【カマタマーレ讃岐】独自目線で読み解く試合回顧・vs福島ユナイテッドFC【2024・明治安田J3リーグ第15節】◯ 1-0

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皆さんこんにちは、懲りないトモです。

 

 

今回のテーマはこちら。

 

 

カマタマーレ讃岐試合回顧・2024

第15節・vs福島ユナイテッドFC

 

福島讃岐

 

こちらをお送りさせて頂きます。

 

 

前週は天皇杯1回戦に臨み三菱自動車水島FCと対戦した讃岐は

格上挑戦で意気が揚がる相手に押され一時2点ビハインドとなるも

奮い立ちスコアをひっくり返し勝ち上がりを決めました。

 

 

 

息の詰まる接戦をモノにした成功体験を引っ提げ

低迷に苦しむリーグ戦にも新たな風を吹かせたいところです。

 

 

迎え撃つ立場の福島は攻撃的なスタイルが根付き

リーグ戦は直近4連勝中と急上昇しており

前節も退場者を出しながら逆転勝利を掴んでいます。

 

 

 

 

躊躇なくゴールへ向かうアクティブなサッカーを

いかにして封じ込めていくのか…

用意された対抗手段にも注目が集まります。

 

 

攻撃に躍動的な福島と守備から引き締め直す讃岐のマッチアップは

どういった決着を迎えることになったのでしょうか。

 

 

振り返り私見で考察していきますので

最後までお付き合いください^^

 

 

では参りましょう!!

 

 

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両チームのスタメンは以下ようになりました。

 

 

フォーメーション図

引用元:SPORTERIA

 

 

讃岐は板についてきた【3-4-2-1】でスタート。

 

 

守備時は【5-4-1】へ可変しブロックを敷く形を基本としていましたが
この試合では前プレから嵌めに行くシーンも見られ
新たなバリエーションを用意してきました。

 

 

フォーメーション図

引用元:SPORTERIA

 

 

対する福島は【4-1-2-3】のフォーメーションを採用。

 

 

中盤が薄い仕様上、あまり高い位置でのボール奪取は狙わず
自陣からのリスタートでビルドアップしながら
チャンスメイクしていくのが基本となっているようです。

 

 

まずこの試合を語る上で重要なファクターとなったのは

止むことなく降り続いた大雨によるピッチコンディションで

普段よりボールが走る状態が生み出されていました。

 

 

引用元:X(旧Twitter)

 

 

このピッチへの適応力が高かったのは讃岐側で

結果的には恵みの雨と言える気候になりました。

 

 

引用元:Football LAB

 

 

今季ここまでリーグ2位(※)を誇るパス数が平均を大きく下回り

日頃のスタイルとは異なる戦い方を求められ

難易度が上がったことでしょう。

※リーグトップは沼津で奇しくも讃岐の初勝利となった相手。

 

 

そういった外的要因に加え

讃岐の守り方も意図して速攻を誘うような構えを取り

福島側がそこにチャレンジしていく格好になったのも

ひとつ大きな展開のアヤとなった事象です。

 

 

 

自陣リスタート時に【2-3-2-3】へ可変する福島に対し
オールコートマンツーマンの形で前からハメに行く讃岐

 

自陣が密集しているためロストした際に危険度の高い遅効を避け
少ない手数で前線を狙うシーンが多く見られたが
讃岐が誘っている状況なので心の準備は整っていた。

 

 

ひとつ剥がせれば一気に形勢が入れ替わるし
捕まればカウンターを浴びるという互いにリスキーな流れは
緊迫感のある応酬となり見ごたえは十分。

 

 

付け加えるならば主導的に仕掛けている讃岐のほうが

予め想定していた戦い方ができていたことになるので

優位な試合展開が作れたと言えるでしょう。

 

 

戻りながら守る機会の多かった福島は

クリアする際にコーナーへ逃げることも度重なり

セットプレーが増えていったことも後に試合を動かす布石でした。

 

 

