【カマタマーレ讃岐】独自目線で読み解く試合回顧・vs鹿児島ユナイテッドFC【2025・明治安田J3リーグ第1節】△ 1-1

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この度はお越しいただきありがとうございます、

懲りないトモです!

 

 

今回お送りするテーマは

 

 

2025・J3リーグ第1節

鹿児島ユナイテッドFC×カマタマーレ讃岐

 

鹿児島讃岐

 

この試合の回顧をお送りさせて頂きます。

 

 

プレシーズン期間に築き上げた新チームの仕上がりが試される

独特の緊張感と高揚感に包まれる開幕戦を迎え

いよいよ火蓋が切って落とされた2025年のJ3リーグ。

 

※厳密には第1節が別週開催のチームもありますが…^^;

 

 

米山体制が3期目に突入し集大成を見せたい讃岐は

例年以上の積極的な選手補強がどういった効果をもたらしているのか

新チームのお目見えに期待が膨らみます。

 

 

対する鹿児島は昨季苦戦を強いられJ3降格となってしまい

新監督に相馬直樹氏をGM兼任で招聘し出直しを図るシーズンの出だしに

現時点では格下と目される相手を叩いて好発進を決めたいところ。

 

 

それぞれが踏み出す一歩はどのような結果が待っていたのか

今季もまた私見を交え振り返り考察していきますので

最後までお付き合いください。

 

 

では参りましょう!!

 

 

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両チームのスタメンは以下ようになりました。

 

 

フォーメーション図

引用元:SPORTERIA

 

 

讃岐は新シーズンの初陣も昨季を継承し【3-4-2-1】でスタート。

 

 

戦力が刷新された最終ラインに加え

ゴールキーパーも新加入の飯田選手がスタメンに選ばれ

守備のクオリティがどのように変化するのかが注目。

 

 

また登録選手数が20に拡大された今季のレギュレーションを

どう活かしてくるのかも手腕が問われるポイントで

川西・前川・丹羽(※敬称略)といった

ベンチに控える得点源の起用法も気になります。

 

 

フォーメーション図

引用元:SPORTERIA

 

 

対する鹿児島はオーソドックスな【4-4-2】を採用。

 

 

過去に指揮したチームでも重用してきた

相馬監督が得意としているシステムを用いて

ボールに対して全体で圧縮していく連動型プレスで

ビルドアップを阻害し素早い反転攻勢を狙います。

 

 

前半は鹿児島が風上に立ったことも味方につけ

讃岐の攻撃を簡単に潰してボールを収めながら試合を進めます。

 

 

 

讃岐のビルドアップに対して
ラインを押し上げて(赤矢印)スペースを圧縮しにかかる鹿児島。

 

自陣でもなかなかフリーで受けられる選手が居ない状況で
苦し紛れに前線へ蹴り出しロングボールを競らせるも
攻撃側3枚に対し守備側8枚で囲まれる(青枠)不利はどうにもならず
簡単に攻撃フェーズが終わってしまい手詰まりに。

 

 

コンパクトな【4-4-2】の凸型ブロックを崩せない讃岐は

ボールを敵陣に運べてもフィニッシュまでは近寄れず

サイドアタックも低調(特に右サイドの内田選手は気になる出来)

クロスボールの供給もなくセットプレーも取れない苦しい状況…。

 

 

リスクを負って鹿児島のブロック内に人数を集めるも

チャンスに結びつけるより先にカウンターでピンチを作り

帰陣が間に合わずに先制点を失うことに繋がってしまいます。

 

 

 

 

均衡が崩れ精神的なダメージも心配されましたが

ここを契機にギアを上げられたことは

昨季の経験がリセットされず生きているように感じられ

マイナスな展開の中でも光明が見えました。

 

 

とはいえスコアは変わらずビハインドを背負っての折り返し…

鹿児島のコンパクトな陣形を保つ連動型プレスを掻い潜る活路を

選手交代も上手く使って見出していきたいところです。

 

 

