【カマタマーレ讃岐】独自目線で読み解く試合回顧・vsヴァンラーレ八戸【2024・明治安田J3リーグ第11節】△ 1-1

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皆さんこんにちは、懲りないトモです。

 

 

今回のテーマはこちら。

 

 

カマタマーレ讃岐試合回顧・2024

第11節・vsヴァンラーレ八戸

 

讃岐八戸

 

こちらをお送りさせて頂きます。

 

 

前節(※第9節)の松本戦では攻撃の組み立てに四苦八苦し
簡単に与えた相手のリスタートから個の力に押され
失策を重ねる形で耐えきれず崩落した讃岐。

 

 

 

 

これにより今季リーグ戦10試合未勝利となり

重苦しいムードが拭えないチームは

まだ見えぬトンネルの出口を探し暗中摸索の日々が続きます。

 

 

対する八戸も苦しむ讃岐と勝ち点差は僅か『1』と同じく苦しみ

リーグ戦の直近5試合は未勝利かつ1ゴールしか奪えない得点欠乏症は深刻で

前節(※第3節)も北九州を相手にスコアレスで試合を終えています。

 

 

 

 

不本意にも最底辺を争う所謂『裏天王山』となるこのカードは

どちらかが反攻の狼煙を上げることになるのか

はたまた沼に浸かり続けることになってしまったのか…。

 

 

私見を交えて振り返っていきますので

最後までお付き合いください!

 

 

では参りましょう!!

 

 

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両チームのスタメンは以下ようになりました。

 

 

フォーメーション図

引用元:SPORTERIA

 

 

讃岐はこれまでと変わらず【4-4-2】でスタート。

 

 

負傷離脱していた冨永選手が名を連ねているのは喜ばしく
想像していたより早期に戦列にへと戻って来てくれたのは朗報です^^

 

 

そして左サイドバックも田尾選手に入れ替えていますが

今季は同サイドから崩されて失点に繋がるパターンが多く

主戦を務めていた深港選手のオーバーワークも気になるので

ここでお鉢が回ってきた背景はあるでしょうか。

 

 

活躍できれば序列を上げる千載一遇のチャンスになるので

緊張はあるでしょうがアピールしてもらいたいですね!

 

 

フォーメーション図

引用元:SPORTERIA

 

 

対する八戸も変更はなく今季一貫している【3-1-4-2】を採用。

 

 

ゴールデンウィーク3連戦で最も本拠地から遠い開催となるこの試合ですが
現状のベストメンバーを揃えて挑んできたと言って差し支えない陣容は
この試合に大きな意味を感じていることの証左でしょうか。

 

 

本気度の高さが伺える八戸が相手になりますが

讃岐としても遅れを取るわけにはいきません。

 

 

立ち上がりは八戸がボールを保持しながら試合を進め

イメージよりテクニカルな戦いを選択してきたので

讃岐としては少し面食らう格好になったでしょうか。

 

 

ベターに【4-4-2】でブロックを組みながら攻撃を受けていましたが
左サイドバックに抜擢された田尾選手のマッチアップで千切られるシーンが目立ち
自陣で構えるのが逆に危険な選択になっていました…。

 

 

 

予めウイングバックを高い位置に張らせて
ビルドアップしながらそこへ繋いでいく八戸。

 

田尾選手はフィジカルと高さでは対抗できていたものの
スピード勝負では音泉選手に振り切られるシーンがあり
宗近選手がオリオラ選手の対応とサイドバックのフォローという
荷重なタスクを担う羽目になっていた。

 

 

危ない時間帯が続いた讃岐でしたが

ビルドアップを続ける八戸に前プレを掛けることで

攻撃の質を落とさせる方法にシフトしてピンチを脱します。

 

 

 

八戸の自陣ビルドアップに対し前線はハイプレスを仕掛け
中盤も位置を上げてプレスに行ける間合いまで詰める讃岐。

 

プレッシャーを与えることで八戸の攻撃は質が下がり
ポゼッション率も次第に低減していくことになる。

 

 

攻撃がアバウトになったことで意図せぬ軌道のクロスが

バーを叩く危ういシーンも起こりましたが

全体感を見れば守備を改善したことで巻き返した讃岐。

 

 

ただハードワークと堅守が持ち味の八戸なので

主導的に攻めつつもカウンターのケアに抜かりはなく

ゴール前はしっかり鍵を掛け無難に凌ぎ切ったので

どちらにもゴールは生まれず前半終了。

 

 

