カマタマーレマッチレポート〜21.04.04 vs藤枝MYFC

皆さんこんにちは、懲りないトモです。

 

 

上野山GM兼任監督電撃辞任の衝撃が醒めないまま

迎えることとなってしまった藤枝との一戦。

 

様々な感情(負の要素多め)を抱えながら

試合に臨む方が大半だったことかと思います。

 

選手・スタッフ・サポーター、立場は違えど

共にクラブを思う仲間同士…

経験したことのない状況に戸惑いはあったはずです。

 

そういう意味でこの日最大のポイントは試合前にありました。

 

 

今回は試合内容に触れる部分より

こちらに焦点が当たるかと思いますが、

私が感じたことを書いていこうと思います。

 

 

試合前、池内社長の事情説明

 

大粒の雨が降り注ぐPikaraスタジアム。

選手のアップが始まる前のピッチに

池内社長は立ち、事の経緯を話し始めます。

 

 

内容はだいたいで記憶していることをご了承ください。

 

まず、上野山氏に辞任を申し入れられたのは

岐阜戦翌日に会談した際だという。

成績不振に対する責任を取りたいという言い分。

 

社長はまだ2試合しか終わっていないと慰留に努めたものの

昨年もGMの立場でチーム作りに携わっていたこと、
それを踏まえてチームの成長に貢献できていないこと

 

を理由に慰留の申し出を固辞。

 

せめてGMとしてはチームに残れないのかと

可能性を問うた事への回答は、

チームの役に立てなかった自分が
後任監督の評価をするのは筋が通らない

 

と強い辞意を示したそうだ。

 

 

確かに言っていることに正当性は感じる。

 

けれどチームの再建を託され、全権委任されている人間の
責任の取り方として身を引く事が正解の道だったかというと
甚だ疑問。

そしてそのことを自身で語らずに

現場に丸投げして雲隠れしてしまったことに対しても

強い不信感を抱く。

 

 

結局上野山氏と共に歩んだこの1年数ヶ月は

上野山信行という人間の身の程を証明するだけに費やした時間

だったのだなと思いました。

 

 

多分自分が悪者になることで

チームを好転させることが最後の使命とか

おこがましいことを考えていそうなので、

お望み通り悪者に仕立て上げればいいのかなと思います。

(※個人的見解ですので悪しからず…)

 

 

もちろん上野山氏に全てを賭けた
フロントや我々にも責任はあり、

大きな賭けに敗れたのだから無一文になるのも道理。

 

 

まさしくゼロからの再出発となった。

 

 

試合回顧

 

結果は0-1で敗戦となり開幕3連敗。

得点数も未だ0のままと浮上のキッカケは掴めなかった。

 

 

 

この試合を見て思ったのは、

暫定監督の西村俊寛さんは上野山式メソッドを

捨てるやり方を選んだのだろうと感じた。

そしてどことなく懐かしさも覚える展開だったということ。

 

相手の虚を突く3バックにシステム変更したこと。

劣勢になった時になりふり構わぬパワープレーを選択したこと。

 

脱・北野を図り、上村→望月→上野山と繋いできた間に

徐々に見られなくなってきた光景が蘇ってきたのは

まさに先祖返りしたという印象。

 

 

西村暫定監督の指導歴はその大半が讃岐で築いてきたもので、

言うなれば北野さんの門下生なので

一番熟知したやり方が北野スタイルなのだろう。

 

まさかまたここに戻ってくることになるとは…と

感慨にふけってしまった。

 

クラブの成長を見据えると良策とは言えないが、

現状のドン底から脱却するという

何とも情けない目標を超えるには悪くない選択肢かもしれない。

 

実際、レベルの高いプレーを要求されなくなって

戦術がシンプルになったため

選手から感じるプレー中の迷いは少なくなったような気がする。

 

現在の予算規模で指導力の高い監督を連れてくるというのは

到底叶わぬ望みだろうから、現体制で急場を凌いでいくのが

最善策かな、と思う。

 

 

「急いては事を仕損じる」

 

焦って新監督を決めたり、

安易に西村さんを正式な監督に据える必要はないので

(十分検討した上で適任と結論付けたのならアリです)

目先の結果は求めないで勘違いせず、地に足付けて

時間をかけて新たな方向性を探って欲しい。

 

この試合で特筆すべき選手は居なかったが、

戦う気持ちを見せてくれたことには感謝しかない。

キャプテン竹内とGK浅沼の気迫が

チームの空中分解を防いでくれたのではと思います。

 

 

 

洒落たサッカーよりも泥臭いサッカーの方が

讃岐のチームカラーに合っているのかもしれません。

 

 

相手の藤枝ですが、こちらも近節は不調だったこともあり

手負いの讃岐相手に少し苦戦した印象ですが、

鈴木惇はこの試合においては別格でした。

 

彼のコンディションが良かったことが

勝敗を分けた要因になりましたね。

 

https://youtu.be/p7aoU_K-mIs

 

 

次節は

 

ホームでカターレ富山を迎えての一戦。

 

名将・石崎信弘監督率いるチームは現在まで2勝1分1敗。

両サイドに攻撃の起点を置き、右ウイングハーフの音泉翔眞は

新加入ながら機能している様子。

エースストライカーの大野耀平も得点感覚に優れたフィニッシャーだ。

 

反面、守備に若干の難がありそうで

今季初得点は取れるのではないかと

欲を出したいところ。

 

今まで対戦してきた長野・岐阜・藤枝と比べると

与し易い印象で、今後を占う試金石となるだろう。

 

 

いい準備をして、勝ちを目指して欲しいです。

 

 

では今回はこの辺で失礼致します。

最後までお読みいただいてありがとうございました。

 

 

それではまた次回お会いしましょう。

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