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後半に入り左サイドを中心に

タッチライン際までワイドに使い始めた讃岐。

 

 

ボールに対して圧縮したまま寄せていく鹿児島の守備は

4バックを採用しているため横幅を使われると対応が難しく

ミスマッチが起こりやすくなり後手に回ることも増えていきました。

 

 

 

左のワイドな位置でボールを保持することで
鹿児島のバランスを右に寄せる(赤矢印)ことができた讃岐。

 

逆サイドに生まれたスペース(青枠)を活かす攻撃をチラつかせつつ
66分には大外から追い越してきた岩本選手を使ったり
上野選手投入後は内に切り込むカットインも見せたりしながら
多彩なアタックでゴールに迫ることができるようになっていった。

 

 

それでもネットを揺らすまでには至らず

刻々と進んでいく時計に焦りを感じていたはずですが

根気強くプレーを続けた先にようやくゴールシーンが訪れます!

 

 

 

 

ラインの上げ下げに加え横へスライドする対応まで求められ

選手の疲労具合も気になっていたはずの鹿児島ですが

この終盤までに交代枠を1つしか切れなかったベンチワークも

結果的には影響した部分はあったでしょう。

 

 

僅少差の試合はリードしているほうが大胆に動けなくなるというのは

起こりがちな話なので難しい判断だったとは思いますが

経験豊富な監督なので察知できていればと悔やまれる一幕でした。

 

 

逆に采配が当たった格好の讃岐は勢いが続き

相手に退場者を出させるなど終了間際にも見せ場を作りましたが

タイムアップの笛が鳴りドローで決着。

 

 

開幕初戦の緊張からかボールコントロールがおぼつかないシーンもあり

両チームそれぞれが存分に実力を発揮できたとは言えない試合に映りましたが

それでも互いの監督が出したいカラーは見えてきた興味深い一戦でした。

 

 

個人的には課題よりも手応えのほうが感じられる内容だったので

勝ち点1でも好意的に捉えて次へ向かいたいです^^

 

 

 

 

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さて今回は

 

カマタマーレ讃岐試合回顧・2025

【第1節・vs鹿児島ユナイテッドFC】

 

 

をテーマにお送りしてきましたがいかがでしたか?

 

 

体制を継続させた讃岐は新加入選手がどこまでマッチしているか気になりましたが

内容の悪かった前半に守備で存在感を発揮していた

附木選手・藤井選手のパフォーマンスが好印象で

心配が杞憂になりそうな点は収穫でした。

 

 

攻撃面のクオリティはまだまだ上げられる余地がありそうなので

試合を重ねて精度が高まってくれれば良いなと思います。

 

 

そして次節の対戦相手となるのが【奈良クラブ】です

 

引用元:football-emblem

 

 

開幕戦は福島と対戦し2-2とこちらもドロー発進。

 

 

相手がパスワーク巧みなポゼッションサッカーということもあり

前から嵌めに行く積極的なハイプレスを仕掛けていたようですが

讃岐はロングボールも多用するチームなので

同様に激しく出ていく守り方を選ぶのかは疑問。

 

 

ある程度は引いてくると個人的には予想しているので

試合の入りは遅攻がメインのスローペースで流れそうな気がします。

 

 

岡田選手を始め連携を介さず個人でボールを運べる選手がいるので

そういった特徴を消すためにも守備では

正対したときに距離を取りすぎないよう気をつけたいところ。

 

 

過去の対戦成績は全く譲らず4戦4引き分けの相手だけに

いい加減白黒付けたいという気持ちもありますし

何よりホーム初戦を飾ることができるかどうかは

今後の戦いにも響いてきそうな重要な一戦となります。

 

 

私も含め見守るサポーターもチームと心をひとつにして

勝利を掴み取れるよう後押ししていきましょう!

 

 

歓喜に湧くスタジアムの光景を思い浮かべながら

本稿を結ばせていただきます。

 

 

ではまた別の記事にてお会いしましょう。

 

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

 

⇩前回記事⇩

 

 

 

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