【カマタマーレ讃岐】新指揮官・金鍾成監督が作りあげたこれまでのチーム傾向解析①【2016-2020】

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この度はお越しいただきありがとうございます、

懲りないトモです!

 

今回お送りするテーマは

 

カマタマーレ讃岐新指揮官・金鍾成監督が作りあげた

これまでのチーム傾向解析①

 

 

こちらをお送りさせて頂きます。

 

スクランブルな形で讃岐の監督に着任し早1月ほどが経過、

これまでは3試合で1勝2敗という成績を残し

その全てが逆転で決着するという

良くも悪くも劇場型の試合を演出しているという状況です。

 

これが果たして偶然の産物なのか必然の結果なのか…

過去の傾向を探りその答えへと近づくために

金監督が作り上げたチームを解析して

今後の展望も予想していこうと思います!

 

長いキャリアを紐解く作業になり

なかなか短く纏めることが難しいテーマですので

一応前後編の2本を想定していますが

ぜひ最後までお付き合いください…^^;

 

では参りましょう!!

 

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FC琉球・2016

 

 

J3・30戦12勝8分10敗

勝ち点44・得失点±0(46得点46失点)

 

ゴール数トップ アシスト数トップ 出場時間数トップ
田中 恵太(13) 富所 悠(6) 藤澤 典隆(2605)

 

トップチームの監督としてキャリア1年目となるシーズンは

星勘定で貯金を作りリーグ3位の46得点という記録を残し

現在まで続く攻撃的なスタイルがこの頃から感じ取れます。

 

引用元:Football LAB

 

ボールポゼッション率の高さに対し

クロスやクリアの指標が低いことから

攻撃はショートパスを軸に主体的なビルドアップを構築し

サイドプレーヤーもフィニッシュに絡むことが求められている様子です。

 

ゴールキーパーとセンターバック以外は柔軟な起用法を見せ

富所・才藤・藤澤(敬称略)らマルチロールなプレーヤーを重宝し

チームを作り上げていったことが伺えます。

 

またこのシーズンでは今季J1得点ランクトップ(第24節消化時点)に位置する

レオ・セアラ選手(※当時の登録名はレオナルド)が在籍しており

国内トップレベルのストライカーも

金監督の指導に少なからず影響を受けていることになります。

 

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FC琉球・2017

 

 

J3・32戦13勝11分8敗

勝ち点50・得失点+8(44得点36失点)

 

ゴール数トップ アシスト数トップ 出場時間数トップ
富所 悠(13) 富所 悠(6) 増谷 幸祐(2880)

 

琉球2季目は守備面での改善が見られ安定した成績を残すも

昨季トップスコアラーの田中選手の流出などタレントが不足し

攻撃面では理想には及ばない数字が残ることに。

 

引用元:Football LAB

 

ただリーグ平均を大きく上回るシュートスタッツに加え

セットプレーやドリブルなどの指標も軒並み上位で

フィニッシュの質が下振れてしまった不運な印象を持ちます。

 

夏には移籍していた田中選手がローンで復帰し

ここで加入した中川選手の存在が来季への大きな布石となり

金監督のキャリアで現在最大の功績へと歩んでいくことになります。

 

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FC琉球・2018

 

 

J3・32戦20勝6分6敗

勝ち点66・得失点+30(70得点40失点)

 

ゴール数トップ アシスト数トップ 出場時間数トップ
中川 風希(16) 中川 風希(10) 瀧澤 修平(2880)

 

琉球3季目にリーグトップの70得点と攻撃陣が爆発し

金監督が目指すサッカーが体現された充実のシーズンを送り

J3優勝とJ2昇格を果たします。

 

引用元:Football LAB

 

流れの中からのフィニッシュワークに加え

プレースキックの質も向上した姿へと変貌を遂げ

他を圧倒する得点力を構築。

 

個人の質を見ても後にJ1の舞台へと身を移す

中川風希・徳元悠平・朴一圭(敬称略)といった面々を擁する布陣は

相対的に見ればタレント集団と呼べるもので

このメンバーを率いて実力を発揮させた手腕も光りました。

 

