【カマタマーレ讃岐】独自目線で読み解く試合回顧・vs大宮アルディージャ【2024・明治安田J3リーグ第14節】● 0-2

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皆さんこんにちは、懲りないトモです。

 

 

今回のテーマはこちら。

 

 

カマタマーレ讃岐試合回顧・2024

第14節・vs大宮アルディージャ

 

讃岐大宮

 

こちらをお送りさせて頂きます。

 

 

前節の沼津戦では守備重視にシフトした戦術も明るみになり

しっかりと対策されて押し込まれる時間帯が続きましたが

セットプレーで形勢をひっくり返し今季初勝利を挙げた讃岐。

 

 

 

 

待ちに待った歓喜に沸き立ったチームはこのまま上昇気流に乗れるのか

首位を走る相手に対し上位キラーの再現を目指し闘志を燃やします。

 

 

対する大宮はここまで圧倒的な戦績を叩き出し

混戦J3を早くも抜け出している順調な戦いぶりも

前節は松本に対し今季初黒星を喫し躓きを見せます。

 

 

 

 

一頓挫が起こった直後の試合でどう立て直してくるのか…

昇格の大目標を達成するためには絶対に避けたい連敗を阻止すべく

気持ちを引き締め直して敵地へ乗り込みます。

 

 

前節初白星の讃岐と初黒星の大宮という

対象的な立ち位置で迎える約6年ぶりの顔合わせは

どういった決着が用意されていたのか?

 

 

私見を交えて振り返っていきますので

最後までお付き合いください。

 

 

では参りましょう!!

 

 

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両チームのスタメンは以下ようになりました。

 

 

フォーメーション図

引用元:SPORTERIA

 

 

讃岐は琉球戦以降続く【3-4-2-1】を継続。

 

 

システム変更後は目指すスタイルもガラッと変わりましたが

ここまで続けるということは一時的なものではなく

本格的に方向性を見直した様子であることが伺えます。

 

 

これまで少なくない時間を投下してきた理想を捨てた悲しさはありますが

大宮を相手にするならこの戦い方を突き詰めたほうが勝ち目も出てくるでしょう。

 

 

フォーメーション図

引用元:SPORTERIA

 

 

対する大宮もシステムは据え置きの【3-1-4-2】でスタート。

 

 

開幕当初は4バックを採用いたようですが

守備時の最終ラインを5枚に移行しやすい3バックに変えたことで

より安定した戦いに繋げることができているように映ります。

 

 

試合は両チームのパワーバランスがそのまま表れたかのように

大宮が攻めて讃岐が守る構図で展開されていきます。

 

 

杉本選手が偽9番の役割を担い二列目でゲームメイクに加わったり
最前線に厚みを持たせたりと攻めの形を変化させる動き
ブロックの穴を広げようと存在感を放ちます。

 

 

 

杉本選手と縦関係にあるシルバ選手が
揃ってポジションに囚われず動くことで
相手のマーカーから逃れフリーでボールを触りリズムを生む。

 

ボールを失っても即時奪回に動く大宮のプレッシャーを嫌った讃岐は
苦し紛れで蹴り返すのみに留まりセカンドボールを拾われ波状攻撃を受ける。

 

 

エリアに守備者を置く讃岐に対し僅かに空く選手間の隙間に入り

狭いスペースでもボールを操れる個人の質には

素直にレベルの高さを感じました。

 

(大宮以外の同一リーグ相手であればもう幾分守備は機能していたはず…)

 

 

それでもスコアレスで時計を進めていけば

間違い一つで試合の様相が変わる展開も望めましたが

前半のうちにスコアを動かされ青写真は塗りつぶされてしまいます。

 

 

 

 

杉本選手・石川選手が最終ラインと駆け引きできるポジションを取り

5バックに対して5トップの同数でやり合うシーンが増えていたのが

この場面でも効いた格好になりました。

 

 

 

バイタルエリアに攻撃側が同数で攻め入るため
5バックで守っても数的優位が作れなかった讃岐。

 

フィニッシュもクイック気味に足を振ってくるシルバ選手の好判断で
ディフェンスは間合いを詰める時間がなかった。

 

 

決定的なピンチというわけではないシーンでしたが

ここで決めきれるクオリティが出せる要所での集中力は

首位に立つチームに相応しいものを見せられました。

 

