【カマタマーレ讃岐】独自目線で読み解く試合回顧・vsテゲバジャーロ宮崎【2024・明治安田J3リーグ第18節】△ 3-3

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皆さんこんにちは、懲りないトモです。

 

 

今回のテーマはこちら。

 

 

カマタマーレ讃岐試合回顧・2024

第18節・vsテゲバジャーロ宮崎

 

宮崎讃岐

 

こちらをお送りさせて頂きます。

 

 

前節の金沢戦では相手守備の網を潜る多彩な攻撃を重ね

大半の時間帯で敵陣に押し込み主導権を握りながら

ひとつの欲張った判断から被弾し呆然の敗戦を喫した讃岐。

 

 

 

 

内容としては上向きで自信を得たい試合を続けながらも

報われずに競り負けてしまうもどかしさから

いずれ調子を崩してしまわないかと心配もありますが

いかなる状況でも勝利を求めるプロとしての姿勢が問われます。

 

 

今節の対戦相手となる宮崎も開幕から7戦未勝利が続き

低迷する讃岐との勝ち点差も僅か『1』…

直近もボトムハーフ同士の戦いが痛み分けに終わり

同様に浮上のキッカケを欲しているチームです。

 

 

 

 

若手選手を積極起用する方針の両チームだけに

取っ掛かりさえ掴めば波に乗る可能性が秘められているし

それを相手に渡してなるものかと必死にしのぎ合う譲れない一戦になりそうです。

 

 

大きな意味を持つ6ポイントマッチを制したのはどちらになったのか…

私見を交え振り返り考察していきますので

最後までお付き合いください。

 

 

では参りましょう!!

 

 

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両チームのスタメンは以下ようになりました。

 

 

フォーメーション図

引用元:SPORTERIA

 

 

讃岐は普段と変わらぬ【3-4-2-1】でスタート。

 

 

このところ攻撃の中心に据えていた赤星選手を外し

細かく繋ぎながらの地上戦を挑む算段に思えるメンバーを用意してきました。

 

 

これがどのように試合へ作用するのか注目して見たいポイントです。

 

 

フォーメーション図

引用元:SPORTERIA

 

 

対する宮崎は慣れ親しむ【4-4-2】を採用。

 

 

ベーシックなシステムから攻守でどういった形へ動かしていくのか

術中に嵌まらないようにアプローチ方法に気を配りたいところ。

 

 

試合は讃岐の3バックに対して【2-4-3-1】の形に可変して

4枚でアタックを仕掛ける宮崎の攻撃が猛威を振るいます。

 

 

 

宮崎のビルドアップに対して
讃岐のボランチがプレスに行く意識が強く
ウイングバックも高い位置を取るためライン間(赤枠)スペースが広がる。

 

中盤を越されてしまうと守備者3枚に対して
攻撃側が4枚で畳み掛けてくるので迫力が生まれてしまう。

 

 

先制点は前半14分に決められてしまったものですが

これはコーナーキックのセカンドボールをねじ込まれるという

ある種事故的な失点だったので切り替えられればよかったのですが

この弱みに付け込まれる形でやられてしまった2点目は痛恨でした…。

 

 

引用元:テゲバジャーロ宮崎オフィシャルサイト

 

 

そして攻撃的な役割を課されたボランチやウイングバックが

攻めている場面では上手く機能していたのかというと

こちらも宮崎の守備に抑え込まれてしまい不発に。

 

 

 

4バックに対して攻撃力の高い選手を置く両サイドから攻めたい讃岐でしたが
右は内田選手には井上選手が付いていく形でケア
左は吉田(源)選手には青山選手を当てて阿野選手にカバーリングを任せる格好で
最終ラインの4枚体制を崩れることなく維持されチャンスが作れず。

 

行き詰まりを打破すべく川西選手が自陣まで降りて
【2-1-4-3】気味に可変する工夫も見られたが
チャンスを供給する手立てとしての効果は薄かった。

 

 

戦前のプランは相手の策に封じ込まれ

不運があったりミスが絡んだりしながら2点を失った前半…。

 

 

