【カマタマーレ讃岐】独自目線で読み解く試合回顧・vsFC大阪【2024・明治安田J3リーグ第23節】◯ 3-1

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皆さんこんにちは、懲りないトモです。

 

 

今回のテーマはこちら。

 

 

カマタマーレ讃岐試合回顧・2024

第23節・vsFC大阪

 

FC大阪讃岐

 

こちらをお送りさせて頂きます。

 

 

前節の相模原戦では両軍の守備意識が色濃く反映され

非常に堅苦しい試合展開が続き

最後には自ら引き分けを狙う形で試合をクローズさせた讃岐。

 

 

 

 

負けが込む状況なので致し方ない部分はあるものの
麻雀で例えると自分がアガれる可能性が残る中で
ベタオリを選択したような消極的な判断には物足りなさを感じました。

 

 

ただ順位は18位に上がり薄氷の差で降格圏から脱することとなったので

これで肩の荷が少しでも軽くなり勝利に繋げることで

結果的に好判断へと化けることを期待したいところです。

 

 

対するF大阪も前半戦は最高2位に付ける好調な戦いを続けていましたが

後半戦に入り3戦未勝利と勢いに乗れず失速傾向で

前節も守備の要・市原選手を欠く大宮相手にゴールが遠くスコアレスドロー。

 

 

 

 

ここ3戦ノーゴールが続く現状から脱却を果たし

昇格戦線に踏みとどまるためにも

ここで勝ち点を落とすことは避けたいでしょう。

 

 

2週間のサマーブレイクの過ごし方にも影響を及ぼす

今後を占う意味でも大きな意味を持つ一戦は

どちらが勝利を掴むことになったのでしょうか。

 

 

私見を交え振り返り考察していきますので

最後までお付き合いください。

 

 

では参りましょう!!

 

 

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両チームのスタメンは以下ようになりました。

 

 

フォーメーション図

引用元:SPORTERIA

 

 

讃岐は普段通りの【3-4-2-1】を採用した時間帯が長くあったものの

スタートのシステムは見返す限り【4-4-2】で組まれていました。

 

 

 

 

最近の試合ではマンネリを招いていたような感じも受けていたので
システム変更は好意的に捉えたいのですが
前回記事で対F大阪に関しては【3-4-2-1】が有効だと見た
私の意見(⇓)とは逆行する判断が実際にどう作用するのか見ものです。

 

 

 

 

フォーメーション図

引用元:SPORTERIA

 

 

対するF大阪も一貫して続けている【4-4-2】の採用となったため

ミラーゲームマッチとなりました。

 

 

こちらは左サイドを任される舘野・利根の両選手が

攻守の局面によって位置取りを上下させることで

【3-4-3】へ左肩上がりに可変するシステムが特徴。

 

 

サイドを駆ける推進力を【4-4-2】のブロックで

防ぎ切ることができるのかに注目です。

 

 

試合は立ち上がりからF大阪がペースを握り

【4-4-2】ブロックの泣き所となるアウトサイドのスペースに入った

サイドバックを起点にゴールへと迫ります。

 

 

 

最終ラインを4枚に設定したことで
アウトサイドレーン(赤枠)を埋める存在が不在の讃岐。

 

発射台を潰さずとも中で奪ってカウンターと考えがあったかもしれないが
狭いエリアでもF大阪に上手く立ち回られフィニッシュを許す場面が続いた。

 

 

ワンサイドに押し込まれる流れが変わったのが飲水タイム後
このタイミングを機に普段の【3-4-2-1】に転じた讃岐
徐々にペースを取り戻します。

 

 

 

 

暑さが大きな懸念材料となる夏場の試合ですが

飲水タイムを挟むことで実質クォーター(四分割)化され

作戦の練り直しできたことはプラスに働きました。

 

※試合のタイムラインを見れば思った以上に一目瞭然でした(笑)

 

 

引用元:Football LAB

 

 

F大阪の【3-4-3】に可変してのキックアンドラッシュに

無理なくマンツーマンで守れる形になるので

対応しやすくなったのが要因でしょう。

 

 

 

讃岐が飲水タイム後から【3-4-2-1】にシステム変更したことで
F大阪は攻撃時にフリーになる選手が作れず行き詰まりを見せる。

 

中盤のイーブンな競り合いから裏に出たボールを
岩岸選手が抜け出すチャンスが転がってくるなど
明らかに試合の転換点と呼べる判断だった。

 

 

紆余曲折がありながらほぼ互角のスタッツで折り返しを迎えた一戦。

 

 

序盤に押し込んだF大阪と一気に巻き返した讃岐の構図から

後半にどういった変化がもたらされるのか

引き続きベンチの動向にも注目しながら見ていきたいところです。

 

 

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後半開始から再び【4-4-2】にシステムを戻していた讃岐。

 

 

意図の読み解けない判断に私としては困惑しましたが

ここまでこだわるということは現場では

何かしらの手応えがあったのでしょうか…?

