皆さんこんにちは、懲りないトモです。
今回のテーマはこちら。
カマタマーレ讃岐試合回顧・2023
第32節・vsギラヴァンツ北九州
vs
こちらをお送りさせて頂きます。
前節の鳥取戦では立ち上がりに幸先よく先制し
相手選手の退場も重なる絶対的優位な状況から
一気に窮する脆さをさらけ出しまさかの逆転負けを喫した讃岐。
精神的なダメージも大きく残りそうな敗戦から
一丸となって立ち上がることができるのか…
自信と誇りを取り戻すためにも勝利が欲しい一戦です。
対する北九州も直近5戦勝ちがなく目下最下位と低調。
前節の愛媛戦では終始押され気味の試合展開を
退場者を出しながらも何とか粘り切ろうと耐え続けるも
最後は力尽き黒星…苦しい戦いが続きます。
浮上のキッカケを掴みたい両チームの争いで
この苦悩から抜け出す勝利という特効薬を得たのはどちらか…。
振り返って考察していきますので
是非最後までお楽しみ下さい!
では参りましょう!!
噛み合わず我慢が続く展開で堪え切ったのは讃岐
両チームのスタメンがこちら。
引用元:SPORTERIA様
讃岐は前節で不在が響いた江口選手・岩本選手が早期復帰。
それぞれコンディションに不安を覚えての欠場だっただけに
状態がどれくらい戻っているのか気がかりですが
現状のレギュラー格なので期待は寄せたいところです。
そして移籍後初ゴールを記録した川西選手の相棒には
育成型期限付き移籍で今夏加入した冨永選手を抜擢!
弱冠19歳の新鋭ストライカーはホームゲームでは初のメンバー入りなので
チームに新風を吹かせる元気印として臆することなくピッチを駆け回り
ホームのサポーターへ鮮烈な印象を与えてもらいたいですね^^
引用元:SPORTERIA様
北九州は前節退場処分を受けて出場停止となる本村選手がいた
右サイドバックに山脇選手を起用。
サイドハーフやウイングといった攻撃的なポジションも務める
サイドアタッカーは得点力不足に苦しむチームの
新たなオプションになれるか注目の存在です。
キックオフからの立ち位置を見ると
讃岐は川西選手が最前線に出て冨永選手は少し落ちた
セカンドトップの役割を担う【4-2-3-1】といったシステム。
北九州はブロックを【4-4-2】で組みながら
ビルドアップで繋ぐ時にはサイドバックを高く上げて
ツートップは縦関係になる【2-4-3-1】にシフトチェンジ。
お互いに試合の流れを確かめるようなスタートで
激しいプレーは見られない滑り出しでしたが
岩本選手が16分という早い時間帯で退くアクシデント。
コンディションを不安視していた岩本選手はこれで
自身2試合続けて前半での途中交代と印象が損なわれてしまうことに…。
今季は順調なパフォーマンスを見せていたので忘れかけていましたが
もともと怪我の多い選手で、ここにきてその傾向が出始めてきたことは
今後の起用に関して慎重にならざるを得ず扱いが難しいですね…。
(そもそも事前に兆候は見られなかったのかという疑問は残り
監督・メディカルスタッフ・本人らのコミュニケーションで防げた可能性は問いたいですが…)
中盤のバランサーを入れ替えた讃岐は前線が孤立する形で
ハイプレスが嵌らずポゼッションを悠々と握られるも
タッチライン際でイージーミスが起こるなど不振の一端を覗かせ
北九州もお付き合いするように意気が上がらず。
そんな低調な試合展開でエアポケットに入るシーンは
往々にしてセットプレーと相場が決まっているなかで
北九州はコーナーキックから上形選手が頭で合わせ枠を捉えるも
ここは今村選手が右手一本決死のセーブでチームを救います!
