【カマタマーレ讃岐】独自目線で読み解く試合回顧・vs栃木SC【2025・明治安田J3リーグ第20節】◯ 4-1

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この度はお越しいただきありがとうございます、

懲りないトモです!

 

 

今回お送りするテーマは

 

 

2025・J3リーグ第20節

カマタマーレ讃岐×栃木SC

 

讃岐栃木SC

 

こちらの試合回顧をお送りさせて頂きます。

 

 

私事ではありますがプライベートで祖父を亡くしたことで

しばらく当ブログの更新が滞ってしまい

皆さんにご迷惑とご心配をお掛けしましたことについて

まずお詫びと感謝を申し上げます。

 

 

休止期間中にも世の中は移り行き

カマタマーレ讃岐に関しても約2年半に渡ってチームを率いてきた

米山監督の解任という大きなトピックがありました。

 

 

 

長きに渡り苦楽を共にしてきた指揮官との別れに

感傷的な思いに浸る側面もありますが

やはり現状の成績と今後の見通しを勘案した結果として

クラブがこの決断を下すことは必要な措置だと個人的にも思います。

 

(私の中で臨界点を越えたのは第17節の長野戦を終えたタイミングでした。)

 

 

新たに招聘された金鐘成監督の初陣でもあり

巻き返しを期すシーズン後半戦の始まりと重なる今節こそが

復帰記事を投稿するのに適したタイミングだろうと決意し

また戻ってくる運びとなりました^^

 

 

ブランクを感じさせる部分があるかもしれませんが

出来る限りを尽くして書き上げていきますので

最後までお付き合いのほどよろしくお願い致します。

 

 

では参りましょう!!

 

 

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【試合前の所感】

 

フォーメーション図

引用元:SPORTERIA

 

 

監督交代に伴いチームカラーがどのようになるのかと注視していましたが

ベースはこれまでと変わった様子のない【3-4-2-1】でスタート。

 

 

それもそのはずでこの一戦に関しては

旧体制からチームを任されている

濱崎ヘッドコーチ以下の首脳陣が主導となり

メンバー選定を行ったと試合後に明かされていました。

 

今日ミーティングで選手には

「僕がゲームを采配できるくらいの把握はまだできてないので、

極端に言うと今日は監督不在のゲームになる」と話しました。

(中略)

ほとんどの交代や采配を濱崎ヘッドコーチが軸になりながら、

しっかりゲーム動かしてくれたと思っています。

【全文は以下リンク】

 

 

そういった制約の下で挑んだ試合で

今夏加入したばかりの林田・木許の両選手が名を連ね

低迷するチームにどういったアクセントを付けてくれるのか

ここもひとつ興味を惹かれるポイントになってきます。

 

 

スクランブル発進を強いられる難しい状況で

各個人がどのようなパフォーマンスを発揮できるのでしょうか。

 

 

フォーメーション図

引用元:SPORTERIA

 

 

対する栃木SCも開幕から不動の【3-4-2-1】を採用し

前回対戦時と同じくミラーマッチの様相。

 

 

編成の内訳としてレンタル移籍組を含み

若手選手を多数保有するも伸び悩むチームは

ここでキャプテンを務める古株の佐藤選手をスタメンに加え

改めて目標に定めたプレーオフ圏内を目指します。

 

 

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【試合回顧・前半】

 

引用元:Football LAB

 

 

前半は序盤から終盤に至るまで

讃岐がボールを保持し自発的に攻撃を仕掛ける

金監督のスタイルが波及したような展開で推移します。

 

 

バックパスも多用し地上でボールを動かす讃岐に対し

栃木SCは前線のプレスは控えめにコンパクトなブロックを形成し

攻守のバランスを取りながら応戦する構え。

 

 

押し気味に試合を進める讃岐でしたが

新加入の林田選手がマッチアップしていた五十嵐選手に

細かいパス交換からマークを剥がされ突破を許すと

周りもフォローしきれずフリーに空いていた中野選手に合わされ先手を奪われます。

 

 

 

連動したパスワークは栃木SCも腕に覚えのある得意の形で

自分たちの失策というよりは上手く崩し切った

相手を褒めるべきプレーだったのではないかと思います。

 

 

リードを奪った栃木SCはブロックをミドルサードから

ディフェンシブサードに寄せ守備意識を強めてきますが

讃岐のアタッカー陣が本来居るべきエリアを捨てて

アドリブの効いたポジショニングを見せラインを乱します。

 

 

 

リードを得たことによりディフェンシブサードに寄った
ローブロックを構築する栃木SCの守備体形。

 

讃岐は川西選手が自陣まで降りビルドアップに加わるなど
フリーマンとしてバランスブレイクを誘い
木許選手や後藤選手も一列下がって間で受ける動きを見せるため
最終ラインはターゲットを追って自然に上がっていく(赤矢印)ような対応になる場面が。

 

 

この伏線を見事に回収しゴールに繋げたのが

失点から僅か6分後に井林選手から放たれた裏を狙ったフィードに反応し

オフサイドラインを掻い潜りフリーで合わせた川西選手でした!

