この度はお越しいただきありがとうございます、
懲りないトモです!
今回お送りするテーマは…
J2・J3百年構想リーグ第1節
FC大阪×カマタマーレ讃岐


こちらの試合回顧をお送りさせて頂きます。
2月初旬という異例のスケジュールで開幕を迎える
約5ヶ月間の特別シーズン『百年構想リーグ』。
昇降格がないレギュレーションのため
サポーター目線では普段より気負わずに
戦況を見届けられるかとは思いますが
それでも勝利への渇望を抑えられないのが性分です(笑)
他会場では3試合ほど中止になるなど
寒波の影響も多分に受けたオープニングマッチは
どのような結果が待ち受けていたのか…。
これまでのように私見を交えた考察をしていきますので
最後までお付き合いください。
では参りましょう!!
【試合前の所感】

引用元:Jリーグ公式データサイト様
ホームのF大阪は4バックシステムを採用。
馬力のあるサイドアタッカーを両翼に揃え
中央には空中戦勝率が高く決定力のある
得点源の島田選手が君臨する布陣で
少ないパス数でもゴールを脅かせる迫力ある攻撃は要警戒。
讃岐サポにとっては元所属で馴染みのある吉田選手と
初めて対戦相手として向き合うという
楽しみでもあり脅威でもある複雑な感情を抱かせます。
アウェイの讃岐は3バックシステムで応戦。
指揮官の大嶽監督は4バックを重用するイメージがありましたが
チームが慣れ親しんだ形を軸に自分のカラーを落とし込んで
特別シーズンの開幕に臨んできました。
攻守両面で役割が大きいウイングバックに
著しい成長でチームの主軸に登り詰めた上野選手と
昨季昇格を果たした八戸から勝ち癖を手に加入した國分選手のコンビで
若返った最終ラインをフォローしながら攻撃にアクセントを加えていきます。
両チーム共にボールを保持して組み立てるよりも
フィジカル・アジリティ・デュエルといったアスリート能力を活かした
激しいぶつかり合いを挑んでくるスタイルが予想されるので
球際の攻防に逐一注目しながら見ていきたい一戦です。
【試合回顧・前半】

引用元:Football LAB様
立ち上がりはほぼ五分のボールポゼッションでスタート。
讃岐は1トップ2シャドーで前プレを掛けつつ
後方もラインを上げて蹴られる前に奪おうと狙い
F大阪はそれを往なしてロングボールで背後を取ろうと画策し
立ち位置としては【4-2-4】vs【5-2-3】の構図に。
【F大阪攻撃時のフォーメーション①】

讃岐は前3枚でハイプレスに行きつつ最終ラインはミドルサードまで押し上げ選手間をコンパクトに保ちつつ高い位置で奪おうとする積極的な守備システム。
F大阪はプレッシャーを嫌う意味合いもあったがもともとのスタイル的にロングボールを多用する傾向でかつ風上に立っていた状況も重なっていたため躊躇わずに縦ポンを選択して攻め筋を探っていた。 |
反対に讃岐がボールを握る局面では
両ウイングバックがポジショニングを前目に移し
内外に起点を作り的を絞らせない攻撃を展開。
F大阪は島田選手を攻め残し
4-4のローブロックで自陣を固める守り方で戦い
構図としては【3-1-3-3】vs【4-4-1-1】といった様相。
【讃岐攻撃時のフォーメーション①】

4-4のブロック(青枠)でゴール前に鍵を掛けるF大阪。
讃岐は最終ラインからの組み立てで外に迂回させるサイドアタックとターゲットマンに競らせる中央突破を併用する配球。
ブロック外に弾き返されたセカンドボールはボランチが回収して攻撃を再構築を図る二段構えの形。 |
それぞれの狙いを持ってゴールを狙う序盤戦で
フィニッシュが枠を捉えられなかったF大阪と
巡ってきたファーストチャンスを仕留めた讃岐で明暗が分かれ
スコアが動きます!
【13分 讃岐・上野 輝人】
スローインの流れからとなりましたが
チャンネル(CBとSBの間)のスペースを取っていた有田選手に
岩本選手がフェイクを入れながら刺した楔のパスが絶妙で
こぼれ球を上野選手が決め切る見事な一連のプレーでした^^
リードを確保したことで讃岐はディフェンスラインを下げ
ハイプレスも解除して【5-3-2】に移行する采配で
相手にボールを持たせてロングボールを封じる戦い方にシフト。
これによって自陣で守備をする時間帯が長くなり
有田選手がマッチアップする吉田選手に抜かれるなど
少し危険を感じるシーンはありましたが
F大阪のフィニッシュワークが精度を欠いたこともあり無傷で済みます。
【F大阪攻撃時のフォーメーション②】

