【カマタマーレ讃岐】独自目線で読み解く試合回顧・vsヴァンラーレ八戸【2023・J3リーグ第33節】△ 2-2

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皆さんこんにちは、懲りないトモです。

 

 

今回のテーマはこちら。

 

 

カマタマーレ讃岐試合回顧・2023

第33節・vsヴァンラーレ八戸

 

 

八戸讃岐

 

vs

 

 

 

 

こちらをお送りさせて頂きます。

 

 

前節の北九州戦では不調のチーム同士らしく

噛み合わないシーンが散見される悩ましい展開が続くも

均衡を破るストライカーの一撃が生まれ勝利した讃岐。

 

 

 

 

加入当初は馴染めていない様子が見て取れた川西選手も

これで2戦連続でゴールを奪い攻撃を牽引する存在に浮上。

 

 

かつての恩師と相対する今節でも虎視眈々と得点を狙います。

 

 

その老将・石﨑監督率いる八戸も直近3戦負けなしと上向きで

前節の福島戦でも豊富な運動量を武器に3発快勝。

 

 

 

 

こちらも途中加入のストライカー・オリオラ選手がフィットし

攻撃にバリエーションが生まれてきたことで上昇気配。

 

 

得点力が改善されつつある両チームのぶつかり合いは

どちらが制することになったのか…?

 

 

振り返って考察していきますので

是非最後までお楽しみ下さい!

 

 

では参りましょう!!

 

 

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前半は順調も後半に瓦解…90分間通してゲームメイクする難しさを痛感

 

 

両チームのスタメンがこちら。

 

 

フォーメーション図

引用元:SPORTERIA

 

 

讃岐は前節から2名を入れ替えます。

 

 

負傷交代した岩本選手のポジションに長谷川選手を起用したことは

戦前より予想されたことで大きな驚きはなかったのですが

小松選手の第18節(宮崎戦)以来となるスタメン入りはプチサプライズ。

 

 

ただ八戸がロングボールでバックラインの背後を狙いにしていたため
宗近選手より走力のある小松選手にオリオラ選手対策を任せたという判断と
個人的には受け取ったので振り返れば納得の抜擢です。

 

 

フォーメーション図

引用元:SPORTERIA

 

 

対する八戸はゴールキーパーが変更されている様子。

 

 

起用された谷口選手は今季最もゴールマウスを任されているため

不思議はない気もしますが、連勝中に変える必要はないポジションなので

サブにも大西選手の名前が無いのはどうにも不可解…。

(と思っていたらやはり怪我の情報が出てきました…^^;)

 

 

 

チームの勢いに一頓挫与えるトピックなので

試合に影響が出ないか少々不安材料となりそうです。

 

 

これが伏線になった…かどうかは分かりませんが

スコアは早々に動きを見せる波乱含みのスタートを見せます。

 

 

スローインでリスタートした場面に
二列目でボールを拾った冨永選手が
左足を振り抜きゴール隅へ先制弾を突き刺します!

 

 

 

 

石﨑監督にとっては山形時代から指導した門下生で
富山を率いた際には呼び寄せるほど
その才能を買っている川西選手に対する意識はおそらく強く
この場面でもセンターバックがその動きに釣られコースを空けることに。

 

若かりし頃には手を焼いたであろうことが推測できますし

個人的な感情が込められていたとしても自然なことでしょう^^;

 

 

ただこの場面は対応として間違いがなく

八戸としては事故的な失点でしたが

結果的に若き才能は構わずノッていくことになります!

 

 

風下に立ちロングボールが上手く通らない八戸を尻目に

攻勢を掛ける讃岐はコーナーキックに活路を見出しゴールに迫り

ショートコーナーから長谷川選手が放ったミドルも効き目は十分。

 

 

八戸はニアサイドに選手を集めてゾーンでブロックを作っていましたが
守り方がワンパターンだったので讃岐の選手が攻略して先に触るケースが多く
穴を修正できないでいる間に再びゴールネットを揺らされます。

 

 

 

 

江口選手のキックの質や気を良くした冨永選手のポジショニングは光ったものの

一番固めていたニアで合わされてしまった八戸としては痛恨の失点…。

 

 

逆にしてやったりのゴールを挙げた讃岐はその後の勢いも加速し

再びコーナーキックからチャンスを作ると今度はファーに流れたボールに

川﨑選手が合わせてコーナーポストを襲う決定機を創出。

 

 

ダメ押しは逃したものの流れは完全に掴んだはずだった讃岐。

 

 

ただ後半、文字通り風向きが変わり始めます…。

 

 

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ハーフタイムで八戸はキャプテンを務める山田選手を投入し

仕切り直しを図りますがこれが好判断。

 

 

