【カマタマーレ讃岐】独自目線で読み解く試合回顧・vsいわてグルージャ盛岡【2023・J3リーグ第13節】○ 1-0

 

 

皆さんこんにちは、懲りないトモです。

 

 

今回のテーマはこちら。

 

 

カマタマーレ讃岐試合回顧・2023

第13節・vsいわてグルージャ盛岡

 

 

讃岐岩手

 

vs

 

 

 

 

 

こちらをお送りさせていただきます。

 

 

前節・富山戦は相手のゾーンディフェンスに飲まれ

自分たちの形が全く出せないまま失点を重ね敗北。

 

 

天皇杯も格上の磐田を相手に力及ばず

過密日程の最終戦を連敗で迎える苦しい立場。

 

 

逆境を跳ね返すだけの意地が見せられるのか…
チームの精神力が問われる一戦に挑みます。

 

 

相対するいわてはリーグ戦直近5試合で2勝3敗。

 

 

開幕戦から大勝し好調な滑り出しを見せましたが

勢いはやや陰り停滞した状態。

 

 

ただ、ここまで挙げた5勝のうち4勝がアウェイゲーム
遠征で好結果を出しているチームなだけに
ここは簡単に負けるわけにいかないでしょう。

 

 

 

『理想主義』の宮沢賢治と、『現実主義』の菊池寛は相反する対極…

偉大な郷土の先人が掲げる思想も熱くぶつかる両雄の迎える結末や如何に。

 

 

 

 

試合を振り返って考察していきますので

是非最後までお楽しみ下さい。

 

 

では参りましょう!

 

 

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攻守に積極性を持って動いた好判断

 

 

両チームのメンバーはこちら。

 

 

フォーメーション図

引用元:SPORTERIA

 

 

フォーメーション図

引用元:SPORTERIA

 

 

これまでリーグ戦での出場機会に恵まれないなかで

天皇杯からアピールをしてきた今村選手・宗近選手・森本選手らが

ここでスタメンの座を与えられました。

 

 

そしていわてで攻守の核を担う新保選手をどう封じるかの対策として

米山監督の選んだ手札は川﨑選手の右サイドバック起用!

 

 

 

第11節・奈良戦でも見せたキーマン潰しを用意し

主導的な守備網を構築して難敵を待ち受けます。

 

 

さらに目に見えにくい工夫としては
フォワードの選手も例外なく守備を求める米山監督のスタイルに反して
この試合での森本選手はトランジションの際にプレスすることが少なく
相手のセンターバックと並んで待ち構えるシーンが目立ちました。

 

 

これにより生まれた二度の抜け出しからGKとの1対1は

今季ここまで作り出せなかった形の好機となって

ピッチ上で再現されました!

(ただ皆さんご存知かと思いますがいずれもゴールには至らず…^^;)

 

 

今までのように守備の役割を与えられ制限の多い中で

ゴール数が少ないことをフォワードだけが非難されているのは

私としては不憫に感じていました。

 

 

ただ、こういう場面で得点を奪えないことに対しては

決定力に苦言を呈しても選手に刺さるゲキになるかと思います!

 

 

これまでの得点力不足には同情的な目を向けていた
(自称)穏健派な私も『おいヒマン、2回目やぞ…(怒)』と
心の中で毒づいてしまいました(笑)

 

 

しかしゴールは奪えずともいわてに

前半途中という異例のタイミングでセンターバックを交代させる

スクランブルな対応を敷かせることには成功。

 

 

意図せぬ形で大仕事を果たしました^^

 

 

これにより最終ラインの安定を図ったいわては

センターラインの選手を流動的な縦関係の位置取りを増やし

攻撃の糸口を探り始めます。

 

 

 

 

ケネス選手・李選手がそれぞれ1列下がって受けることで

ポゼッションを劇的に改善し讃岐の勢いを削いで前半を乗り切ります。

 

 

引用元:Football LAB

 

 

特に森本選手がプレスバックに行かないことで空いている

最終ライン前のスペースに落ちてくる李選手のポジショニングは

かなり嫌らしいところを突いてきて上手さを感じました。

 

 

ボールが握れるようになってきたいわては後半も交代策で

身長185cm超のドウグラス選手・宮市選手を同時投入し

よりパワーを持って攻撃の圧力を高める構えを見せます。

 

 

 

 

 

讃岐はこの交代に対し最重要警戒ポイントを宮市選手に定め

川﨑選手を臼井選手とスイッチしてマッチアップさせます。

 

 

 

 

 

この両チームが動いて程なくのタイミングで

待望の先制点を奪ったのは讃岐!

 

 

江口選手からの縦パスをライン間で受けた後藤選手が持ち運び
森本選手が甲斐選手を引き付けることで生まれたオープンスペースから
思い切りよく右足を振り抜いてゴラッソを突き刺します^^

 

 

引用元:カマタマーレ讃岐オフィシャルサイト

 

 

値千金の1点をもぎ取った讃岐は赤星選手を入れて

【4-4-2】のブロックを構築しての逃げ切りを図ります。

 

 

 

 

ここで目を引いたのは宗近選手の存在
味方が剥がされたあとのカバーリング能力
相当な助けになっていました!

 

 

この選手がコンディションを上げてきてくれたことで

米山監督の目指すスタイルはより再現性の高いものになりそうで

今後の期待を抱かせます^^

 

 

そして攻撃に出たかったいわてに対し敵陣でのボールキープや

クローザーの投入などで時計を進めてしのぎ切りウノゼロ勝利!!

 

 

相手の強みを潰し自身の特性を発揮する

積極性と判断力が光った試合でした!

 

 

 

 

 

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さて今回は

 

『カマタマーレ讃岐試合回顧2023第13節・vsいわてグルージャ盛岡』

 

 

をテーマにお送りしてきましたがいかがでしたか?

 

 

森本選手・川﨑選手・宗近選手・後藤選手ら

選手の強みが随所に活きた好ゲームで

勝てない日々の鬱憤が少し張らせたように思います。

 

 

ただせっかく作った良い流れをここで絶やすのは勿体ないので

次節ももちろん目指すは勝利となります!

 

 

対戦相手となるのは松本山雅FC

 

 

引用元:football-emblem

 

 

目下リーグ得点王に位置するエース・小松選手は

高さも足元も使えるワンタッチゴーラー。

 

 

それを支える2列目にも能力の高いタレントを揃え

リーグトップクラスの攻撃力が何よりの脅威です。

 

 

無得点に終わった試合はわずかに『2』という破壊力を
いかに封じるか…米山監督の得意分野である守備で
真っ向から挑んで結果を出してきてもらいたいと願います!

 

 

仮に先制される展開になっても松本は守備がやや手薄なので

『【0-1】ならまだ自分たちのペース』くらいの心持ちで

最後まで集中して戦って欲しいですね^^

 

 

 

といったところで今回は締めくくらせていただきます。

 

 

本稿も最後までご覧いただきありがとうございました!

 

 

それではまた別の記事にてお会いしましょう。

 

 

⇩前節記事⇩

 

 

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