見どころはほぼ持っていかれてしまったここから

巻き返すことが並大抵ではないのは言うまでもなく

どのように試合を動かして行けるのかチームの底力が問われます。

 

 

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後半開始とともに赤星選手と吉田(陣)選手を投入し

配置を動かしてきた讃岐。

 

 

最前線に相手を引き付けるターゲットマンが入ったことで

試合の様相は一変していきます。

 

 

新たにピッチへ立った二人以外の循環も良くなり

後のゴールへ繋がる伏線を作ったのは

インサイドハーフにポジションを移した川西選手の存在もあったでしょう。

 

 

 

川西選手がインサイドハーフの位置からコーナーポスト方向へ流れることで
吉田(源)選手に付いていた青山選手の注意を反らし
守備の乱れを生み出した。

 

後に同点まで追い上げたシーンでは既にお役御免で退いていたが
チームがこのエリアに活路を見出したことは彼の存在も効いていたはず。

 

 

 

 

 

 

1点目は速攻、2点目は遅攻とリズムの異なる攻撃を用いた

会心の采配に加え驚愕のアクロバットゴールまで飛び出し

逆転の芽も出てきた昂る展開に盛り上がりは最高潮に!

 

 

一気呵成に押せ押せで敵陣になだれ込む時間帯が続きましたが

伴って自陣が手薄になるのは当然の現象で

それが土壇場でPKを与える悪夢に繋がっているとは…。

 

 

引用元:テゲバジャーロ宮崎オフィシャルサイト

 

 

これを沈められ再度のビハインドを負ったのが後半46分…

あまりにも残酷なゴールに思えましたが

ここで落ち着くような試合ではありませんでした。

 

 

PKと選手交代により時計が止まったことで

告知されたより時間が伸びたアディショナルタイム中に

懸命の追い込みを見せた讃岐は

コーナーキックからオウンゴールを誘発し再び振り出しに戻します!!

(リプレイでも分かりにくかったのですが、

最後に触れたのは青木選手が伸ばした腕という判断になったのでしょうか?)

 

 

引用元:X(旧Twitter)

 

 

二転三転するドラマチックな試合でしたが

これ以上の劇的な展開は起こらぬままドローで終戦。

 

 

前半は一方的にやられ

後半は機運高まる状況で足元を掬われ

幾度も絶望しながら持ち帰ることになった勝ち点1が

数字以上の価値を生むことになればいいなと願います。

 

 

 

 

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さて今回は

 

カマタマーレ讃岐試合回顧・2024

【第18節・vsテゲバジャーロ宮崎】

 

 

をテーマにお送りしてきましたがいかがでしたか?

 

 

直近の試合ではスカウティングが当たることが続いていたので

前半から相手の策に嵌ってしまう展開は大きな誤算でしたが

それを乗り越えて引き分けに持ち込んだチームの逞しさは頼もしく映りました^^

 

 

0から1、無から有を生み出したこのゲームを反撃の狼煙にすべく

次戦は是が非でも勝ち名乗りを上げておきたいですね!

 

 

ここで立ち塞がる相手は【FC今治】

 

 

引用元:football-emblem

 

 

開幕4連勝と華々しいスタートを切ったものの

徐々に成績は下降線を辿るチーム。

 

 

基本的には4バックを採用していましたが

直近2試合は3バックに移行しているようで

システムが確立されていない分読みづらい相手です。

 

 

ただサイドアタックが主軸の讃岐を想定すれば

前節の【3-4-2-1】を据え置くことが無難でしょうか。

 

 

ヴィニシウス選手を始め多少強引でもフィニッシュを狙ってくる積極性に加え

中盤のボール奪取力に優れるチームなので

自陣からのリスタートはロングボールを多用するのが安全になりそうです。

 

 

チームの状況的に引き分けでOKとは言いにくいですが

守備に重点を置いて慌てず騒がずゲームメイクして欲しいですね。

 

 

一巡目最後の対戦で勝利を飾り

後期へ向けて良い流れを作れる結果が得られることを信じて

今回はこれにて本稿を締めくくらせていただきます。

 

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

 

また別の記事にてお会いしましょう。

 

 

⇩前回記事⇩

 

 

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