【カマタマーレ讃岐】独自目線で読み解く試合回顧・vsFC今治【2023・J3リーグ第23節】○ 1-0

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皆さんこんにちは、懲りないトモです。

 

 

今回のテーマはこちら。

 

 

カマタマーレ讃岐試合回顧・2023

第23節・vsFC今治

 

 

讃岐
今治

vs

 

 

 

 

 

こちらをお送りさせて頂きます。

 

 

前節の奈良戦では灼熱のデーゲームという
気候的な要素に苦しめられながらもしっかりハードワークし
結果は引き分けに終わるも姿勢は示した讃岐。

 

 

過酷な環境で戦い抜いた経験を

精神的なタフさに変換させて

上位を争う隣県クラブに立ち向かいます。

 

 

対戦するFC今治は直近で足踏みが続き
停滞期を早く脱したいと焦りの見える状況

 

 

監督交代というカンフル剤を現場に投与し

現状の打破を試みますがそれがどちらに転ぶのか…。

 

 

夏の夜を熱く彩る5000人超の集客を目指すダービーマッチで

喝采を浴びることが叶うのはどちらになったのか?!

 

 

これより試合を振り返っていきますので是非最後までお楽しみ下さい。

 

 

では参りましょう!

 

 

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理想形の片鱗を見せる磨き続けたカウンターアタック

 

 

両チームのスタメンはこちら。

 

 

フォーメーション図

引用元:SPORTERIA

 

 

讃岐はこれまで出場機会の多かった長谷川選手の名前がなく

代わって竹村選手がスタメン起用されます。

 

 

基本的なシステムに変更はないものの
要のポジションに特徴の違う選手が入ることで
どのように機能していくのか注目です。

 

 

フォーメーション図

引用元:SPORTERIA

 

 

今治は工藤新監督就任後から2トップを採用。

 

 

これまで1トップを張っていたドゥドゥ選手の退団が響くも

よりフィニッシュ能力の高い千葉選手を活かすための

逆算された今のシステムが浸透してくれば得点力は侮れません。

 

 

ただこの試合では近藤選手・安藤選手が揃ってスタメンから外れ
本来はストロングポイントとなるはずの両サイドの突破力には
やや不安を感じる部分が残ります。

 

 

前半は【『静』の讃岐】vs【『動』の今治】といった様相で

戦略的に仕掛けが多かったのは今治。

 

 

表面上は3バックであるもののスライドを駆使して
4バックに可変する場面のほうがむしろ多かった印象です。

 

 

 

 

一例として33番(土肥選手)がスペースをカバーするパターンを挙げましたが
三門選手が入る時もあればセランテス選手が埋める場面も稀にある
非常にチャレンジングなシステム。

 

 

讃岐は後藤選手が1.5列目に下がる場面も多い疑似的な2トップなので

センターバックが仮に一枚になるタイミングがあったとしても

バイタルエリアで数的不利になるケースはあまり起こり得ないので

難しいながらも理に適った戦略かなと思います。

 

 

これによりウイングの選手は高い位置を取れて
仕掛ければチャンスが広がる場面も作れるのですが
ここで近藤選手と安藤選手の不在が響きます…。

 

 

【4-1-3-2】に可変するのが理想としてあるのでしょうが

ヴィニシウス選手が一列下がってフォローするため

【4-1-4-1】となる場面のほうが多く

ゴール前の迫力は理想より落ちる状態になっていたはずです。

 

 

そして相手が攻めあぐねている時にこそ効果を発揮するのが

伝家の宝刀・カウンターアタック!

 

 

スペースになりがちな左センターバックの位置に差し込む

後藤選手のスルーパス(※)に反応し抜け出した森選手がGKと一対一になり

首尾よく先制点を奪う!…はずが無常にもシュートはセランテス選手の手の中に。

 

 

※後藤選手は今季初ゴールを挙げた試合(第13節・いわて戦)でも

味方のランニングをデコイ(囮)に使うプレーを見せており

このような局面でのアイディアは豊富ですね!

