【カマタマーレ讃岐】独自目線で読み解く試合回顧・vs奈良クラブ【2023・J3リーグ第11節】△ 1-1

 

 

皆さんこんにちは、懲りないトモです。

 

 

今回のテーマはこちら。

 

 

カマタマーレ讃岐試合回顧・2023

第11節・vs奈良クラブ

 

 

讃岐奈良

 

 

vs

 

 

 

 

こちらをお送りさせていただきます。

 

 

前節の岐阜戦は相手の出方を読み違えたことが伺えるほど

立ち上がりから後手を踏む展開で歯止めがかからないまま

失点を重ねて敗れた讃岐。

 

 

アドバンテージのあるホームで今ひとつの戦いが続き
チームとして嫌な雰囲気が漂う状況をこの試合で打破できるのか?

 

 

 

対戦相手の奈良はリーグ戦直近5試合を4勝1敗と

良好な結果を叩き出しているチーム。

 

 

スペイン人・フリアン監督の志向するポゼッションサッカーで
ボールを保持しながら攻守のリズムを握り
特に守備面はこの間僅か1失点という驚異的な数字を残しています。

 

 

 

 

リーグワーストタイと得点力不足に苦しむ讃岐は

この強固な牙城を崩すことができたのか…?

 

 

試合を振り返って考察していきますので

是非最後までお楽しみ下さい。

 

 

では参りましょう!

 

 

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練り上げた奇策で奈良の王道崩しに挑む

 

 

両チームのメンバーはこちら。

 

 

フォーメーション図

引用元:SPORTERIA

 

 

フォーメーション図

引用元:SPORTERIA

 

 

笛がなって選手の並びを見たときに最も驚いたのが

奥田選手を左サイドバックに置くフォーメーション。

 

 

相手のエース・浅川選手に守りの要(奥田選手)をマッチアップさせる
対奈良専用のシフトを敷く米山監督の攻めたアプローチは
心の中で拍手喝采を送るほど冴えた初手でした^^

 

 

同じく面食らったであろう奈良が試合の入りでもたつく間に

川﨑選手、福井選手と立て続けに枠内シュートを浴びせかけると

相手のミスから生まれた三度目のチャンスに森選手が右足を振り抜く豪快な一撃!

 

 

引用元:カマタマーレ讃岐オフィシャルサイト

 

 

リーグ戦6試合ぶりとなる待ちに待ったゴールの瞬間が訪れ

一体となって歓喜に沸く讃岐の選手・スタッフ・サポーター!!

 

 

 

 

敵を欺く奇策を繰り出し目論み通りに奪った先制点でした!

(奇策と聞くと『刀語』を思い出すアニメ好き運営者…^^;)

 

 

刀語】とがめの年齢・正体や左目の秘密を考察!最後死んだ理由は? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

引用元:BiBi

 

 

しかし、その喜びが束の間に消え去ってしまうことになろうとは…。

 

 

わずか3分後に自陣でのパス交換でやや乱れが起こったときに

高橋選手が大きく蹴り出そうとしたところを酒井選手に狙われ

ブロックされたボールがそのままゴールイン。

 

 

これはさすがに擁護しがたい失点シーンとなりました。

 

 

 

 

知恵を振り絞って苦心の果てに奪い取った先制点を

安易なプレーで失ってしまった讃岐はここから

えも言えぬ難しい精神状態で試合を進めていくことになります。

 

 

引用元:Football LAB

 

 

少ないタッチ数でシュートまで行けていた最序盤に対し

失点後はボール保持率が増えていることが数字で表れているように

この試合で狙っていた思い切りの良い速攻は鳴りを潜めていきました。

 

 

後半も形を崩さずポゼッションを高める奈良に対し

少し攻め方を変えたのが讃岐。

 

 

 

 

前線の選手を入れ替えて裏抜け一本に絞る
0トップに見えるシステムで勝機を伺います。

 

(システム的には【4-2-4-0】という感じでしょうか?)

