男気溢れる、黒田博樹という生き様(2)

皆さんこんにちは、懲りないトモです。

 

今回は前回に引き続き

黒田博樹投手について

語っていきたいと思います。

 

 

メジャーリーグ時代

 

カープからFA権を行使した黒田は

ロサンゼルス・ドジャースに入団。

球団から提示された4年契約を固辞し

3年契約を締結。

一般的に契約期間中は

給料が保証されるので

契約年数は長期のほうが好まれるが、

 

戦地に行くつもりでアメリカに行く。

苦しい時間は短いほうが頑張れる。

 

と、並々ならぬ覚悟で海を渡った黒田には

重い枷になるものだった。

 

 

入団会見で

 

日本の広島東洋カープから来ました

黒田博樹です。

 

と挨拶してカープファンは

更に心を掴まれるのである。

 

 

以降もすべての契約を単年で結び

全ての試合で今日が最後になってもいいと

全身全霊を込めて投げ続ける姿には

アメリカのファン・メディアも魅せられる。

 

そんな責任感の塊みたいな黒田を

象徴するエピソードが…。

 

黒田、球審の暴言「あの1球だけだろう」に激怒

https://www.sankei.com/sports/news/130514/spo1305140039-n1.html

 

 

一球ごとに魂を込めて投じる

黒田を物語る逸話である。

 

 

時は流れ2014年オフシーズン。

所属するニューヨーク・ヤンキースとの

契約が満了しFAとなった黒田は

サンディエゴ・パドレスなど

メジャーリーグ球団からのオファーを断り

カープへの復帰を決断。

 

メジャーリーグで二桁勝利を挙げるなど

一線級で活躍していた選手が日本移籍を選ぶのは

異例中の異例で、

提示金額もメジャー球団の1/4程度と

言われていた。

 

 

入団会見で

 

最初にFA権を取得したときにファンの人たちに

心を動かしてもらったので

今度は自分がファンの人たちの気持ちを動かせればという

気持ちが一番大きかったです。

 

 

と語ったことに

涙を流したカープファンも多い事だろう。

 

 

カープ復帰後

 

既に40歳を超えていた黒田は

満身創痍の身体を

必死にケアしながら

それでもチームのために

妥協なく腕を振り続ける。

 

機運の高まるカープは

加入2年目の2016年に快進撃を見せ

実に25年振りのリーグ優勝を果たす!!

 

優勝の決まった試合で黒田が先発し、

勝利投手になったのは

野球の神様からの

粋な計らいだったのだろう。

 

優勝決定後の歓喜の輪の中で

熱い抱擁を交わす黒田と新井の姿には

全カープファンの涙腺が崩壊した。

 

 

優勝を置き土産に

同年限りで現役を引退し

ユニフォームを脱ぐ黒田。

彼の背負った背番号「15」は

永久欠番の栄誉と共に

語り続けられるだろう。

 

広島駅 優勝パネル

 

以上、皆さんにも知ってほしい

黒田博樹の生き様でした。

 

 

簡単に出来ないからこそ

その人柄に引き寄せられて

しまうのでしょうね。

 

 

稚拙な文章ですが、

少しでも黒田の魅力が

伝わっていれば嬉しいです。

 

それではまた。

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