【5-3-2】のローブロックに移行し相手の速攻を封じ守りを固める讃岐。
中のスペース(赤枠)は閉じられているためF大阪の攻め筋はアウトサイド(青枠)中心になり1対1の仕掛けが得意な吉田・久保の両選手が奮闘しセットプレーを獲得するなどチャンスメイク。
加えてサイドで詰まった時にサイドバックが中に入って疑似ボランチのようなフォローの動き(黒矢印)を見せていた点は興味深くリトリートされたケースの対応としてひとつ参考になる形を見せてもらえた。 |
F大阪は押し込みながらも枠内シュートの数が増やせず反省点を露呈、
逆に讃岐としては守備に比重を置くからには
もう少し安定して守りたかったはずで
この時点では双方に物足りなさを感じたまま折り返しを迎えたゲーム。

引用元:スポーツナビ様
ハーフタイムでどのような修正を加えてくるのか
手の内をよく知る同士の両監督による
腹の探り合いにも注目したいですね。
【試合回顧・後半】

引用元:Football LAB様
ハーフタイムの選手交代で
ボランチを1枚下げてアタッカーを増やしたF大阪。
並びを俯瞰すると【4-1-5】に見える攻撃的な布陣で
同点、逆転を目指し襲いかかりますが
途中で引っ掛かりカウンターを受けるシーンが増え
シュートチャンスは讃岐の方に多く転がり込む展開に。
【F大阪攻撃時のフォーメーション③】

前線に5枚並べる攻撃的システムに移行しゴールに対する執念を見せるF大阪。
讃岐はバランスを変えず5-3のブロックで対応していたがミドルサードの数的優位なエリア(青枠中央)でボールの回収に成功すると相手のサイドバック裏(青枠左右)に展開し逆にロングカウンターでチャンスを増やす流れに。 |
F大阪がボールは握れどカウンターリスクを嫌がり
思い切ったアタックが出来ず攻めあぐねると
時間はそのまま淡々と進んでいく膠着状態で推移し
讃岐は選手交代も最小限に留めこの流れを堅持します。
前半は封印していたロングスローを解禁してみせたり
試行錯誤を続けながらも手詰まり感が拭えなかったF大阪に
見せ場を作らせなかった讃岐の割り切った
堅守速攻の姿勢は最後まで崩れず。
最終盤で投入された村上選手は相手を外す動き出しのセンスで
短い出場時間ながら強い印象を残すパフォーマンスでした。
隙のないゲームコントロールを見せた讃岐が
そのままタイムアップを迎え見事な逃げ切りで
大嶽新体制の船出を勝利で飾る結果となりました^^

引用元:スポーツナビ様
F大阪の後半枠内シュートを0に抑え
守備に徹すればこのレベルを相手にしても
完封できるんだという自信を深められた実りある一戦。
若い選手が多いディフェンス陣にとっては
これ以上にない成功体験になったのではないかと思います!
今後の成長も楽しみになる
非常にポジティブな試合でした^^
【第1節・F大阪×讃岐 ハイライト】
さて今回は
カマタマーレ讃岐試合回顧・百年構想リーグ
【第1節・vsFC大阪】
をテーマにお送りしてきましたがいかがでしたか?
ロングボールを蹴り合うオープンな展開でスタートした試合を
ファーストチャンスで讃岐がリードが奪えたことで
カウンター狙いに切り替えて自分たちのリズムで運べる
理想的な流れに持ち込めたナイスゲームでした!
多少強引でも手数を繰り出してきた相手を
身を挺して守りきった若き守備陣の奮闘は
特に称賛できるパフォーマンスだったと感じています。
ここからもタフな試合が続いていくはずなので
強く逞しく成長していく姿を見せてもらいたいですね^^
次節は場所を丸亀に移し
新名称『四国化成MEGRIOスタジアム』に変わって
初めてのホームゲームとなります!
対戦相手は【カターレ富山】

引用元:フットボールチャンネル様
昨季は劇的な結末でJ2残留を果たし
百年構想リーグでは格上の存在とされているチームですが
前節は高知を相手に後塵を拝し黒星スタートとなっています。
高知の飛ばし気味なプレッシングに押され
前半中盤辺りの時間帯で立て続けに失点してしまうと
後半も構える相手の狭められたエリアを崩せず
逆にダメ押し点を許してしまう厳しい結果に。
【第1節・高知×富山 ハイライト】
連動したハイプレス・ミドルプレスで
ビルドアップを途中で引っ掛けカウンターに繋げられると
讃岐も同じように足元をすくうことができそうなので
労を厭わないハードワークを期待したいです。
本稿も最後までご覧いただきありがとうございました!
また別の記事にてお会いしましょう。
⇩前回記事⇩