 

 

ワンチャンスを仕留めきれない『らしさ』を見せてしまったものの

チームが目指す【良い守備から良い攻撃】で最後にインパクトを残して

勝負の決まる後半に挑みます。

 

 

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後半も先に動いたのは今治で阪野選手を投入して

前線の枚数を増やすことで攻撃の質を上げようと試みます。

 

 

しかしこの交代はチームのバランスを崩すことに繋がり
結果としては自滅気味に各選手がポジションを下げることに…。

 

 

 

 

千葉選手・ヴィニシウス選手の守備参加があまり見られず

ウイングバックが前後両方をケアしなければならない状況(赤枠)

バイタルエリアの数的不利(青枠)の対応に阪野選手が守備に下がる本末転倒な動き(黒線)

 

 

 

 

阪野選手投入後から飲水タイムまでの間は

完全な機能不全に陥ってしまった今治を捉えて

主導権を握った讃岐は念願の先制点もこのタイミングで奪取!!

 

 

引用元:スポーツナビ

 

 

ゴールに向かって正対していない難しい体勢ながら

ダイレクトに放ったコントロールショットは

美しい軌道を描いてネットを揺らしていきました^^

 

 

引用元:カマタマーレ讃岐オフィシャルサイト

 

 

(森選手の場合は足が強く振れる場面ではシュートをふかす傾向にあるので

難しい体勢のほうがもしかしたら上手いのかも…?^^;)

 

 

飲水タイム後は交代で右サイドを中心にバランスを整え

今治が流れを引き戻すも

労を厭わぬハードワークで互角に渡り合う讃岐。

 

 

 

 

一進一退の攻防を凌ぎ切った讃岐が

5000人を超える観衆の下で勝利を掴み取り

歓喜に湧くスタジアムでその味に酔いしれました!

 

 

 

 

相手の攻勢を見事に封じ込め

勢いを持った反転攻勢で仕留め切る

自分たちの狙いを体現できた素晴らしい試合になりましたね^^

 

 

 

 

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さて今回は

 

『カマタマーレ讃岐試合回顧2023第23節・vsFC今治』

 

 

をテーマにお送りしてきましたがいかがでしたか?

 

 

前節から順位で上回られている相手に対し

自分たちの強みを出しながら内容で勝る試合が続き

充実感が漂いつつある讃岐。

 

 

さらに週中のトレーニングにはなんと

日本サッカー界のプロフェッショナル

本田圭佑氏が参加!!

 

 

 

 

 

 

貴重な経験を積んだチームは勢いを更に加速させて

次の試合に意気揚々と臨めそうです^^

 

 

その対戦相手となるのが愛媛FC

 

 

引用元:football-emblem

 

 

現在首位に位置する好調なチームですが

得失点差+6と突出した数字は出しておらず

やや上振れた成績が出ているのかな、という印象。

 

 

ただ負け数『3』が表すように勝負強さは随一
決して侮るべき相手な訳がありません。

 

 

ベースの【4-2-3-1】でポジションを取っている時には

ワントップをターゲットにするロングカウンターですが

それ以上にサイドバック(特に左サイド)の攻撃参加が主な武器。

 

 

PA内への進入傾向

引用元:SPORTERIA

 

 

実質的には【3-1-4-2】や【3-4-3】といった

攻撃的なシステムを多用するチームと

イメージしておくほうが良いかもしれません。

 

 

※メンバーは前節参照

 

 

鍵を握る存在の山口選手とのマッチアップが予想される
森選手の出来が勝敗を左右しそうなので
決勝点を挙げた勢いそのままにハイパフォーマンスを期待したいです!

 

 

順位の差ほど今の両チームに実力の違いはないと私は信じているので

長年克服し得なかったオレンジの呪いを打ち破る瞬間をイメージして

今回はこの辺りで締めくくらせていただきます。

 

 

本稿も最後までご覧いただきありがとうございました!

 

 

それではまた別の記事にてお会いしましょう。

 

 

⇩前節記事⇩

 

 

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