【カマタマーレ讃岐】独自目線で読み解く試合回顧・vsY.S.C.C.横浜【2024・明治安田J3リーグ第24節】◯ 2-1

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皆さんこんにちは、懲りないトモです。

 

 

今回は2週間の中断が明け

シーズンも佳境に向かい進むにあたり

落としたくない重要な一戦となる

 

 

2024・J3リーグ第24節

Y.S.C.C.横浜×カマタマーレ讃岐

 

YS横浜讃岐

 

こちらの試合回顧をお送りさせて頂きます。

 

 

前節のF大阪戦では立ち上がりに普段とは異なる【4-4-2】を採用し

ミラーゲームを挑むも成果に乏しい不穏な流れだったものの

前半飲水タイムという早期に機に舵を切る判断で変化させ

後半には望外なゴールラッシュを呼び込み快勝した讃岐。

 

 

 

 

これまでゴール期待値を下回る決定力の低さに苦しんできた讃岐が

リーグ最上位クラスの守備を誇るF大阪に今季ワーストの3失点を浴びせるという

嬉しい誤算が起こり風向きが変わったかに思われる今こそ

勢いを持続させるためにも必勝体制で臨みます。

 

 

 

対するYS横浜も戦力的に恵まれているとは言い難いながら

相手なりに渡り合う試合巧者ぶりを発揮し

直近5試合負けなしを続け前節もしぶとく勝ち点1を上積み。

 

 

 

 

前期は勝ちきっている相手を迎えるので
ここでも結果を残し残留争いを回避したいでしょうが
三ツ沢での讃岐戦が鬼門(※)となっていることは気になる点かもしれません。

 

※過去5戦で1分け4敗。

 

 

大事な再開初戦に勝ち名乗りを上げたのは

どちらのチームになったのか。

 

 

私見を交え振り返り考察していきますので

最後までお付き合いください。

 

 

では参りましょう!!

 

 

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両チームのスタメンは以下ようになりました。

 

 

フォーメーション図

引用元:SPORTERIA

 

 

讃岐は【3-4-2-1】をベースに攻守で可変していく形。

 

 

普段であれば守備時に【5-4-1】のブロックを組みますが

この試合では相手のビルドアップを誘い高い位置でのトランジションを狙う

【5-2-3】で並ぶ前掛かりの陣形で構えます。

 

 

 

 

 

フォーメーション図

引用元:SPORTERIA

 

 

YS横浜も基本のシステムは【3-4-2-1】を採用。

 

 

守備の際にはベースのポジションを基準にブロックを築きながら

ポゼッションを握り攻撃の組み立てに入ると

【4-1-4-1】や【2-3-4-1】などフレキシブルにフォーメーションを移します。

 

 

 

左右のセンターバックをワイドに開かせて
ボランチの中里選手をビルドアップに加えるYS横浜。

 

讃岐は最終ラインを5枚揃えロングボール対応(赤枠)しながら
敵陣に前線・中盤の選手で圧を掛けることで
高い位置で奪いカウンターを打ちたい狙いが見える。

 

 

ビルドアップでうまく剥がせるシーンが作れないYS横浜も

前半からリスクを負ってのプレーは嫌い

次第にワントップに蹴っていく運任せな攻撃へと移行したため

無難な流れに落ち着きチャンスの数はともに僅か…。

 

 

讃岐が36分にカウンターを受けたシーンでは持ち運ぶ松村選手に対し

深港選手が前に出るタイミングを逸し吉田源選手の戻りも遅れたことで

あわや失点の場面はありましたが難を逃れ

このまま前半は終えるかと思われた終了目前のコーナーキック。

 

 

セカンドチャンスのこぼれ球がキッカーの吉田陣選手に渡ったところで

対峙した中里選手にワンフェイク入れて縦に運び折り返したクロスに

深港選手がフリックした先で反応した

丹羽選手のショットが決まり先制に成功します!

