皆さんこんにちは､懲りないトモです｡
先日ホーム・Pikaraスタジアムで行われました
カマタマーレ讃岐vs福島ユナイテッドFCの一戦は
1-2のスコアで敗戦となりました｡
順位は変わらず13位ですが､
戦い方にマンネリ感が出てきたのが気がかり…｡
メンバー固定の悪い面が見えてきたため､
何かしらのテコ入れが必要になってくるかもしれません｡
ではこのゲームを振り返っていきましょう｡
ハイライト・カマタマーレ讃岐×福島ユナイテッドFC
個々に見えた気の緩み
今節のメンバーはこちら｡
【6/13(日)福島戦】
リーグ戦２連勝へ🔥
スタメン発表#高橋拓也#遠藤元一#竹内彬#小松拓幹#西本雅崇#薩川淳貴#中村駿太#岩本和希#川﨑一輝#重松健太郎#栗田マークアジェイ#カマタマーレ讃岐 pic.twitter.com/8D0vhiFGpP
— カマタマーレ讃岐 (@kamatama_kouhou) June 13, 2021
前節からのスタメン変更はセンターバックを
西野選手から小松選手に入れ替え｡
イスマイラ選手対策として
より対人プレーに強みを発揮出来るほうを
チョイスした､という意図での起用でしょうか｡
サブには吉馴選手が入っているのが目新しいですね｡
起用する選手があまり代わり映えしませんが
メンバーを固定して戦う利点としては
連携がスムーズになることが挙げられます｡
パスワークや動きの把握は一朝一夕で出来るものではないので
一緒にプレーする時間が長ければ
その分共通理解も深まってくるはずです｡
今季の緩いスケジュールなら体力的にも
そこまで神経質に考えなくても何とかなりそうですし､
理に適ったチーム運用と言えるでしょう｡
ただ､チーム内の競争意識や危機感が薄れていくのは否めません｡
この試合のように集中を切らして
早いリスタートに対応できず後手を踏むシーンを見せられては
そう思わざるを得ません｡
やはりポジションは勝ち取るものでなければいけません｡
内心で『俺を使え!』と闘志を燃やしている選手もきっといるはずです｡
中村亮選手と杉山選手が自衛隊に引き抜かれる前に
チャンスの機会をあげて下さい(笑)
(※試合前のイベントでの一幕です^^)
この結果を受けて､監督には改めて
選手に対する厳しさを求めたいです｡
そうしてチームが上向けば
結果的にこの敗戦も無駄ではなくなりますからね!
勝敗を分けたマネジメントの差
個々の活躍はその選手本人たちに追求してもらいたいですが､
チームの勝敗の責任はやはり監督にあります｡
この試合は接戦だったこともあり､采配の差が
結果に現れたという風に感じました｡
福島の時崎監督は5月のリーグ最優秀監督にも選出され
現在評価が上がっている監督ですが､
この試合を見ると納得させられました｡
正直なところ､終始プラン通りに試合が運べていたかというと
そうは思えなかったです｡
というのも､前半明らかに精彩を欠いている選手がいたからです｡
24番の鎌田大夢選手｡
彼はこれまで1試合を除いてスタメン起用されている
レギュラーメンバーですし､
チームのバランスを取るボランチを務めるプレーヤー｡
そんな中心選手であろうと機能していないと見るや
前半限りでスパッと代えてしまえる判断の早さはさすがでした｡
その効果で後半は流れが変わってしまいましたからね…｡
福島がやっていたことは普段と変わらず
イスマイラ選手を中心にフィニッシュへと持っていく｡
それができなかった時はイスマイラ選手を囮にして
その背後のスペースを突く｡
イスマイラ選手ありきのサッカーですが
能力の高いので分かっていても対応が難しい｡
この試合でも思い通りの形で得点を許してしまいました｡
チームとして準備してきた戦術を誰を使えば
よりクオリティ高く試合の中で再現ができるのか?
そこにフォーカスした迷いのない采配を見せてくれた
良い監督さんだなと思いました｡
一方のゼムノビッチ監督は先制されたこともあり
対応が後手後手に…｡
前がかりにしないといけなくなったので投入した
吉馴選手は劣勢で使うには経験が足りなかったですね｡
結果的にオフサイドには何度も引っかかり
2失点目のクロスは振り切られて簡単に上げさせてしまいました｡
しかしテクニックの高さや負けん気の強さなど
可能性も見せてくれたので収穫もありました｡
起用するタイミングの悪さが惜しかったですね…｡
監督自身も改めるキッカケにしてほしいですし､
吉馴選手は試合を経験することで見えた武器と欠点を自覚し
一層精進してもらいたいです｡
薩川選手と川﨑選手が安泰ではないことを
見せつけて欲しいですね!
そしてチームとして最後1点返せたことはプラス｡
コーナーキックから竹内キャプテンが合わせたボールは
良いところに飛んでくれて､
まさにゴールに吸い込まれて行くような軌道でした｡
今日は完敗だけどまだ諦めずに次からも戦えよ､という
勝負の神様からのメッセージだと思って
次節に備えていきましょう!!
次節は…
6月20日に敵地・ユニリーバスタジアム新富で
テゲバジャーロ宮崎と対戦｡
盛岡(藤井航大)､鹿児島(砂森和也)､福島(服部一輝)と
3試合連続で古巣選手との対戦をお預けになっていますが､
石井健太選手はメンバー入りしてくれるでしょうか…?
石井選手の思い出はエブソン選手と交錯しての
負傷交代が一番記憶に残っています…(笑)
(関連記事)
讃岐GK石井、鼻骨骨折などで全治約1か月
それはさておき､10試合で6勝1分3敗の好成績で
現在4位に位置する宮崎は攻守の切り替えが早く､
攻めに出る時にはウイングハーフやボランチまでもが
一気呵成とばかりにゴール前に顔を出してくる｡
いかにして攻撃を起点から潰すか…
いつも以上に前線からのプレスが鍵になってくる｡
九州の地は今年相性が良いので
(まだ1試合しかしてませんが…w)
運も味方してくれることを期待しつつ
今回はこの辺りで失礼致します｡
ここまでお読み下さいましてありがとうございました!
それではまた次回お会いしましょう｡
