皆さんこんにちは､懲りないトモです｡
今回のテーマはこちら｡
カマタマーレ讃岐試合回顧・2023
第5節・vs鹿児島ユナイテッドFC
vs
こちらをお送りさせていただきます｡
前節は終始圧倒されながらも
起死回生のパワープレーが功を奏し
配色濃厚の試合で勝ち点をもぎ取った讃岐｡
セットプレーに磨きがかかり
攻守に粘り強さが出てきてチームは良化傾向です^^
今季無敗のホームで迎え撃つ昨季3位の鹿児島は
アウトサイドの推進力に優れる攻撃的なチーム｡
完調とは言えないコンディションでありながら
しっかりと勝ち点を積み上げる地力上位の存在と
どのように相対するのか?
振り返って考察していきますので
是非最後までお楽しみ下さい^^
では参りましょう!
強敵・鹿児島を封じた自主性と献身性
両チームのスタメンがこちら｡
引用元:SPORTERIA様
引用元:SPORTERIA様
讃岐はこれまで多用してきたワントップから
森本選手・鳥飼選手を据えるツートップを今季初コンビで起用｡
アプローチを変えて鹿児島攻略を図ります｡
一方の鹿児島は大嶽体制王道不変の【4-2-3-1】｡
自分たちのスタイルで讃岐制圧を目論みます｡
鹿児島の戦い方は攻守で可変するのが特徴で
特に顕著なのが攻撃時には高い位置に張るサイドバック｡
2列目はもちろん､さらに先の1.5列目まで顔を出すこともある
非常に流動的な役割が課されています｡
元讃岐の薩川選手はこのサッカーの肝とも言える存在にまで
自身の存在を高めていることは素直に嬉しいことですね^^
このような陣形を取る形が多い鹿児島に対し
4バックで守る讃岐はそのままだと数的不利のケースが発生してしまうため
川﨑選手がポジションを落として自主的なブロックを形成｡
事前のスカウティングで用意したというよりは
同期入団の薩川選手を強く意識する川﨑選手との熱いマッチアップが生んだ
自然発生的な守備陣形だったと米山監督のコメントからは推察できますね｡
そんな基本的な図式としては受けに回る讃岐が
防戦一方にならなかったのは
異なる持ち味で前線に溜めを作ったツートップの存在!
昨季リーグベストイレブンにも選出されている
鹿児島のディフェンスリーダー・広瀬選手を背負いながら
ロングボールを収めるフィジカル強者の森本選手｡
引用元:カマタマーレ讃岐オフィシャルサイト様
相手のサイドバックが空けたスペースを
左右問わず狙うランニングでパスを受け続けた
オフザボール巧者の鳥飼選手｡
引用元:カマタマーレ讃岐オフィシャルサイト様
この二人がフォア・ザ・チームに徹してくれたことで
守備のテコ入れは一切必要としない試合展開を作ってくれました｡
(交代カードを余らせているのが何よりの証拠ですね!)
得点は奪えずとも効果的に機能したツートップは
勝利をもたらした影の立役者｡
彼らの奮闘無くしてこの結果は生まれなかったと
この場で声を大にして主張し労をねぎらいたいと思います^^
いずれ来るゴールという努力の対価を手にする時が
早く訪れてくれることを願います!
身についてきた状況を活かす試合巧者ぶり
この試合での得点もセットプレーから奪ったもので
明確なストロングポイントとなりつつあるのは嬉しいのですが
正直解説するには語れる点が少ないのが書き手としては悩ましい…^^;
先制点の川﨑選手はこぼれ球を拾った森選手からの落としを
絶妙なファーストタッチで置いた場所が完璧でした｡
引用元:カマタマーレ讃岐オフィシャルサイト様
シュートも含めて芸術点の高いスーパーな一撃で
アシストが付いた森選手は儲け物だったように思います(笑)
追加点は三度(みたび)開通した
江口選手→奥田選手のホットライン｡
引用元:カマタマーレ讃岐オフィシャルサイト様
こちらに関しては更に言うことがない(笑)
相手にボールを握られていても
飛び道具で局面を動かせるという自信が
高い守備意識を生む好循環ができている讃岐｡
スタッツだけを見比べると押され気味に映るゲームでも
スコアに応じた試合運びができているので
見ていて安心感があります^^
讃岐の戦い方がハマっていた中で
鹿児島側が一貫して戦略を変えなかったことで
自分たちがリスクを侵す必要は少なかったのも助かりました｡
昨年の順位だけで決まるのがサッカーではないし、横綱相撲できるチームでもありません。
(という鈴木選手のコメントから察するに
強引に押し切ろうとしていたであろう多少の慢心は感じられました｡)
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今は相手にとって脅威となっているセットプレーも
対策が進むと決まりにくくなっていくことが想定されますので
その時にはまた別のアプローチを準備していないと遅れを取ります｡
ただ今季の戦い方を見ていると
『その程度の危惧など言われるまでもなく承知している』
と期待させてくれる雰囲気があるのが頼もしいですね!
次の試合でも最善を尽くすチームの姿が見られることを
楽しみに待ちたいです^^
さて今回は
『カマタマーレ讃岐試合回顧2023第5節・vs鹿児島ユナイテッドFC』
をテーマにお送りしてきましたがいかがでしたか?
ベストメンバーでもトップコンディションでもなかったとはいえ
昨季散々痛い目に遭わされてきた昇格候補・鹿児島相手の完勝は自信になります!
どのチームと対戦しても臆することはないという闘争心が
選手たちのメンタルに植えついてくれると嬉しいですね^^
そして次節の相手は讃岐の鬼門・オレンジを纏うAC長野パルセイロ｡
引用元:football-emblem様
両ウイングバックを務める杉井選手・船橋選手の
積極的な攻撃参加で2列目・3列目と迫力を持って
集団で押し込んでくるため攻撃パターンは様々｡
タクトを振るうアンカーの宮阪選手は古くからの讃岐キラーで
あまり自由にはしたくないところです｡
もちろん両翼の位置が高いということは
翻せばそこの裏はスペースになっているということなので
今節の布陣で言えば鳥飼選手が努めたポジションあたりは自由度が高いはず｡
この試合ではフォワードの選手に得点という目に見える結果も求めたいですね^^
永くの因縁にケリを付ける
『オレンジ狩り』を果たしてもらいましょう!!
といったところで今回は締めくくらせていただきます｡
本稿も最後までご覧いただきありがとうございました!
それではまた別の記事にてお会いしましょう｡
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