前半から左サイドにセンターバックの蓑田選手も攻撃参加させて

オーバーロード(※)を作り出していた八戸はボールの伸びる風上に立って

より積極的に出始めます。

(※日本語では『過負荷』を意味し、特定エリアで数的優位を生み出す戦術)

 

 

 

早い時間帯にコーナーキックのこぼれ球を妹尾選手に撃ち抜かれ

追い上げられた訳ですが、この場面は讃岐の対応に問題がなく

前半の八戸同様に事故的な失点…とは言えダメージはしっかり残ります。

 

 

八戸が作り出す左サイドの優位性をなるべく早く対処したい讃岐は
下川選手に代えて赤星選手をそのエリアに対応するポジションに入れたのですが
この使い方は公式戦では試したことのない未知数の一手

 

 

しかも赤星選手はこの後で役割をコロコロ変えられるため

今ひとつ何がしたかったのか見えてこなかったので

ベターに高橋尚選手や岩岸選手を使ったほうが良かったのでは…。

 

 

この試合では的確に手を打った石﨑監督と明暗がハッキリ分かれ
米山監督の謎采配は悪目立ちしてしまいました。

 

 

八戸側は途中出場の山田選手が

讃岐のカウンターをタクティカルファウル(※)で止め

イエローカードを貰いながらも決定機を阻害。

(※故意的にファウルでプレーを止める行為)

 

 

讃岐としてはアドバンテージで流して欲しい場面でしたが

警告の対象となるプレーだったので

審判の心情的に止めたくなるのは致し方なし…

山田選手の豊富な経験が活きた好判断にしてやられました。

 

 

両チーム共に選手を入れ替え試合当初とは様子は一変、

八戸は山田選手をセンターバックの真ん中に移した【3-1-4-2】にして

最後の攻勢に打って出ます。

 

 

 

 

讃岐は赤星選手を右インサイドハーフという

これまた試したことのないポジションに移し

両サイドの位置を下げる【3-4-2-1】でリトリート。

 

 

 

 

ベンチの混乱が感じられる苦し紛れのフォーメーションで

逃げ切りを狙うには不安の尽きない状態…

この後の失点はもはや必然でした。

 

 

 

 

同点を許してから小山選手を入れて【4-4-2】に戻すも

残された時間はあまりに短く反撃は届くことなくタイムアップ。

 

 

1年目の米山監督がスカウティングで先制パンチを決めるも

23年目の石﨑監督がベンチワークで応戦して巻き返し

最終的には痛み分けに終わった一戦。

 

 

90分トータルで勝つことの難しさをまたしても味わい

悔しさを噛み殺して次なる戦いに歩を進めます。

 

 

 

 

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さて今回は

 

『カマタマーレ讃岐試合回顧2023第33節・vsヴァンラーレ八戸』

 

 

をテーマにお送りしてきましたがいかがでしたか?

 

 

得点力が目に見えて向上してきたことはプラスですが

それによってリードした局面での対応力という新たな課題が噴出…

チームを強くすることの難しさを改めて感じました。

 

 

それでも勝利を求めて戦い続けるしか道はないので

折れることなくチームと共に上を目指していきたいですね。

 

 

ただ次節の対戦相手は苦手意識ありありな
天敵中の天敵・AC長野パルセイロ

 

 

引用元:football-emblem

 

 

対戦成績2分7敗と未勝利が続き9戦で2得点14失点はあまりにも悲惨…。

 

 

ただ今季不振の長野は攻撃の指標が讃岐を下回る低水準で

トータル順位もボトムハーフに沈む苦しい状況。

 

 

 

 

それにも関わらず前回対戦では0-4と圧倒的なスコアで敗れるのだから

理屈では語れないレベルで相性が悪いです…(泣)

 

 

直近は攻撃の形が作れない試合が続いている様子で

前節は3-0で快勝しているとはいえほぼポゼッションを握らず

割り切ったカウンター狙いがハマった結果に映るので

そこまで怖がる必要はない…はずなのですが過去を振り返ると強気には言えない^^;

 

 

同じくカウンターが武器の讃岐なので
トランジションの切り替えが鍵になりそうです。

 

 

そしてセットプレーは強いようなので八戸戦の教訓を活かし
最大レベルの警戒態勢を敷いて失点を防いでもらいたいです。

 

 

 

 

上を目指すためにオレンジの呪いを破ることは必須条件…

今季中の挑戦はこの試合が最後のチャンスになるので

モチベーションを高く保って天敵撃破を達成しましょう!

 

 

過去の自分達が成し得なかった

リーグ戦での対長野初勝利を祈願して

今回はこれにて締めくくらせていただきます。

 

 

本稿も最後までご覧いただきありがとうございました!

 

 

それではまた別の記事にてお会いしましょう。

 

 

⇩前節記事⇩

 

 

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