皆さんこんにちは、懲りないトモです。
昨今のゲーム業界を席巻している市場といえば
『スマートフォン向けアプリゲーム』
が挙げられると思います。
2020年時点で市場に流れる金額は日本国内のみで
1兆円超の規模と言われているのですから恐ろしい…。
スマホゲームが1兆円市場に 仕掛けも多彩、「巣ごもり」取り込む
お金が流れる産業ですから当然競争も激しく、
各社が凌ぎを削ってユーザーの獲得に躍起になっています。
かく言う私もスマホゲーム歴は長く、
現在も毎日プレイするゲームを抱えています。
セガ『サカつく ロード・トゥ・ワールド』
https://www.inside-games.jp/様より引用
Cygames『ウマ娘 プリティーダービー』
https://www.cyberagent.co.jp/様より引用
運営各社さま、毎日遊ばせて頂いてありがとうございます!
…ちなみに無課金です(小声)
ただ私が最も愛したアプリゲームは他にあり、
それこそが今回ご紹介したい作品であります
Wright Flyer Studios様が運営していた
『ららマジ』
http://utsuyama27.com/様より引用
というタイトルになります!!
初めて目にする方も多いかと思いますが
それも無理からぬ話で、
アニメ化・マンガ化などのメディアミックス展開も無く
広く周知される機会も乏しく
有名ゲームの移植作というわけでもないので
古参ファンの存在も無いので
知る人ぞ知る、という立ち位置のまま
サービス終了してしまったゲームなので…。
なのでまずどのようなゲームだったのか…から
ご説明させていただこうと思います。
『ららマジ』とは?
スマートフォン向けゲームアプリの開発・運営を中核事業に置く
株式会社『Wright Flyer Studios』がリリースした作品。
稼働期間は2017年1月25日から2020年6月3日まで。
シナリオライター・西村悠氏
音楽・伊藤賢治氏
とゲーム業界で名の知れた実力者が担当し、
キャラクターデザイン・飯塚晴子氏
制作・A-1 Pictures/CloverWorks
とアニメ業界の有名クリエイターが参加し
作品を彩りました。
『ららマジ』公式サイト
ちなみに私は飯塚さんの大ファンなので
このゲームを始めたキッカケは間違いなく
飯塚さんのイラストに惹かれて…でした(笑)
※過去に書いた飯塚晴子さん関連の記事もよろしければお読み下さい。
この人が凄い! アニメ好きなら知っておきたいクリエイター〜飯塚晴子さん
ゲーム形式はストーリーパートとクエストパートに分かれており
クエストパートは縦画面の横スクロールアクションとなっている。
多少の技術介入要素もあったものの、オート機能でも問題なく進められる
ゲーム操作の実力があまり問われない設計が
運営の優しさその1といったところです^^
そしてスマホゲームに無くてはならないガチャシステムは
登場キャラクターのイベント限定シナリオ付きで
新規投入されていくのは他のゲームと変わらない
よくある仕様だと思うのですが、
この作品には能力のインフレがほとんど無く
初期実装されていたキャラクターがいつまでも主力として使えるので
メインシナリオを進めるだけならガチャを回す必要がない
というバランスでした。
そこが運営さんの優しさその2ですね…(汗)
そんなゲームシステムなので課金を迫る圧力は一切感じず
快適にプレイできていましたし、
その上、デイリーミッションやログインで石の配布数もそれなりにあるし
有償石と無償石の区別もないので無課金でも優良なガチャが回せるし
そこまで知名度の高いゲームではないので
アクティブユーザー数も少なく
ちょっと頑張ればイベントでそこそこの順位が取れてしまうという
ユーザーファーストな優しすぎる運営さんであるが故に
恐らく目標収益に手が届かず
サービス終了の運びになってしまったのでしょう…(泣)
優しすぎる運営方針に応えるユーザーの愛
普通のアプリゲームであればサービス終了と共に
その姿を消すのが自然な流れですが、
運営さんと作品から受け取った感情を
忘れられないユーザー…もとい
チューナーの方は多く存在しました。
※チューナーとは、主人公が調律師という設定から付いたプレイヤーの通称。
未完のまま終了してしまったシナリオを補完する
小説化を目指したプロジェクトを立ち上げ
クラウドファンディングによる資金調達を開始。
https://fanbeats.jp/様より引用
当初設定された目標金額・650万円はなんと即日達成し、
最終的には2997万6500円もの支援を獲得しました。
安易な集金に走らず作品のイメージを大切にしてくれた
苦心の運営を続けたその方針が仇となり
アプリゲームとしては成功できなかったタイトルですが、
だからこそ支持したチューナーたちは
こんなにたくさん生まれたんだと思います。
スタッフとユーザーがこれほどまでに
相思相愛なゲームは希少な存在ですし、
そんな作品に出会えたことは幸せに感じています。
つい先日届いたクラウドファンディングの返礼品は
ゆっくり楽しませていただきます!
ららマジのクラファン返礼品が届きました。
リリース日からサービス終了までプレイした愛着ある作品の終着点…読むのが楽しみです😭#ららマジ#らら鈍器 pic.twitter.com/DfaCgINbRD— 懲りないトモ@雑記ブログ『懲りない農園~好きなものを育み、好きなものと生きる~』発信中 (@korinai_st12) August 1, 2021
といったところで今回はこの辺りで締めさせていただきます。
続きとしてプレイしていた頃の思い出や
参加したイベントを振り返りながら
さらに深く作品をご紹介していければと考えておりますので
更新した際にはお読みいただけると嬉しいです^^
ここまでお読み下さいましてありがとうございました!
それではまた次回お会いしましょう。
https://appget.com/様より引用