皆さんこんにちは、懲りないトモです。
今回は先日行われましたJ3リーグ第30節
『福島ユナイテッドFC×カマタマーレ讃岐』
の試合回顧をお届けさせていただきます。
日本サッカーの発展に大きく関わっている
Jヴィレッジのスタジアムが使用された今季最終戦は
1-1のスコアで引き分けに終わり
シーズンでわずか4勝という不甲斐ない成績で
幕を下ろすことになりました。
長く苦しい戦いは浮上の兆しも見えぬまま
終わりの時を迎えましたが
最後に奪った渾身のゴールが
まだ見ぬ未来を明るく照らしてくれるのか…?
それでは振り返って参ります。
【公式】ハイライト:福島ユナイテッドFCvsカマタマーレ讃岐 明治安田生命J3リーグ 第30節 2021/12/5
始まりの悪夢と決別
今節の登録メンバーはこちら。
【12/5(日)福島戦】
スタメン発表#渡辺健太#小松拓幹#西本雅崇#遠藤元一#鯰田太陽#川﨑一輝#佐々木渉#中村駿太#薩川淳貴#重松健太郎#福井悠人
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— カマタマーレ讃岐 (@kamatama_kouhou) December 5, 2021
3バックの真ん中に西本選手
アンカーに鯰田選手を置き前線への推進力を
強める狙いがありそうなスタメンでしたが
福島のハイプレスに押し戻され攻撃の糸口が見出せず…。
完全に後手を踏んだスタートとなりました。
福井選手はプロ初スタメンで出場。
ゼムノビッチ監督の秘蔵っ子は恩師最後の試合に
意気込みもあったと思いますが、
供給されるボールは殆どが苦し紛れの雑なパスで
見せ場の一つも回ってこない状況のまま途中交代。
悔しさを晴らす時は来季に持ち越しとなります。
そんな苦境で輝いたのが
第2節以降は出番の回ってこなかった不遇の男
渡辺健太選手
https://soccer.yahoo.co.jp/様より引用
チームに多大なる悪影響をもたらした愚将・上野山信行の
全くフィットしない奇天烈な戦術のもと抜擢されたのが運の尽き。
2戦6失点の戦犯扱いを受けて最終節まで長い冷遇期間が続きました。
もし高橋選手が怪我で出遅れなければ
その立場は逆になっていたかもしれません…。
高橋選手的には『怪我の功名』というやつでしょうか?^^;
高橋選手が直近3試合で8失点と振るわなかったことから
ようやく出番を掴んだ渡辺選手は
昨季まで在籍していた古巣相手に躍動。
ディフェンスラインは攻守においてバタバタしており
ハイプレスに怯んで自陣で簡単にボールロストしては
シュートを打たれていましたが、
望むところと言わんばかりの好セーブを見せてくれました。
【GKスタッツ】
止めも止めたり!
1試合でシュートセーブ8本を記録した #渡辺健太 選手のスタッツ📊https://t.co/na7FbfMyvm再三ピンチを迎えながらも1失点だけで凌いだことが、終盤の同点劇に繋がりましたね👏#カマタマーレ #kamatamare #JSTATS @gk_kdd @kamatama_kouhou
— SPORTERIA (@SPORTERIA_JP) December 6, 2021
渡辺選手が耐え忍んでくれなければ
この試合も敗れていたことでしょう。
彼自身は最後の最後で憑き物が落ちたという感じでしょうか?
チームもそうであって欲しいと強く思います。
未来へ突き刺す希望のゴール
渡辺選手の奮闘はあるものの
今日も今日とてゴールの遠い展開が続く
リーグワーストの得点力に泣く讃岐。
しかしこの試合では交代策がじわじわと効果をもたらす
珍しい展開を見せます。
※軽い采配批判…(笑)
ハーフタイムで鯰田選手に代えて西野選手を投入。
西本選手をアンカーに上げて西野選手を3バックの真ん中に置きます。
激しいプレッシングに持ち味の展開力を消され、
マッチアップでも樋口選手に子供扱いされていた鯰田選手。
不慣れなセンターバックを務め
ラインコントロールもポジショニングもままならなかった西本選手。
この交代は、その両方の穴を塞ぐテコ入れになりました。
その後も防戦は続くものの徐々に息切れしてきた相手に対し
少しずつ攻勢を強めていく構図になり、
それが実を結んだのは後半38分。
この日ミスが一番目立っていた小松選手の
センターレーンへ出した鋭いパスから
重松選手→佐々木選手→中村駿太選手まで
ワンタッチで繋ぐ鮮やかなパスワーク。
フィニッシュを決めた中村選手は利き足の右から切り返し、
左足を振り抜いてゴールに突き刺す豪快な一撃!
3-1-4-2に戻してゴールを奪うことに注力してきたここ3試合。
ようやく自軍の選手が得点者として記録されることができました。
他所様に言わせれば何情けないことを…と思われるかもしれませんが
J3リーグで最下位に沈む、言わば日本のプロサッカークラブ最弱に位置する
我々にとっては非常に大きい意味を持つゴールです。
この1点が来季へ…そしてその先の未来へ繋がる
輝かしいゴールになることを願います。
といったところで今回はこの辺りで失礼致します。
選手・スタッフ・サポーターの皆様
そしてサッカーに関わるすべての方々、
一年間お疲れさまでした。
私事ではございますが今年より始めた当ブログで
カマタマーレ讃岐のリーグ戦全試合回顧を
記事にしたためることができました。
そしてホーム14試合・アウェイ5試合(※1)の述べ19試合を
現地で見届けることが出来たことはとても幸せでした。
(※1/岐阜・鳥取・横浜・富山・福島)
来季も引き続きお付き合いいただけると嬉しく思います^^
勝ってくれると筆が進むので、できれば結果も出してください…(笑)
ここまでお読み下さいましてありがとうございました!
それではまた次回お会いしましょう。