【カマタマーレ讃岐】独自目線で読み解く試合回顧・vsアスルクラロ沼津【2024・明治安田J3リーグ第13節】◯ 1-0

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皆さんこんにちは、懲りないトモです。

 

 

今回のテーマはこちら。

 

 

カマタマーレ讃岐試合回顧・2024

第13節・vsアスルクラロ沼津

 

讃岐沼津

 

こちらをお送りさせて頂きます。

 

 

前節の琉球戦ではアタッキングフットボールを信条とする相手に

今季初めてとなる3バックに変更して応戦し長所を封じ込め

勝利は掴めなかったものの上々の戦いを見せた讃岐。

 

 

 

 

中位・下位に位置する相手に取りこぼしが続いた中で

上位陣との顔合わせが控えるタイミングでの路線変更が

チームを好転させる材料になり得るのか注目です。

 

 

対する沼津は攻守でフレキシブルに立ち位置を変える

中山監督のこだわりが根付き躍進を続けている今季は

シーズン当初から昇格を争う好位置をキープしていますが

直近3試合は勝ちが無く停滞気味。

 

 

 

 

再び波に乗るためにも結果が欲しい状況で巡ってきた

昨季2敗を喫した米山讃岐に雪辱を果たすチャンスは

指揮官の心に静かな火を灯し熱を帯びているかもしれません。

 

 

立場や思惑は違えどそれぞれに負けたくない気持ちが強く宿る一戦は

どちらへ軍配が上がる事になったのでしょうか。

 

 

私見を交えて振り返っていきますので

最後までお付き合いください^^

 

 

では参りましょう!!

 

 

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両チームのスタメンは以下ようになりました。

 

 

フォーメーション図

引用元:SPORTERIA

 

 

讃岐は前節に続き3バックシステムを採用。

 

 

川西選手・前川選手をスタートから使ってきたのは

比較的流れが緩やかになりがちな前半で

先手奪っておきたいとの考えからでしょうか。

 

 

【5-4-1】ブロックのロングカウンター狙いならば

必ずしも欠かせないキャラクターではないので起用意図はありそうですし

首脳陣の思惑が当たる展開になれば勝機は高まるはず。

 

 

フォーメーション図

引用元:SPORTERIA

 

 

一方の沼津は昨季から研鑽を積んでいる【4-1-2-3】でスタート。

 

 

これまでレギュラークラスの起用が続いていた選手が

数名入れ替えられており中2日という変則スケジュールの影響で

コンディション重視の布陣を用意した格好でしょうか。

 

 

ここで今季初スタメンの機会を得るかつて名声を轟かせた齋藤選手が

3部リーグではどれほどパフォーマンスを見せるのか…

敵となる立場から見ても一人のJリーグファンとして楽しみに感じる部分です。

 

 

立ち上がりは琉球戦に続き割り切った守備を敷き

スロースタートしたい讃岐の目論見は相手にとって都合が良く

ボールを奪いに来ないことに乗じ沼津が厚い攻勢を掛けます。

 

 

右サイドバックの安在選手がビルドアップでキーマンを担う

独特な形態の沼津に対し二列目がリトリートする讃岐は

そこに対してのプレッシャーが少なく小気味よくボールを回されてしまいます。

 

 

 

サイドバックの攻撃参加で【5-4】ブロックに【4-4】でアタックできる沼津は
敵陣で数的な不利が少なく外へ迂回させるサイドアタックも
和田選手の裏抜けを狙う中央突破も無理なく選択が可能。

 

サイドハーフを予め高い位置に構えさせることで
讃岐のウイングバックを低い位置にロックさせる(赤枠)効果もあり
被カウンター時のターゲットをワントップに限定できる。

 

 

ボールを保持しシュートチャンスを増やしながら
速攻のケアもできていた沼津でしたが
試合の流れと無関係に事が起こる可能性を孕むのがセットプレー

 

 

ここまで狙い通りに試合を運んでいた沼津にとっては落とし穴、

上手くいかないながらも耐え忍んでいた讃岐はしてやったりの

デザインされた奇策で一気に形勢を逆転させます!