 

 

 

頼れるベテランコンビの妙技で

そうそうお目にかかれないレベルの華麗なラインブレイクが決まり

これまで散々苦しめられたビハインド時の閉塞感を打ち破って

ゲームを振り出しに戻します。

 

 

川西選手のフォローに加え長谷川・岩本両選手がリンクマンとして機能し

中盤の支配率が高く溜めが作れていたことで

2シャドー+両ウイングバックに加え附木選手も前線に顔を出し

多彩な攻め筋を披露していた讃岐。

 

 

組織力を重視するあまり独創性を失っていたこれまでの反省を

監督交代というカンフル剤によって好転させたかに映る戦いぶりに

期待感が高まる状態で後半へと向かいます。

 

 

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【試合回顧・後半】

 

引用元:Football LAB

 

 

後半は開始早々からゴールネットを揺らす波乱のスタートを切ります。

 

 

スローインからのリスタートを長谷川選手が奪取し持ち運ぶと

栃木SCのトランジションが遅れて守備対応が乱れていた中で

左右どちらにも選択肢があった状況から

自らフィニッシュを打つ判断が当たり讃岐が逆転に成功!

 

 

 

後藤選手・藤井選手も囮に使える良いポジション取りが出来ていたし

長谷川選手のこれまで出し切れていなかった積極的姿勢が功を奏し

相手の予測を上回るプレーが生み出されました^^

 

(俯瞰で見ていた私も完全に裏をかかれました…^^;)

 

 

これで更に勢いを増した讃岐はコーナーキックのセカンドチャンスで

混戦のなか木許選手が放った狙いと異なるイレギュラーな弾道のボールを

長谷川選手が咄嗟の反応で捉えて枠内へと軌道を変えたレシーブがネットを揺らし

思わず呆気にとられる追加点が飛び出し押せ押せムードを醸成!

 

 

 

何をやってもゴールが入らない時もあれば

偶然が重なってスコアが動くこともある…

フットボールの神様は気まぐれでいつも感情が乱されますね^^;

 

 

逆に窮地へと追い込まれた栃木SCは交代カードを切ると共に

左センターバック岩崎選手をサイドに流して

バックラインを4枚(2センターバック)化し

攻撃ターンでは【2-4-3-1】に可変し一か八かの勝負手を打ちます。

 

 

 

システムを変えてミドルサードを分厚くし
リスク承知で攻撃に打って出る栃木SC。

 

後先考えない諸刃の剣を抜いて勝負に出た反作用で
攻守が裏返った際にはサイドバックの裏に空くスペース(青枠)を突かれ
危険なカウンターを浴びるシーンも多々見られた。

 

 

前川選手や牧山選手らに転がり込んだチャンスの多くは

仕留めきれずフィニッシュワークの課題は残ったものの

身を挺して踏ん張っていた栃木守備陣を打ち砕く

大野選手が決めた仕上げの一撃でダメ押した讃岐。

 

 

 

監督交代という禁断のトリガーを引いたことをキッカケに

溜まりに溜まった鬱憤を晴らすゴールラッシュに発展し

望外の大勝を手に入れることが叶った希望に満ちた一戦。

 

 

この結果は偶然か必然か…

ここで上がった反撃の狼煙を絶やさないように

しっかりと次へ繋げていきたいですね!

 

 

 

 

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さて今回は

 

カマタマーレ讃岐試合回顧・2025

【第20節・vs栃木SC】

 

 

をテーマにお送りしてきましたがいかがでしたか?

 

 

身内の不幸を経験したことで暫く休止させていただき

復帰のタイミングを迷っていたのですが

この試合内容に背中を押され戻ってくることができました^^

 

 

まだふとした瞬間にやってくる喪失感は拭いきれておらず

諸々の手続きも残っている状態なので

次節の対戦相手については省かせていただきますが

こちらも追い追い書き足していければと思いますので

お待ちいただけると幸いです。

 

 

天皇杯を含め公式戦1勝1敗と互いに譲らぬ戦いを繰り広げる

ダービーマッチ・土讃戦の必勝を祈願して

これにて本稿を結ばせていただきます。

 

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

 

ではまた別の記事にてお会いしましょう。

 

 

⇩前回記事⇩

 

 

 

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