 

 

 

 

なかでも岩岸選手の動きが非常に特徴的で
左から右へのダイアゴナルラン(対角線に走るプレー)を徹底。

 

 

ヒートマップ - 岩岸 宗志

引用元:SPORTERIA

 

 

後半唯一の得点機となる鳥飼選手のヘディングに合わせるクロスも

この動きから抜け出したもので

相手の強固な壁を崩す蟻の一穴となるはずでしたが

惜しくもポストを叩く結果に…。

 

 

奈良も選手交代により若干の修正を図り

浅川選手を左に移すと讃岐も奥田選手を右に入れ替えて対応。

 

 

対奈良シフトの浅川封じを貫き通す執念の采配を見せます。

 

 

 

 

目先の結果にこだわる姿勢を示しましたが

最終盤に守備が軽くなった左サイドを崩され

まさかのPKを献上…。

 

 

 

 

まさに絶体絶命の大ピンチとなりましたが
この場面で高橋選手が前半の借りを返す
名誉挽回のビッグセーブを繰り出し難を逃れます!

 

 

【カマタマーレ―奈良】試合終了間際、相手のPKを好セーブするカマタマーレのGK高橋拓(黄色のユニホーム)=Pikaraスタジアム

引用元:四国新聞社

 

 

高橋選手は試合を通してのパフォーマンスだと評価に困るものでしたが
メンタル的に難しい立場にありながら
ここ一番で大仕事をやってのける精神力は称賛に値します!

 

 

これにより1-1のドロー決着となったこの試合。

 

 

讃岐の狙いが速攻であったことを考慮しても

自分たちが対策されたなかでこのポゼッション率を記録した

奈良の地力には驚かされました。

 

 

引用元:Football LAB

 

 

どちらも勝ちたかったと思いますが

お互いにチームコンセプトは出せた試合になったので

これでも納得できる結果なのではないでしょうか?

 

 

スタッツでは読み取れない

両軍の思惑がぶつかり合った好ゲームで

見ている側としては満足度の高い一戦でした^^

 

 

 

 

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さて今回は

 

『カマタマーレ讃岐試合回顧2023第11節・vs奈良クラブ』

 

 

をテーマにお送りしてきましたがいかがでしたか?

 

 

開幕前は存在を軽視していた奈良でしたが
対人守備に強いセンターバックとポゼッション率の高さで
抜群の守備を構築している面白いチームでした!

 

 

 

 

昇格初年度のチームがこのサッカーを見せてくるわけですから

J3は本当に難しいリーグになっています。

 

 

讃岐も負けず劣らずの質がゲームで出せるように

各自頑張っていかないといけませんね!

 

 

次節の対戦相手はカターレ富山

 

 

引用元:football-emblem

 

 

ベースのシステムは【4-4-2】を用いているので

ミラーゲームになる可能性は存分に考えられます。

 

 

富山もセンターバックが強力なので

得点を奪うためには攻撃に人数を割く必要もあるでしょう。

 

 

そして中盤の底にゲームメーカーの末木選手がいるので

後藤選手や竹村選手など守備のできるインサイドハーフを置くのが

相手のストロングを消せる手段になり得るのでは、と私見を述べてみたり…^^;

 

 

ただこの試合は次の週中に行われる
天皇杯2回戦(ジュビロ磐田戦)も
視野に入れながらの選手起用になります。

 

 

ここは意見が分かれるかと思いますが

個人的には勝ち上がればJ1首位に位置する

ヴィッセル神戸と対戦する(可能性の高い)天皇杯のほうが

優先順位は上なのでターンオーバーを推奨したいですね。

(皆さんはどうお考えですか?

私の意見は少数派なのかな…^^;)

 

 

富山戦は米山監督がどのような意図を持っているのか
メンバー選考から注目して見たい一戦なので楽しみです!

 

 

 

といったところで今回は締めくくらせていただきます。

 

 

本稿も最後までご覧いただきありがとうございました!

 

 

それではまた別の記事にてお会いしましょう。

 

 

⇩前節記事⇩

 

 

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