 

 

画像

引用元:X(旧Twitter)

 

 

QBK(※)のシチュエーションで枠内に蹴り込んだ丹羽選手も見事でしたが

個人的には縦突破でマイナスのクロスを上げた吉田陣選手の判断が

オフサイドを免れる要因となった価値の高いプレーに感じました^^

 

※柳沢敦選手が残した『急にボールが来たので』というコメントから生まれた略称(笑)

 

 

慎重な試合運びを選択しながら先制点をゲットして

理想的な展開で後半へ向かうこととなった讃岐。

 

 

前節に続きリードを活かした戦い方を徹底するために

監督がいかなる策を授けてチームを導くのかにも注目です。

 

 

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後半開始で選手の入れ替えはなかったのですが

お互いに少し攻め急ぐ様子が見られカウンターの応酬となります。

 

 

最大の得点機は今村選手が縦に刺したボールを奪われ

ボックス内まで運ばれた56分のシーンでしょうか。

 

 

ここは宗近選手のシュートブロックで阻みましたが

リードを奪っているチームの立ち回りとしては

危うさを感じる時間帯でした。

 

 

こういった流れを変えるために先手を打ち

ウイングバックに森川選手を入れるという守備的なカードを切った

米山監督の勝負勘は冴えを見せたかなと思います。

 

 

 

 

試合の流れが落ち着くと得点を取りに行かないと

勝ち目を失うYS横浜側にとっては焦りに繋がり

自陣での処理ミスが出てしまったところで被弾…

讃岐としては采配大的中のしてやったりな追加点でした!

 

 

引用元:X(旧Twitter)

 

 

ただ喜びも束の間、キックオフで再開された続くプレーで

PKを与えたかに思われた雑な守備対応で

すぐさま雲行きを怪しくさせたことは

大きな反省点となりました。

 

 

微妙な判定で倒したポイントはボックスの外となりましたが

これにより前川選手は累積4枚目となり次節出場停止になり

YS横浜に駆け引きで上回られ結局ゴールも奪われるという

大きな代償を払う事となり油断大敵という言葉が身に沁みました。

 

 

 

 

スコアを詰めたYS横浜は4枚替えを断行し

【3-1-4-2】に映る前傾ポジションを取りますが

川西選手をトップに置いてボールキープさせ時間稼ぎに移ることで

渾身の一手が効力を発揮する間を与えずにタイムアップ。

 

 

追加点を挙げた直後の躓きで多少のケチは付いたものの

試合全体を通して見返せば勝つべくして勝ったと言える内容で

チームの充実度が感じられたナイスゲームでした!

 

 

 

 

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さて今回は

 

カマタマーレ讃岐試合回顧・2024

【第24節・vsY.S.C.C.横浜】

 

 

をテーマにお送りしてきましたがいかがでしたか?

 

 

中断期間を挟んで今季初の連勝を挙げ

勢いだけではなく確かな手応えを得られた試合に感じました^^

 

 

さらなる追い風として実績豊富な大森選手の加入という一報も届き

ここで一気にギアも順位も上げていきたいところです!

 

 

 

このタイミングで迎える次節の相手は
【福島ユナイテッドFC】

 

引用元:football-emblem

 

 

パス・ドリブルなど攻撃面の指標でリーグトップを記録する

非常にアクティブなサッカーを持ち味とするチーム。

 

 

前節はパス指標リーグ2位の琉球との

ポゼッションサッカー頂上対決のマッチアップで

ボール支配率は圧倒する戦いぶりを見せながら最終盤に失点し惜敗。

 

 

 

 

前回対戦ではオールコートマンツーマンの積極守備で封じ込めましたが

この夏場に同じ戦い方で挑むのは現実的ではないので

最終ラインは固めつつどこで引っ掛けに行けるかという

YS横浜戦に似た受け方になりそうです。

 

 

ただ質の面では福島のほうが上と見るべきですし

よく走るチームなので果敢なプレッシングは振り切られる可能性も高く

無理に奪いに行かず自陣に誘い込むシーンは多くなるかもしれません。

 

 

スローペースに持ち込めれば讃岐の方が適性が高いはずなので

落ち着いた流れを生み出す為にも守備にリソースを割いて

ゲームコントロールしていきたいですね!

 

 

クラブ関係者の熱意が込められた8月唯一のホームゲームで

1万人の(目標達成は叶うか?!)大観衆を前に手にする会心の勝利を願って

本稿を結ばせていただきます。

 

 

ではまた別の記事にてお会いしましょう。

 

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

 

⇩前回記事⇩

 

 

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