枠)へ攻め入ろうにも
適当に放り込んでボールを収められる屈強なタイプは不在で
地上戦に縛られてしまう今の選手層ではなかなか太刀打ちできず…。

 

 

結局後半の枠内シュートは0本に終わり

こちらがボールを動かしても相手が奪いに来ないという

八方塞がりの塩試合でまんまと逃げ切られてしまった讃岐。

 

 

相手への対策は形を見せこの試合はやれるぞと高まる期待が

好機を逃しているうちにリードを奪われ劣勢に立たされると

守備を固められてもがき苦しむ状況に抗えずタイムアップを迎えるという

前節と同じようなパターンに嵌まってしまったかなり堪える敗戦…。

 

 

先制できた試合(2勝2分)と先制された試合(2分4敗)とで

明暗がくっきり分かれているこれまでの傾向から言っても

今のチームに選考されてしまったシチュエーションから

逆転まで持っていくエネルギーを求めるのは酷でしょうか。

 

 

だからといって途中で諦めろというのは度し難い話…

こういった試合展開になっても乗り越えていける強さを

少しずつでも身に付けていってもらいたいです。

 

 

 

 

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さて今回は

 

カマタマーレ讃岐試合回顧・2025

【第10節・vsFC岐阜】

 

 

をテーマにお送りしてきましたがいかがでしたか?

 

 

これまで一進一退のシーズンを過ごしてきた印象でしたが

ついに連敗を喫し次第に負債のほうが大きくなってきた事実が

重くのしかかる今日このごろ…。

 

 

攻撃陣の不発が続き辛抱強さが求められるなか

懸命にボール回収に勤しむ岩本選手の存在が

溜飲を下げる一服の清涼剤となりつつあります。

 

 

彼を始め奮闘している守備陣が楽をできる試合が

たまにはあって欲しいと思うのですが

現実とはなかなか上手く行かないものです…。

 

 

さらにピッチ外でもこれまでクラブに尽力してきた

池内社長が任を解かれるという驚きのニュースも!

 

 

 

サポーターとの距離も近く親身な関係を築いてきただけに

突然の別れは物悲しい感情も湧いてきますが

経営的にも成績的にも決して潤っているとは言えない現状から察するに

実務能力に関しては厳しい見方をされて致し方ない部分もあるでしょう。

 

 

これからは立場が変わってしまうことになりますが

願わくばこれからもチームを愛する一員として

顔を合わせることができればいいなと思います。

 

 

次節は少しのブレイク期間を挟んで
ゴールデンウィーク期間中の開催となる【福島ユナイテッドFC】との一戦。

 

引用元:football-emblem

 

 

細かいパスワークと積極的な突破を随所に発揮する

屈指のアタッキングフットボールは今季も健在で

ここまでリーグトップの18ゴールを記録する超攻撃的スタイルを誇示。

 

 

センターバック以外のフィールドプレイヤーは

どんどんと敵陣へ進出してくるため守備対応の強度は必須で

ボールホルダーに対しどれだけプレッシャーを与えられるかが鍵になるでしょう。

 

 

攻守が反転した際にはゴール前が脆弱になっているため

カウンターを得意としている讃岐にとっては比較的与し易い相手で

昨季2戦2勝とシーズンダブルを達成しているという過去の結果にも表れています。

 

 

撃ち合いになれば福島が優位になるのは間違いないので

一歩でも半歩でも早く球際へ詰めるハードなディフェンスを

トレーニングで意識付けて目先の一勝を掴み取ってもらいたいです。

 

 

間隔が空くこのタイミングで現状をしっかりと整理して

心機一転いい形で再スタートが切れることを願って

本稿を結ばせていただきます。

 

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

 

ではまた別の記事にてお会いしましょう。

 

 

⇩前回記事⇩

 

 

 

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