 

 

 

 

スコアが動いたことで主導権も移った感があり

スタッツも讃岐優位へと偏りを見せて前半が終了。

 

 

引用元:Football LAB

 

 

内容的に充実していながらも

たった一つ不覚を取ると容易く覆されてしまうのが

サッカーの理不尽さであり魅力の一部でもあります。

 

 

このまま讃岐が勢いを加速させ念願の今季初勝利を掴むのか

昨季連敗した相手に三度目の屈辱は受けてなるものかと

逆転の一手を沼津が差し込むのか…。

 

 

後半の行方も見逃せません。

 

 

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後半開始と同時に赤星選手を最前線に投入し

より明確なキック・アンド・ラッシュに徹する讃岐。

 

 

沼津にとってはボールを握りながらもフィニッシュまで持って行けず

奪われたら大きく蹴られて局面を変えられてしまう息苦しい展開が続きます。

 

 

リードを活かし危なげない試合運びを見せていた讃岐でしたが

追加点のチャンスで仕留めきれず僅少差のまま終盤を迎えると

自陣に引きこもりひたすら殴られ続ける状況に押し込まれてしまうことに…。

 

 

 

讃岐が全員を自陣に集め【5-4-1】でブロックを構築し
沼津は【2-3-1-4】のような形で押し込むハーフコートゲームに。

 

クリアボールを拾って反撃に出ようにも
センターライン近辺(赤枠)は多勢に無勢のためすぐに拾われ
攻守は入れ替わらず陣地の回復すら困難だった。

 

 

試合の推移を見ても最後の15分で讃岐ができたことは

相手の猛攻にゴールを割らせないよう身体を張ることのみ。

 

 

引用元:Football LAB

 

 

とてもスマートな試合の締め方とは言えないながらも

喉から手が出るほど欲している今季初勝利へ執念を宿し

懸命に跳ね返し続け決着を知らせる笛を聞くと

ようやくPikaraスタジアムに歓喜の声が響きます!!

 

 

引用元:カマタマーレ讃岐オフィシャルサイト

 

 

長く苦しい時間を過ごしてきましたが

ついに手に入れた勝利の味を噛み締め

晴れやかな気持ちで次の戦いへと向かいます。

 

 

 

 

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さて今回は

 

カマタマーレ讃岐試合回顧・2024

【第13節・vsアスルクラロ沼津】

 

 

をテーマにお送りしてきましたがいかがでしたか?

 

 

内容的には語る部分が少ない試合になりましたが

贅沢を言っていられない状況が続いていましたし

とにかく勝ったという結果に大きな価値がありました^^

 

 

これで中山監督率いる沼津はこれで米山讃岐に3戦3敗…

今季の成績を考えると明らかに優勢だったはずが

ここでも後塵を拝する結果になってしまうのですから不思議なものです^^;

 

 

天皇杯の県予選決勝も高松大学を相手に勝ち切り

憑き物が落ち平常心で戦える状態に戻れた気がします。

 

 

そんなタイミングで迎える次節は

目下首位を独走する大宮と対戦。

 

 

タレントを揃えた攻撃陣は言わずもがなリーグトップクラスで

直近で採用している【3-1-4-2】の両翼に配されている

泉選手・下口選手は単独でもコンビネーションでも崩せる質の高いプレーヤー。

 

 

そしてフィニッシャーとして君臨している杉本選手は

一部では『2980円』などと呼ばれ揶揄されるほど成績にムラがありますが

カテゴリーを落とした今季は活躍を続けています。

 

 

⇓参考動画(笑)⇓

 

 

反面守備では有望株とはいえまだ経験の浅い

市原選手が主軸に据えられているのが現状で

人数を揃えないと安定感は落ちるようです。

 

 

直近の戦い方から推測すれば讃岐は受けに回ることが予想されるので

大宮のウインガーを前に引き出してその背後を取るサイドアタックが

効果的になるような感じはしています。

 

 

前節も大外から崩されて今季初黒星を付けられていますしね。

 

 

 

 

純粋な個の能力勝負になれば大宮に分があるのは間違いないので

どれだけ相手に生じる隙を突くことができるのか…

讃岐は策略で上回って勝機を作り出してもらいたいです!

 

 

再びの上位食いに期待を寄せつつ

今回はこれにて本稿を締めくくらせていただきます。

 

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

 

また別の記事にてお会いしましょう。

 

 

⇩前回記事⇩

 

 

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