引用元:カマタマーレ讃岐オフィシャルサイト様
讃岐が前半で最もゴールに迫ったのは45分、
攻勢に出た北九州が自陣に押し入る状況で
奥田選手のサイドチェンジから発動したロングカウンター。
下川選手とのワンツーで乾選手・長谷川選手を交わした川﨑選手が抜け出し
ゴール前で3対2の決定機を生み出すも最後のワンタッチが大きくなり
ゴールキーパーに詰められてしまったためゴールは奪えず…。
ただ北九州の攻撃時に片側が上がるディフェンスラインが
スコアの動いた場面で再度見られるとは…
今はまだ誰も気付かない伏線を残し前半を終えます。
後半に入り讃岐は吉田選手の突破力を武器に攻撃を展開。
56分、スローインで入れられたボールを若谷選手から奪い取ったため
スロワーを務めたサイドバックの山脇選手は守備参加しておらず
広大に空いたスペースを直線一気の豪快なドリブルで切り裂いていきます!
ゴール前にセンターバックとゴールキーパーの間へラストパスを通すも
川西選手が僅かに合わせきれず好機を逸します。
(フィニッシュ直前に村松選手が触りディフレクトしたと思われますがここは決めて欲しかった…)
攻撃的なポジションを交代させて
ゴールへの意欲を示し始めた両チームですが
均衡を破ったのは讃岐でした!
ツートップを交代させサイドハーフと合わせて前線を横並びに置き
【2-3-1-4】と前がかりに攻撃を仕掛けてきた北九州。
必死の構えで攻勢を掛けるも無情にも結果は裏目…
奥田選手がマークを捨てて坂本選手へのロングボールを跳ね返すと
吉田選手がフリーで拾いカウンターアタックを発動。
吉田選手は若谷選手に潰されるも赤星選手がカバーして
ゴール前へクロスを上げると川西選手が挟まれながらも合わせて
ゴールキーパーに頭上を越える技ありヘッドでゴールゲット!!
ボトムハーフを彷徨う同士の戦いで大きな意味を持つ先制点が讃岐に生まれ
土俵際に追い込まれた北九州は意気消沈するのも無理からぬ状況。
ましてやリスクを負って攻勢を掛けたタイミングでの失点となれば
精神的なダメージの大きさは推して知るべし…
こちらも下位に沈む身なので気持ちは痛いほど理解できます。
試合全体を通してフィジカルコンタクトで笛が吹かれないジャッジで
対人プレーでは上回るなど強みも見せた北九州でしたが
ビハインドを跳ね返す気力は有しておらずこのままのスコアでタイムアップ。
(個人的には頻繁に笛でプレーを止められるよりも、これくらいの判定基準のほうが好みですね^^)
これにより先に連敗沼を抜け出した讃岐は二桁の10勝に到達。
今後の目標をクラブ最多となる『シーズン13勝』に設定し
佳境に入った今季を足並み揃えて最後まで戦い抜きます。
さて今回は
『カマタマーレ讃岐試合回顧2023第32節・vsギラヴァンツ北九州』
をテーマにお送りしてきましたがいかがでしたか?
詳細に見れば上手くいかなかったシーンも多く
満足できる戦いができたかというと微妙なところですが
勝てたという結果を得たことは非常に価値が高い一戦でした!
これで少し肩の荷が降りて固さが抜けてくるはずなので
更にピッチ上で躍動する姿を見せてもらいたいです^^
次節の対戦相手になるのはヴァンラーレ八戸。
引用元:football-emblem様
直近3試合負けなしと好調が続く難敵は
外国籍のオリオラ サンデー選手がフィットしたことにより
攻撃の核が確立された印象。
それに呼応する形でこれまで攻撃パターンとしては弱かった
左サイドが活性化しポジションを務める稲積選手も活躍を続けています。
引用元:SPORTERIA様
アンカーを任されている相田選手はボール奪取力に長け
ここからトランジションを切り替えるショートカウンターも警戒ポイント。
石﨑監督のチームらしいハードワークを見せてくるはずなので
走り負ける展開になってしまうとより苦しくなりそうです。
長距離遠征でキツイ部分はあるかもしれませんが
シーズンも残り僅かとなってきたこのタイミングなので
身体に鞭打って頑張ってきてもらいたいですね!
ここから上昇していくであろうチームの姿に思いを馳せつつ
今回はこれにて締めくくらせていただきます。
本稿も最後までご覧いただきありがとうございました!
それではまた別の記事にてお会いしましょう。
⇩前節記事⇩
【PR】スポーツ見るなら『DAZN(ダ・ゾーン)』