皆さんこんにちは、懲りないトモです。
今回は先日行われました
2022・J3リーグ第32節
愛媛FC×カマタマーレ讃岐
こちらの試合回顧をお届け致します。
結果は終盤に劇的なゴールが生まれ1-1の痛み分け。
後半やや押され気味だった愛媛は途中投入の若い力で
劣勢を跳ね返す値千金の先制点を奪うも
クローザーを入れ万全の逃げ切りにまさかの失敗。
讃岐も後半チームが機能する中で交代を見誤った感もあり
お互いに難しいベンチワークとなった試合でした。
それではこのダービーマッチを紐解いていきますので
最後までお付き合いいただければと思います。
では参りましょう。
また越えられずも、確実に傷を刻んだオレンジの壁
今節のメンバーはこちら。
🏆11/6 #愛媛FC 戦スタメン発表🔥
GK#高橋拓也
控え#渡辺健太 #臼井貫太 #西本雅崇 #吉田源太郎 #重松健太郎 #青戸翔 #吉井佑将 pic.twitter.com/ppRtLAFCba
— カマタマーレ讃岐☃️❄️11/13(日)ホーム最終戦‼️ピカスタに雪ふらせちゃいます❄️☃️ (@kamatama_kouhou) November 6, 2022
ここのところ途中出場でチームのアクセントとなっていた
下川選手がスタメンに名を連ね、
中村選手は今回はトップ下に居ることが多かった印象。
基本的な立ち位置は【4-2-3-1】という見立て合っているでしょう。
ゲームの入り方が良かったのは讃岐で、
攻撃の際にはポジションチェンジがスムーズに行われていました。
最たる場面は後藤選手のシュートがクロスバーを叩いたシーン。
引用元:スポーツナビ様
まず自身がポジションを下げることで田尾選手のオーバーラップをアシストし、
その田尾選手が左サイドの深くまで進出したと見るや
スルスルと2列目まで上がってきてミドルシュートを放つ。
空いているスペースを狙う積極性とセンスを感じさせる
素晴らしいオフ・ザ・ボールのプレーでした^^
ただそこから流れは徐々に愛媛へと流れます。
自陣からのビルドアップの際に両サイドバックが
かなり高い位置に上がる様子が伺え、
攻撃時は【2-4-4】の形で前掛かりに襲いかかってきました。
(※ベースのシステムは【4-2-3-1】でした)
そこで攻撃の中心を担っていたのが、かつての戦友・佐々木匠選手。
引用元:スポーツナビ様
上記画像のようにトップの位置を取る他に
松田選手と縦関係になるトップ下、
そして左右のスペースにも流れる動きを見せるなど
かなり自由な役割を任されていました。
ブロックを敷く讃岐はプレーエリアの広い佐々木選手に
マークを外される場面が目立ち崩されるシーンも。
(オフサイドの判定で何とか事なきを得ましたが…)
そんな押され気味の展開で奮闘していたのが内田選手。
引用元:スポーツナビ様
同じ大卒ルーキーで今季ここまで4ゴール6アシストを記録している
10番・小原選手と頻繁に流れてくる佐々木選手を相手に
自分のエリアで決定的な仕事をさせなかったことは大きな貢献でした!
進境著しい成長ぶりに思わず目を細めます…^^*
そうして愛媛のキーマンを封じつつある讃岐が後半は主導権を握ります。
松本(孝)選手がゴールキーパーと1対1の場面を迎えたり
内田選手が鋭いミドルシュートを放ったり
得点の可能性は大いに感じさせていました。
対する愛媛は前線での圧力が失われ
攻撃的ポジションの選手は全て入れ替える苦しい展開…。
しかしながら先制に成功したのは劣勢を強いられていた愛媛でした。
88分、右サイドからショートパスを繋ぎバイタルエリアに侵入すると
そのままペナルティーボックスも突破し大澤選手がゴール左隅に流し込んで
待望かつ決定的な1点奪取に成功します。
引用元:愛媛新聞オンライン様
ブロックの枚数は十分に足りていた讃岐でしたが
ボールの獲り所に迷いを見せ、プレスが甘くなりました…。
迎えた後半アディショナルタイム、
愛媛はクローザーとして森脇選手を投入し
盤石の逃げ切り態勢を取ります。
状況的には勝ったも同然という場面を迎え
気の緩みが出なかったといえば嘘になるでしょう。
そんな時に失点後にギアを上げるというチームの約束事が
前節の成功体験によってより深く浸透していた讃岐に
武器であるロングスローのチャンスが巡ってきたのも展開の妙。
スロワーを務めた川﨑選手にフリーでボールが戻ってきたところ
ファーサイドのポケットに目掛けて上げられた鋭いクロスに
飛び込んでいったのは遠藤選手!
引用元:スポーツナビ様
セットプレーのポジション取りでチャンスに絡みながら
枠を捉えられないシーンが続いた男が
最後の最後に意地の一撃を叩き込み結果を変えて見せました^^
互いに良さを見せた激闘の北四国決戦第2ラウンドは
こうして1-1で幕引き。
またしても越えられなかったオレンジの壁ですが
大きな爪痕を残すことには成功し
来季また改めて挑戦ということになりました。
今度こそ牙城を崩すために歩みを止めることなく
前へと進んで行かないといけませんね!
さて今回は2022・J3リーグ第32節
愛媛FC×カマタマーレ讃岐の一戦を
振り返ってまいりましたがいかがでしたか?
勝てなかった試合でもあり、負けなかった試合でもある…
ただ群雄割拠のリーグの中で見劣りしないだけの実力は
見るものに印象付ける戦う集団になってきたと思います。
今季積み上げたものは必ず活かしていきたいですね!
そんな中で次々と発表されているのが契約満了のニュース。
青戸翔選手・渡辺健太選手・神谷椋士選手・西本雅崇選手
松本直也選手・佐々木渉選手・渡辺悠雅選手・重松健太郎選手
そして引退を決断した西野貴治選手。
以上9選手が退団する運びとなりました。
(※22.11.11現在、リリース発表順)
これまでチームのために戦ってくれた仲間との別れ…
それぞれに思い入れがあり簡単に受け入れることは難しいですが
これもプロサッカー選手とクラブの宿命。
彼らの更なる活躍を祈りつつ、これまでの貢献に報いるためにも
私自身は微力ながらこれからのカマタマーレ讃岐を
支えていけたらと思います。
次節はホーム最終戦、相手はヴァンラーレ八戸。
引用元:football-emblem様
引き分けの数がリーグ最少の『1』で
勝つか負けるかのメリハリが効いたチーム。
得点数は同じで失点数も差は僅かとチーム力は拮抗している相手に
このチームの集大成をぶつけて勝利をもぎ取りましょう!!
そして笑顔でセレモニーに臨みたいですね^^
それでは今回もこの辺りで締めくくらせていただきます。
本稿も最後までお読みいただきましてありがとうございました!
それではまた別の記事でお会いしましょう。
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