システムの噛み合いもあって

讃岐が用意したマンツーマンディフェンスが効き

福島の自由を奪い内容で上回った前半。

 

 

ただスコアはイーブンのまま終えたので

ひとつ間違えば形勢は一変するだけに

緩めることなく後半に向かって欲しいところです。

 

 

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後半もマンツーマンディフェンスに苦戦する福島は

途中で引っ掛かってはシュートまで持っていかれるシーンが続き

大勢が変わることなく推移していきます。

 

 

讃岐としてはキーパーから始まるビルドアップ対応への自信が

シュートで終わればOKといった認識に繋がり

積極的に打っていけた要因になったのかもしれません。

 

 

ただ無抵抗で終わるわけにはいかない福島は
センターフォワードを長野選手に替えたことを契機に
両ウイングがマーカーを釣る動きを見せ始めます。

 

 

それにより劣勢を一気にひっくり返す可能性があった

渾身のワンチャンスを生み出しますが

惜しくもポストに嫌われ讃岐としては肝を冷やしました…。

 

 

 

マンツーマンで付いてくることを逆手に取り
センターバックを引っ張り出す動き(赤枠)を見せ撹乱。

 

塩浜選手が自身で空けたスペースにボールを落とし
反応した長野選手がフリーで抜け出し強烈なシュートを放つも
無情にもポストを叩きスコアを動かすには至らず。

 

 

逆に最大のピンチを逃れた讃岐は

変わらず押し込む場面を続けたことで

待ちに待った瞬間を迎えます!

 

 

 

 

奮闘を続けたディフェンスリーダーのドンピシャヘッドがネットを揺らし

値千金の先制点を奪った讃岐は反撃に備えながら時計を進めます。

 

 

被シュートシーンはあったものの

身体を張ったブロックで跳ね返し

被枠内シュートは90分で1本に抑えきり完封!

 

 

積極守備で好調だった相手の出来を上回った

文句なしの完勝劇でした^^

 

 

 

 

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さて今回は

 

カマタマーレ讃岐試合回顧・2024

【第15節・vs福島ユナイテッドFC】

 

 

をテーマにお送りしてきましたがいかがでしたか?

 

 

ここまで試していなかった新境地を開拓し

私個人としては非常に満足のいく試合になったと思います^^

 

 

『オールコートマンツーマン』といえば

無双していたシャビ・アロンソ率いるレヴァークーゼンを破った

アタランタが用いて話題となっていた戦術。

 

 

 

 

ここから着想を得たのではないかと思われますが

実戦で使えるレベルまで落とし込んだ指導力は

頭脳派将軍の名が伊達ではないと証明してくれました!

 

 

ただこれから気温も上がってくるし

日差しの強い中で行われる試合も多いでしょうから

フルシーズンをこの戦い方で乗り切るのは現実的ではありません。

 

 

またその時々に即したアプローチを見せてくれることを

期待して見守り続けましょう^^

 

 

次節の対戦相手はFC大阪となります。

 

 

こちらは福島とは一転してパス・ドリブルなど

攻撃の指標が軒並み低水準のスタイル。

 

 

【4-4-2】をベースにしながらサイドバックの攻撃参加により

3バックへの可変するシーンが多く

サイドアタックからセットプレーを奪って攻め入る狙いを持っているようです。

 

 

逆に守備面ではオーソドックスなブロックで跳ね返す

リーグ最少失点数を誇る堅守を備えているため

アバウトな繋ぎではチャンスを作るのも難しそう…。

 

 

ボールを持ちながら戦うことになりそうなので

自発的な攻撃パターンが求められますが

4バック相手となれば大外から崩していくのがベターで

富山戦の失点シーンが讃岐にとっては参考になるかと思います。

 

 

 

 

相手の特徴が一変するので準備も一筋縄ではいきませんが

上手くアレンジを加えて主導権を握る戦いを期待したいです。

 

 

それでは今回はこれにて本稿を締めくくらせていただきます。

 

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

 

また別の記事にてお会いしましょう。

 

 

⇩前回記事⇩

 

 

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