 

思い描いたゲームプランを崩された讃岐は

ここまでの戦いで感じた実力差を念頭に置きながら

高いリスクを承知の上で得点を奪いに行かなければならず

厳しいゲームマネジメントを求められることに…。

 

 

難しい逆境へと追い込まれてしまったこの試合で

精神的に今一度奮い立つことはできるのでしょうか。

 

 

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後半の立ち上がりは讃岐がボール保持に務め

意図して攻めにリソースを割きますが

間隙を縫うように追加点を奪ったのは大宮でした。

 

 

 

 

センターバックの一角を担う浦上選手が得点を挙げたのですが

中盤付近でインターセプトした流れで普段のプレーエリアを捨てて

バイタルエリアまで侵入する直感的な判断の賜物であり

讃岐としてはイレギュラーな対応が求められ難しい局面でした…。

 

 

 

浦上選手はカットしたボールを石川選手に預けバイタルエリアへ侵入。

 

泉選手→小島選手と繋がる間にエリア内へ攻撃の数を揃え
混雑したゴール前で最後は枠内へ転がるように触れるだけという
博打的な一連の流れが吉と出て値千金のゴールを生み出した。

 

 

0-2のスコアに変わったことで試合の行方はある程度見えたことから

両チームとも手堅いスタイルに徹し

守備の組織が崩れる場面は少ない状況が続きます。

 

 

膠着状態でたまに訪れるチャンスでシュートを枠内に打てる

大宮の抜け目なさもまた差を感じる部分でした…。

 

 

唯一にして最大のミスが発生したのは選手交代を機に

ポジションをセンターバックから右ウイングバックに移した

期待のホープ・市原選手のバックパスが乱れたシーン。

 

 

 

 

ただここも笠原選手のビッグセーブでリカバリーできるのが

この試合での盤石ぶりの表れた結果でしょうか。

 

 

讃岐も持てる力は出せたと言っていい出来でしたが

この試合に関しては相手が良すぎたので

完敗を喫しても致し方ないゲームでした。

 

 

ただこのレベルで戦えば昇格を争えるという
ひとつの指標を示してもらえたと捉えるならば
今後に向けて非常に価値のある経験になったので
しっかりと成長の糧にしていきたいですね。

 

 

 

 

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さて今回は

 

カマタマーレ讃岐試合回顧・2024

【第14節・vs大宮アルディージャ】

 

 

をテーマにお送りしてきましたがいかがでしたか?

 

 

負けてしまったことはもちろん残念ですが

どこか清々しい気持ちも湧くような

質の高い試合だったように思います。

 

 

米山監督のコメントも完敗を認めながらも

言い回しに前向きな意味が込められている感じがあり

純粋に勝負を楽しめた試合だったのかもしれません。

 

 

 

後半戦で大宮にやり返すことがモチベーションになれば

チームの伸びるキッカケになり得るので

気持ちを燃やして日々のトレーニングを積んでもらいたいですね^^

 

 

リーグ戦の次節はアウェイ福島戦となりますが

その前に天皇杯を挟むので間隔が空きます。

 

 

対戦相手の三菱自動車水島FCは中国社会人サッカーリーグ所属ということで

J5相当のカテゴリーにあたるレベルでしのぎを削っているチームのようです。

 

 

当然情報は乏しくどういったサッカーを施行してくるのかも分かりませんし

中継もなさそうなので現地へ行けない私のできることは

心の中で勝利を願うくらいでしょうか…(笑)

 

※この試合に関しては書ける部分がほぼ無いので

次回の記事は先延ばしになっていた第5節・鳥取戦の試合回顧を予定していますが

見逃し配信期間が終了しているので記憶に頼る分だけ解像度が低いものになるかも…^^;

 

 

ここでは勝敗にこだわるより戦力の底上げを図るでしょうし

そうなると出番の回ってこない選手にとっては貴重な実戦の場になりますので

この機に台頭してくれる存在が現れることを期待します!

 

 

チームが好転してくれることに望みを掛けつつ

今回はこれにて本稿を締めくくらせていただきます。

 

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

 

また別の記事にてお会いしましょう。

 

 

⇩前回記事⇩

 

 

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