 

 

試合の動向が気になる局面でしたが

その判定が下る間もなくプレースキック職人・江口選手の

想像を越える高精度ショットがゴールネットを揺らし

讃岐が先手を奪います!

 

 

 

 

ゴールまで距離のあるポイントでしたから

直接決まるという想定はしていなかったのですが

渾身の一撃を放って試合を動かしてくれました^^

 

 

流れがF大阪に傾きかけていたように感じていた中でのゴールは

タイミングも含めて値千金の一本と言えるでしょう!

 

 

スコアが動いたことでF大阪は得点を狙い前掛かりになり

讃岐は【3-4-2-1】へ戻しバランスを取りますが前半とは異なり

森川選手をウイングバックに置き、吉田(源)選手を前線に残します。

 

 

 

 

この配置転換がドンピシャにハマり

森川選手はサボることなくフルタイム頑張りを見せ

吉田(源)選手もいつもより攻撃的な役割で理想的な回答を出してみせます!

 

 

 

 

ゴールキックから始まったリスタートだったので

均衡したスコアならばF大阪も【4-4-2】で待ち構えるはずですが

ここではサイドバックが戻っておらず守備が乱れていたことで

讃岐に決定機を与えてしまいました。

 

 

決めきった吉田(源)選手のフィニッシュも見事でしたし

江口選手の先制弾に額面以上のダメージを受けていたことも

F大阪としては災いしたのでしょう。

 

 

このあとにF大阪がフリーキックをクイックスタートさせる奇襲で

ゴールを脅かしますが美馬選手のヘッドがポストに嫌われるなど

細部の運も讃岐に味方した向きが見られたゲーム。

 

 

 

 

その後に両チームがプレースキックの混戦から

1点ずつを取り合いトータルスコアは3-1で終了。

 

 

 

 

 

 

F大阪のプレースタイルに酷暑やピッチコンディションという条件も加わり

アクチュアルプレーイングタイムが【33分52秒】という

異常なまでの短さを記録しながら想定外のゴールラッシュに発展し

サッカーは何が起こるか分からないスポーツだと改めて思いました^^;

 

 

だからこそ結果は結果として考え

内容の良し悪しをしっかりと見て適切にチームと向き合いたいですし

変化を求め試行錯誤したこの試合の采配に関しては

いろいろなプランを示してもらえて満足度の高い試合となりました!

 

※ただ【4-4-2】を試すには相手が違ったのではないかという疑問は残りましたが…(笑)

 

 

今後のチーム運用に好影響が及んでくれるのではと期待が持てる

リーグ中断前の価値ある一勝に喜びもひとしおです^^

 

 

 

 

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さて今回は

 

カマタマーレ讃岐試合回顧・2024

【第23節・vsFC大阪】

 

 

をテーマにお送りしてきましたがいかがでしたか?

 

 

これまでは互角以上に渡り合う試合でも結果に恵まれず

苦悩の日々を送ってきましたが

その鬱憤を晴らすかの如く快勝を果たしホッとしました^^;

 

 

これを機に運が巡ってくるようになり

もう少し精神的な負担の軽い状況になって欲しいと思います(笑)

 

 

サマーブレイクで中2週の中断期間を挟み
次戦の相手となるのが【Y.S.C.C.横浜】

 

引用元:football-emblem

 

 

個々の能力に関して傑出した存在は有しておらず

攻守に大きな特徴も見受けられないチームで

基本的には相手によって戦い方を変える兵法を用いているイメージ。

 

 

ただここ5戦負けなしが続いていて

そのスカウティング能力は侮り難い相手です。

 

 

讃岐の基本システムから逆算すれば

1トップ2シャドーに対して3バックを充てがう形がベターでしょうが

F大阪戦で併用した2トップを採用してくる可能性も考えられるので

YS横浜側も頭を悩ませるでしょう。

 

※讃岐は赤星選手が累積警告により出場停止になるので

2トップで来る可能性は十分考えられるケースです。

 

 

前回対戦では讃岐が読み合いで後手を踏み

連鎖的に崩れてしまう情けない試合にしてしまっているだけに

今回は逆に出し抜いて主導権を握りたいと野心を持って臨むはずです。

 

 

 

 

過去5戦で4勝1分と圧倒的な好成績を残す三ツ沢での対戦なので

相性の良さも活かして続けて勝利を掴み取りたいですね!

 

 

引用元:Football LAB

 

 

ここを制し連勝街道へ進むシナリオを願って

今回はこれにて本稿を締めくくらせていただきます。

 

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

 

また別の記事にてお会いしましょう。

 

 

⇩前回記事⇩

 

 

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