【カマタマーレ讃岐】独自目線で読み解く試合回顧・vsFC今治【2024・明治安田J3リーグ第37節】● 0-1

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皆さんこんにちは、懲りないトモです。

 

 

今回取り上げるのはこちらの一戦。

 

 

2024・J3リーグ第37節

カマタマーレ讃岐×FC今治

 

讃岐今治

 

この試合の回顧をお送りさせて頂きます。

 

 

前節の北九州戦では緩みが出た立ち上がりの失点で試合を難しくし

追加点も自分たちの乱れから献上する散々な前半が重くのしかかり

後半の挽回も届かず失意の敗戦を喫した讃岐。

 

 

 

 

今季は昇降格ともに可能性が無くなり

目線を来季に移し結果は追いかけず

内容を求めるフェーズに入っている状況ですが

成功を掴んだ隣県チーム相手には意地を見せて欲しい思いもあります。

 

 

相対する今治はリーグトップレベルのタレントを前線に揃え

それに追随する形で若手も頭角を表す理想的な好循環を生み

前節は5-0の大勝で華を添えてJ2昇格を決めました。

 

 

 

 

絶対的エースに覚醒したヴィニシウス選手と

それを支える精鋭たちの高い個人能力を見せつけ

ここでも強者としての姿を示しておきたいでしょう。

 

 

来季は袂を分かつことが決まり明暗分かれるシーズンを過ごした

北四国の隣県対決はここではどちらが勝ち名乗りを挙げたのか。

 

 

いつも通りに私見を交え振り返り考察していきますので

最後までお付き合いください。

 

 

では参りましょう!!

 

 

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両チームのスタメンは以下ようになりました。

 

 

フォーメーション図

引用元:SPORTERIA

 

 

讃岐は普段と変わらず【3-4-2-1】でスタート。

 

 

SPORTERIA様では【3-1-4-2】の表記になっていますが

これに関してはスコアが動いてからのアプローチが

大きく反映されたように思えます。

 

 

今季不動のレギュラーを務めていた内田選手をサスペンションで欠く中

抜擢を受けた下川選手が存在感をアピールできるのかにも注目です。

 

 

フォーメーション図

引用元:SPORTERIA

 

 

今治も同じく【3-4-2-1】を採用しミラーマッチに。

 

 

警戒必至の絶対的なスコアラー・ヴィニシウス選手を始め

マンツーマンで止めるには困難なアタッカーが揃うチームを

讃岐の守備組織はどこまで連動して抑えられるのでしょうか。

 

 

直近は早い時間帯での失点が目立ち警戒感を強める讃岐は

自陣に選手を集めての無難な立ち上がりで試合に入り

低い位置でのボールロストにも素早い帰陣を見せますが

二人付いている状態でもヴィニシウス選手の抜け出しを許し失点…。

 

 

 

 

数的には十分優位を作れていた局面だったのですが

個人の質に長ける今治のアタックに屈し

この試合でもビハインドを背負っての戦いとなります。

 

 

得点が必要な状況となった讃岐は

中盤の守備的なポジションを岩本選手1枚に変えて

【5-1-3-1】とブロックを組み直して反撃の機会を伺いますが

流れは変わらず攻撃の手を緩めない今治に押されます。

 

 

追加点を許しても不思議ではないピンチはありましたが

今村選手の好セーブが飛び出すなど何とか回避するも

攻守の切り替えが素早い今治の判断スピードが壁となり

フィニッシュまで到達することなく前半が終了。

 

 

 

カウンターに備えて前線の枚数を増やした(青枠)ブロックに移行した讃岐。

 

ただ当然に守備の穴は開くことになり
ウイングバック前やアンカー脇のエリア(赤枠)に侵入を許し
分厚い攻撃を浴びるリスクを冒したのだが
対価としては割に合わない反撃機会しか作り出せなかった。

 

 

敵陣深くまで運ぶシーンはあったものの

シュート本数は0という拙攻に苦しんだ姿から

後半はいかに脱していくのでしょうか…。

 

 

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両チームともにメンバーチェンジはなく後半に入りましたが

今治はシステムを【5-3-2】と守備寄りに変えたことで

讃岐は敵陣でプレーする時間帯が増えていきます。

 

 

それによってフィニッシュまで持っていく場面も散見されましたが

固い守備にシュートコースを消され枠を捉えるには至らず。

 

 

対する今治はタンキ選手投入を機に讃岐のビルドアップを潰す

ハイプレスを仕掛けチャンスに繋げていきます。

 

 

 

讃岐のビルドアップに対し前5枚でボールを奪いに行きつつ
サイドへの迂回経路を断つ前プレスを仕掛ける今治。

 

ロングボールを使われても5バック化した最終ラインでマークできているので
大きなピンチにはならず攻守が入れ替われば前線に人数が揃っているので
迫力あるカウンターに移行できる効果的な布陣。

 

 

前プレを仕掛けられた中盤の時間帯に苦戦した讃岐ですが

失点を許さなかったことで決着は終盤までもつれる展開となり

再び自陣へのリトリートに舵を切った今治に対し

途中出場の吉長選手が躍動し右サイドから押し込む流れを生み出します。

 

 

引用元:Football LAB

 

 

最後にゴール前を賑わせ可能性を感じさせた試合でしたが

結局今治のブロックに阻まれ続けシュートは枠を捉えることができず

ウノゼロで締められる形の敗戦。

 

 

昇格を掴んだチームのレベルを体感した

来季への物差しとなる一戦になったなと思わされました。

 

 

 

 

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さて今回は

 

カマタマーレ讃岐試合回顧・2024

【第37節・vsFC今治】

 

 

をテーマにお送りしてきましたがいかがでしたか?

 

 

讃岐としては最大限持てる力を尽くしたと評価できる内容でしたが

それ故にJ2に上がれるチームとの差を思い知った一戦でした。

 

 

自分たちの置かれている現在地と向き合って

来季昇格を目標に掲げるのであれば

それに足る力を身に付けられるよう挑戦したいですね。

 

 

そして長いシーズンの締め括りに対する相手は【AC長野パルセイロ】

 

引用元:football-emblem

 

 

今季は開幕から調子を上げられないまま過ごし

直近は13戦未勝利と終盤に来ても迷走が続くシーズン。

 

 

攻守ともに人数を集めて優位な局面を作っていくスタイルに見えるので

プレーヤー同士の意思統一が試合の出来を左右する重要なポイント。

 

 

攻撃の組み立てはそこまで長けたものを出せていませんし

基本的には自陣に厚く選手を置くことが予想されるので

讃岐としてはハイプレスを多用して勝負する場面を作りたいところ。

 

 

シュートはボックスの外からでも積極的に振ってくる印象があるので

ディフェンダーはコースを限定する寄せの強度と

こぼれ球への反応速度を意識して守ってもらいたいですね。

 

 

泣いても笑ってもここが今季ラストマッチの一番は

両クラブ間の合意で期限付き移籍中の森川選手も出場可能となり

集大成を見せられる条件は整ったはずです。

 

 

 

互いに健闘を尽くしサポーターの心を熱くさせる勇姿を

最後の笛が鳴るまで披露して欲しいと願います!

 

 

最終戦こそ有終の美で飾れると信じて

本稿を結ばせていただきます。

 

 

ではまた別の記事にてお会いしましょう。

 

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

 

⇩前回記事⇩

 

 

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