目に見える実績を引っ提げ自身初のJ2へ挑むことになるのですが

同時に昇格を決めた鹿児島へと移籍するサプライズも用意されていました。

 

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鹿児島ユナイテッドFC・2019

 

 

J2・42戦11勝7分24敗

勝ち点40・得失点-32(41得点73失点)

 

ゴール数トップ アシスト数トップ 出場時間数トップ
韓 勇太(11) 五領 淳樹(7) 砂森 和也(3773)

 

キャリア初のJ2参戦となったシーズンで

自慢の攻撃的なスタイルがどこまで通用するか

信念を貫いて戦うもリーグワースト3位の73失点を喫し

降格を免れることが出来ず挑戦は失敗に終わってしまいます。

 

引用元:Football LAB

 

ポゼッション率・パス・ドリブルなどはリーグ平均を超え

自発的に事を起こそうという意欲はチームに植え付けられ

プレースキックも武器と名乗れる水準だったはずですが

やはり選手の質が伴ってこそ成立するやり方なのでしょう。

 

ボールを保持して重心を前に寄せるからこそ

手薄になりがちな自陣を任される

ゴールキーパーやセンターバックのパフォーマンスこそが

金監督のスタイルにおいて肝心要の部分になってくるように思えます。

 

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鹿児島ユナイテッドFC・2020

 

 

J3・42戦18勝4分12敗

勝ち点58・得失点+12(55得点43失点)

 

ゴール数トップ アシスト数トップ 出場時間数トップ
米澤 令衣(9) 牛之濱 拓(7) 大西 勝俉(2700)

 

前年にチームを降格させてしまうも続投となり

再起に賭ける鹿児島2季目は

リーグ2位タイとなる55得点を記録し自身の美学を貫き結果を出すも

ムラのある成績で勝ち点を取り零すケースも目立ちこの年限りで退任。

 

引用元:Football LAB

 

プレースキックの獲得本数はリーグトップを記録し

ペナルティエリア侵入回数も2位と盛んに相手ゴールへと迫る姿は健在で

金監督の特色は存分に示した格好ですが

負担の大きなセンターバックが固定出来なかったことで失点は減らせず。

 

ロマンを求めたアタッキングフットボールは

リアルの壁に阻まれ道半ばでの幕引きとなってしまいました。

 

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さて今回は

 

カマタマーレ讃岐新指揮官・金鍾成監督が作りあげた

これまでのチーム傾向解析①

 

 

をテーマにお送りしてきましたがいかがでしたか?

 

金監督が歩んできた現在までのキャリア前期にあたる

(第一次)琉球・鹿児島時代を振り返ってきましたが

やはり印象に違わず攻撃に特化したスタイルを目指していることが

改めて理解できたというのが大まかな感想でしょうか。

 

引き分けの少なさも白黒はっきりさせたいという性格が

何となく備わっているんじゃないかと思わされます。

※実際はどうなのかは存じ上げないのですが…^^;

 

チーム内のスコアラーはわりと分散している傾向があり

どこからでもゴールが奪えるという攻撃の意識を全体に浸透させる方針が伺え

それ故に守備が手薄になる致命的な被カウンターも増えそうな

スリリングな試合展開が見られるようになるのでしょうか?

 

讃岐の過去を辿ってもそういったチームカラーを目指していた時期が

私の記憶にはなく今考えてもギャンブル性の高い人選をしたフロントの判断には

半信半疑の状態ですね…(笑)

 

今回振り返ってきたチームと比べても

センターバックの質はある程度担保されているように思いますので

その点では好循環を生み出せる可能性もあり

応援している者としては信じて託すのみです。

 

次回もキャリア後期にあたる鳥取・(第二次)琉球時代の解析を進めて

ポジティブに思える要素が補強できればと思いますので

皆さんも引き続きお付き合いください!

※逆に懸念材料を掘り起こす可能性もありますが…^^;

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

ではまた別の記事にてお会いしましょう。

 

⇩前回記事⇩

 

 

 

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