皆さんこんにちは､懲りないトモです｡
今回は先日行われました2022・J3リーグ第8節
カマタマーレ讃岐×FC今治
こちらの試合回顧を行って参ります!
結果は0-1で今治が一進一退の攻防を制し
引き分けを挟んでの3連勝と好調を維持｡
特に守備の安定感が抜群で4試合連続無失点を記録｡
ウノゼロで勝つ試合巧者ぶりが板についてきた印象です｡
一方の讃岐は2連勝と勢いを持って臨むも
前後半それぞれ決定機で得点を奪えず…｡
ネットを揺らしていれば結果は変わっていただけに
終わってみれば痛恨のシーンとなりました｡
ではここから詳しく振り返っていきますので
どうぞ最後までお付き合いいただければと思います｡
神は細部に宿る…微差の積み重ねで後塵を拝す
今節のメンバーはこちら｡
🏆5/4 #マックスバリュ西日本presents 今治戦
スターティングメンバー発表#高橋拓也#伊従啓太郎#西野貴治#遠藤元一#川﨑一輝#西本雅崇#長谷川隼#渡辺悠雅#青戸翔#後藤卓磨#松本孝平#カマタマーレ讃岐 pic.twitter.com/KuusgGD8JH— カマタマーレ讃岐 (@kamatama_kouhou) May 4, 2022
中3日と間隔の詰まったスケジュールを考慮して
ターンオーバーも想定される状況でしたが
前節とスタメンを入れ替えたのは1名(鯰田選手→西本選手)のみ｡
4-3の守備ブロックが非常に強固な今治相手なので
運動量を増やす狙いで西本選手の起用は頷けますが､
他に選択肢として考えられる選手が居なかったのは少し厳しかったですね…｡
加えて気温はそこそこながら快晴で日差しは強く
レギュラーとして出続けている選手は
溜まった疲労感を完全に拭うのは難しかったでしょう｡
そして今治はバリエーション豊富で効果的な攻撃を披露｡
前半の狙いは両サイドにウイングトップを張り出す形で
サイドの深い位置へ侵入｡
センターバックが追いかけて行くと真ん中が手薄になるし
ウイングハーフが下がると攻撃へ転じるタイミングが遅れる…｡
讃岐はボールサイドのウイングを下げる
可変4バックのような形で徐々には対応できていましたが
誰が捕まえに行くかが定まるまでは完全に翻弄されてしまいました｡
そうかと思えば後半からはパワータイプのポストプレーヤーを投入して
前線に目標を作って2列目・3列目の攻撃参加を促すスタイルに変更｡
スペースは埋めながらもマークの受け渡しに手間取る讃岐は
ゴール前の人数は足りていながらもフリーになる機会を許してしまい､
攻撃のキーマンとして機能していたラルフ選手に
ゲームの行方を大きく動かす得点を献上してしまいます｡
引用元:FC今治オフィシャルサイト様
先制点さえ取ってしまえばブロックを作って
カウンターを狙いつつ時間を消化させるのみ｡
悠然と時間を使う今治にフラストレーションを溜めた讃岐は
遠藤選手がヒートアップして警告を受けてしまうシーンも…｡
※わざとらしい倒れ方でイタズラに時間経過させるプレーについての賛否は
ここで言っても負け惜しみになるのでもどかしいですが
ルール上問題なくても個人的には尊敬していません｡
釣られてしまった遠藤選手に非はあれど､私としては責められませんね…｡
得意の展開に持ち込んだ今治に対し
為す術は殆ど残されておらず､
敢えなくそのまま試合終了の時を迎えました｡
試合間隔・気候による疲労感や戦術のバリエーションなど
小さく積み上がった僅かな違いが大きな結果の差となって現れた試合｡
勝利の女神は細部の隙をも見逃してくれない
なかなかの気難しさをお持ちのようで参ってしまいますね…｡
ただ主導権を握られながらも
相手が肝を冷やす場面を創出できていたのもまた事実｡
膠着する試合でそこを決めきれないことは
命取りになることを今回身を持って学びましたから
これからの糧にしていってもらいたいです｡
もう一度対戦が残されているわけですから
今回の借りはしっかり返さないといけませんね^^
といったところで今回もそろそろ締めのお時間となりました｡
やはり隣県対決というのは結果から受ける一喜一憂の大きさが
他の対戦相手とは少し異なるものがあり
負けた悔しさは未だに引きずる部分もあります｡
だからこそ前に進むための原動力にもなり得ます!
次節はアウェイでテゲバジャーロ宮崎と対戦｡
チームを離れてもなおカマタマーレに貢献してくれている
愛すべき仲間・石井健太選手が在籍していることもあり
手心を加えたくなるところですが､勝負の世界ではまた別の話!
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※石井選手､素晴らしい活動を行っていただきありがとうございました!
今治と同じく4-1-2-3の基本システムながら
こちらは攻撃に寄った狙いを見せるチームで
おそらく今治戦よりオープンな試合展開になるでしょう｡
攻守の切り替えにいち早く反応できるウイングと
二列目のオープンスペースを活かすアイディアが必要に思われますので
交代選手を含めこの辺りが務まる選手を多く連れて行ってもらいたいですね!
天皇杯の出場辞退は残念でしたが
裏を返せばリーグ戦に集中できる状況になったということに｡
万全の調整を経ての
勝利という手土産をお待ちしております^^
本稿も最後までお読みくださいましてありがとうございました!
それではまた次回お会いしましょう｡
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