馬券の予想に一役買うかも?! 血統を中心に見る能力分析〜2021東京優駿

皆さんこんにちは、懲りないトモです。

 

 

先日行われたオークスでは断然の注目を集めた

無敗の桜花賞馬・ソダシが敗れ、

今年の3月19日に逝去したマイネル軍団の総帥・岡田繁幸氏の

忘れ形見、ユーバーレーベンが樫の女王に輝きました。

 

競馬ではこういったドラマが往々にして起こるのが

魅力ですね^^

 

 

似たケースだと、世紀末覇王・テイエムオペラオーが亡くなった直後に

主戦騎手を務めていた和田竜二がミッキーロケットで宝塚記念を制覇。

伸び悩んでいた和田がそのオペラオーと制した天皇賞・春以来、

実に17年振りの中央G1勝利を成し遂げたことは非常に印象的でした。

 

 

そして迎える日本ダービーは競馬に携わる全ての人の夢舞台。

馬券を買う我々ファンも同様です。

 

 

そんな大舞台に挑む精鋭たちは一体どんな顔ぶれなのか?

 

 

想定人気上位馬を中心に分析していこうと思います!

 

 

 

ダービーとは?

 

 

日本ダービー、正式名称・東京優駿は

皐月賞に続く牡馬クラシックの第2戦。

 

東京競馬場の芝・2400mで行われる。

 

競馬の格言では『一番運の良い馬が勝つ』

と言われている。

 

 

ダービー馬のオーナーになることは

一国の宰相になることよりも難しいと言われ、

(※諸説あります)

その栄誉ある称号を目指し

オーナー、トレーナー、ジョッキー…様々なホースマンが

勝利を夢見て思いを馳せている。

 

 

 

馬場考察

 

 

例年の開催であれば馬場が高速化しており

時計勝負になるが、今年は梅雨入りが早いことも影響してか

傾向が違っている印象。

 

NHKマイルまでは例年同様、前に行った馬が止まらなかったが

ヴィクトリアマイル、オークスと先行勢に厳しい展開が続く。

 

スピードのみならず総合力を求められる今年は

まさに世代最強決定戦の名に相応しい舞台になるか?

 

 

 

有力馬分析

 

 

エフフォーリア

 

父・エピファネイア(Roberto系)

母父・ハーツクライ(サンデーサイレンス系)

 

 

  • スピード/☆☆☆☆
  • スタミナ/☆☆☆☆
  • パワー/☆☆☆☆

 

 

父・エピファネイアはダービー2着馬で、

産駒には昨年のオークスを制したデアリングタクトがいる。

母系に末脚の持続力に優れるトニービンがおり

舞台適正に不安はない。

 

本馬のポテンシャルにはケチのつけようがないが、

厩舎・騎手に実績が足りないのが気になる点か?

 

勝てば杞憂に終わるが、どう出るか…。

 

 

 

サトノレイナス

 

父・ディープインパクト(Halo系)

母父・Not For Sale(Calo系)

 

 

  • スピード/☆☆☆☆
  • スタミナ/☆☆☆
  • パワー/☆☆☆

 

 

牝馬のダービー挑戦はレッドリヴェール以来7年振り。

兄に牡馬クラシック戦線に加わった実力馬・サトノフラッグがおり

通用してもおかしくない背景はある。

 

ただ血統的に距離延長が歓迎のクチとは言えず、

接戦を演じてきたライバル・ソダシが完敗した現状を見ると

少し疑問は持たれる。

 

しかし鞍上のクリストフ・ルメールの存在が

不安要素を全て払拭してしまう可能性はある。

 

 

 

シャフリヤール

 

父・ディープインパクト(Halo系)

母父・Essennse of Dubai(A.P.Indy系)

 

 

  • スピード/☆☆☆☆
  • スタミナ/☆☆
  • パワー/☆☆☆

 

 

全兄に皐月賞・大阪杯を制したアルアインを持つ良血馬。

母系を見てもパワー面では見劣りしない。

 

しかし2400mは正直長いと思ってしまう…。

本質的には1600-2000mの馬ではなかろうか?

根幹距離未経験なのもマイナス材料。

 

ただ、ディープインパクト産駒は直近5年間で4勝の得意舞台。

血の力で不安を一掃できるか?

 

 

 

ディープモンスター

 

 

父・ディープインパクト(Halo系)

母父・Bellamy Road(Danzig系)

 

 

  • スピード/☆☆☆
  • スタミナ/☆☆☆
  • パワー/☆☆☆

 

 

血統構成と戦績が結びつかない予想家泣かせの馬。

母系はアメリカ血統でパワーがありそうなのに

好走しているのは少頭数のレースが多く揉まれ弱い印象。

ただ、距離不安は少なくタイトな流れでこそ実力を発揮していて

こちらも切れ味鋭いディープインパクト産駒らしからぬ特徴。

 

フルゲートを割る今年の陣容が味方するかもしれないし、

案外な結果に終わっても不思議はない。

 

何とも捉えにくい馬だが、武豊×池江泰寿コンビは

近年のトレンドではないので

積極的には狙えない…。

 

 

 

タイトルホルダー

 

父・ドゥラメンテ(Kingmambo系)

母父・Motivator(Sadler`s Wells系)

 

 

  • スピード/☆☆☆
  • スタミナ/☆☆☆☆
  • パワー/☆☆☆☆

 

 

父・ドゥラメンテは6年前のダービー馬。

姉のメロディーレーンは菊花賞5着などの実績で

長距離に適性を見せているだけに

舞台設定は良さそう。

 

加えて弥生賞で下したシュネルマイスターは

NHKマイルを勝っており、戦ってきたレースも申し分なし。

 

マイペースで行ききることができれば好走しても不思議はない。

 

 

 

穴馬候補

 

 

ワンダフルタウン

 

父・ルーラーシップ(Kingmambo系)

母父・ディープインパクト(サンデーサイレンス系)

 

 

  • スピード/☆☆☆☆
  • スタミナ/☆☆☆
  • パワー/☆☆☆

 

 

血統表に日本競馬珠玉の種牡馬の名前を携え、

かつ5代以内のクロスを持たないアウトブリードという

バランスの良い血統構成。

 

相手なりに走れるし上がりも使えているので

大崩れは考えにくい。

 

青葉賞経由の馬はダービーを勝てないという

ジンクスブレイクなるか?

 

 

 

レッドジェネシス

 

父・ディープインパクト(Halo系)

母父・Storm Cat(Northern Dancer系)

 

 

  • スピード/☆☆☆
  • スタミナ/☆☆☆
  • パワー/☆☆☆☆

 

 

ディープとストームキャットのニックス。

 

ここまで戦ってきた相手は弱いものの

展開不問で先差し自在と幅広い戦法が取れる

操縦性の高さがウリ。

 

勝負付けが済んでいない別路線ローテで

アッと言わせるかもしれないが

想定では鞍上がテン乗りで横山典弘…。

取捨の難しい一頭。

 

 

 

以上、ダービーの私的考察を述べさせていただきました。

 

案外今年は別路線組に激走馬が眠っていそうな

気がしますが、主役はエフフォーリアでしょう。

 

 

若武者・横山武史騎手はプレッシャーを跳ねのけ

栄冠を手にすることができるのか?

 

 

本番を楽しみに待ちたいと思います^^

 

 

 

 

ここまでお読み下さいましてありがとうございました!

 

 

それではまた次回お会いしましょう。

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