勝利を掴むためにはどこかで大きなリスクを犯してでも

ゴールを取りに行かないといけない土俵際の決戦で

どのようなタクトを振るうのか…後半も注目です。

 

 

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ハーフタイムで復帰初戦の冨永選手と初スタメンの田尾選手、

まだ試合勘が鈍い様子だった2人を下げて

岩岸選手・奥田選手を投入した讃岐。

 

 

さらに前プレを掛けやすい【4-2-3-1】にシステムを移行し

後半は先手を打った形でゴールを目指します。

 

 

ただ攻めに転じたいこの場面でもボールを握られ

拮抗状態に陥りチャンスが得られない状況が続いてしまうと

いつものサイドにスペースが空く悪癖を突かれ痛恨の失点…。

 

 

 

 

 

ややズレた横パスに3人が反応するなか前澤選手がいち早く回収し展開。

 

フリーで受けた稲積選手に内田選手ではなく森選手が対応へ向かう
ロスの多い判断でクロサーへのプレッシャーは希薄になり
二列目の選手がバイタルへ続々飛び込む流れから最後は前澤選手がフィニッシュ。

 

 

サイドアタックからの被弾は今季幾度も繰り返されてきた

定番の失点パターンとなりつつあるので

気を付けてはいるのでしょうが…

結局今回も同じ轍を踏むこととなる厳しい経過を辿ります。

 

 

悲しいかなビハインドには慣れたもので
失点してからがスタートラインというか
攻撃のギアを上げる合図になる讃岐は
赤星選手を投入しアバウトに前線へ放り込み始めます

 

 

そして八戸側も4バックから5バックへとブロックの構え方を変え

虎の子の1点を守り切ろうという意識になると

広く空くことになったサイドバック前にスペースで受けた森選手が

2タッチで放り込んだクロスが岩岸選手にピシャリと合う同点ヘッド!

 

 

 

 

 

ブロックが【5-3】に変わったことでファジー(赤枠)にスペースが生まれた状況で
森選手は逆足の左に持ち替えてクロスを上げる。

 

普段であれば質を求め利き足で蹴れるような選択肢を探すシーンでしたが
とにかく手数を出していこうというベンチのオーダーが上手くハマり
狙ってもそうそう出せないくらいの綺麗なゴールがここで生まれる皮肉…^^;

 

 

攻めの一手が裏目に出て失点した讃岐と

逃げ切ろうと守り方を変えたことが仇となった八戸。

 

 

判断としては間違っていないにも関わらず
結果は真逆に表れるツキの無さが双方に出て
文字通りの『痛み分け』に終わったゲーム。

 

 

結果が出ない苦しみから開放されるその日を信じて

足掻いていく戦いはまだ続いていくようです…。

 

 

 

 

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さて今回は

 

カマタマーレ讃岐試合回顧・2024

【第11節・vsヴァンラーレ八戸】

 

 

をテーマにお送りしてきましたがいかがでしたか?

 

 

どちらも低迷している現状がピッチ上で顕在化したような結果となり

見ている側の私も苦しみを感じてしまう試合でした…。

 

 

それでも次なる戦いは待っているので

虚勢でも気持ちを奮い立たせて前へ進むしかありません。

 

 

対戦相手となるFC琉球は攻撃特化が信条の金鍾成監督らしく

アグレッシブにゴールを目指してくる難敵で

ホーム戦に限ってはここまで4戦で3勝1分と無類の強さを誇ります。

 

 

【3-4-1-2】という少し変則的なフォーメーションを採用し
トップ下を経由し様々な選手を攻撃に関わらせる戦術は脅威
ベテラン・富所選手の好調が波及し
エース・白井選手の得点量産にも繋がっているようです。

 

 

逆にカウンターを受けた際には
自陣で数的なアドバンテージは無い局面も出てくるので
讃岐としては中盤でのボール奪取能力が重要になってきます。

 

 

前節もカウンターからピンチを招く場面はあったので

ここは積極的に突いていきたいポイントでしょう。

 

 

 

 

ボールを握らない戦い方は今季のスタイルとは反しますが

勝つためにはこだわりを捨てることがここでは最善手となるでしょう。

 

 

とにかく1勝、意地でも最下位脱出を果たすため

内容は度外視で勝つことにフォーカスする戦いに徹すること。

 

 

理想を再び語るためにも今は結果だけを求めて

海を超えた先での健闘を願い吉報を待ちます。

 

 

といったところで今回はこれにて本稿を締めくくらせていただきます。

 

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました^^

 

 

また別の記事にてお会いしましょう!

 

 

⇩前回記事⇩

 

 

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