皆さんこんにちは、懲りないトモです。
今回は先日行われました2022年J3リーグ・第7節
カマタマーレ讃岐×FC岐阜
こちらの試合を振り返っていきます。
試合結果は2-1で讃岐が競り合いを制し
2020年シーズン以来、2季ぶりとなる連勝を記録しました!
個の能力に長ける岐阜にペースを握られる時間の多い中
辛抱強く耐えた讃岐に勝利が舞い込んだこの試合を
掘り下げていきますので是非最後までお読みいただければと思います^^
では参りましょう!
現実を見据え纏まりを見せる讃岐、理想とのギャップに揺れる岐阜
今節のメンバーはこちら。
🏆4/30 FC岐阜戦
スターティングメンバー発表#高橋拓也#伊従啓太郎#西野貴治#遠藤元一#川﨑一輝#鯰田太陽#長谷川隼#渡辺悠雅#青戸翔#後藤卓磨#松本孝平#カマタマーレ讃岐 pic.twitter.com/WgO0CgAMvR— カマタマーレ讃岐 (@kamatama_kouhou) April 30, 2022
前節と替わって起用されたのは鯰田選手と川﨑選手。
FC岐阜対策としてディフェンスの背後を狙うという
ゲームコンセプトを体現するために
フィード能力の高い両選手に任せた形はまずまず機能。
技術や戦術理解・経験値など個の力に勝る岐阜に
ボールを握られる時間帯が長く続く中、
先制点をもたらすラストパスを送ったのは川﨑選手!
オフサイドラインギリギリを抜け出した
松本孝平選手の駆け引きと落ち着いたシュートも光る
プラン通りの形が生み出せました^^
対する岐阜側はこれで4試合連続となる前半うちに失点を喫する展開。
守備の甘さがウィークポイントとして顕在化してきたのは不安要素ですね。
ただ攻撃面では
2ボランチの庄司選手・柏木選手のポジショニングに流動性を持たせて
ゲームコントロールを図る巧みな戦術を披露。
二人が並ぶ4-2-3-1を基本形として
庄司選手が落ちて宇賀神選手・舩津選手が高い位置を取る
3-3-2-2のような形を見せたり
柏木選手にゲームメイクを任せる4-1-4-1にシフトチェンジしたりと
とにかく中盤の形が動くフレキシブルなサッカーを見せており
ボランチとウイングバックの連携は惚れ惚れする出来でした!
…が反面、センターバックとゴールキーパーは
ものすごく単純で基本的なプレーしか見られず
三浦監督以下コーチングスタッフは守備軽視の布陣のように感じました。
さらにフレイレ選手は加えて一発退場のおまけ付き。
岐阜低迷の大きな原因となっている感は否めず
昨季に守備を支えた
甲斐健太郎選手(現・いわてグルージャ盛岡)
引用元:スポーツナビ様
三ッ田啓希選手(現・松本山雅FC)
引用元:スポーツナビ様
この二人の穴が大きく響いているのでしょうね…。
石津選手の弾丸ミドルを決められて
イーブンスコアではやや分の悪かった讃岐も
フレイレ選手の退場によりバランスを崩した岐阜陣内にジワジワと進出。
サポーターの圧により勝利以外が許されない雰囲気の岐阜は
数的不利でも守りを固めることができず半端な立ち位置。
途中投入で余力十分の左サイド(吉井選手・臼井選手)の奮闘から
ゴール前に放り込まれたクロスボールを
松本孝平選手がヘディング一閃で値千金の勝ち越し弾!
結束力に勝る讃岐が乱戦を制することができました^^
そして試合後に怒号の響く岐阜応援席。
— 尾関 泰史 (@zzz3141) April 30, 2022
声出し禁止のルール無視とかそういう大前提の問題はさておき
『勝利至上主義』
『自分たちは格上』
『昇格は通過点』
みたいな強い思想が言葉から垣間見えるのは
ちょっと危険な兆候のように思います。
万年下位を争う讃岐でも
J3初年度だけはこういう雰囲気で戦った経験があり、
物の見事に痛い目にあってきました…。
FC岐阜にとって厳しい視線をチームに浴びせることが日常だというならば
大きな問題にはならないかもしれませんが、
大型補強を敢行したことによる過度な期待から
思うように勝てない苛立ちをぶつけているのであれば
少し考え方を改めたほうが良いかなと思います。
チームとサポーターは一蓮托生。
気持ちを共有することはとても大事なことなので
選手に寄り添う応援ができるサポーターになれるよう
私自身は意識していきたいです。
ということで今回はやや岐阜さん側にも視点を移しての
試合回顧となりましたがいかがでしたでしょうか?
注目度も高く確かな実力者も数多く在籍するチームだけに
現時点の躓きは第三者としても気がかりです。
本来のポテンシャルを活かして
共にリーグを盛り上げる存在になれるよう
奮闘していきたいですね。
『岐』が被ってる
という謎のダービーマッチを開催する相方からの
余計なお節介として聞き入れていただければ幸いです^^;
引用元:FC岐阜オフィシャルサイト様
翻って我らが讃岐も大型連休中に訪れるホームゲームが
まだ残されている状況ですので
勝利に浸り続けるわけにはいきません!
FC今治との隣県対決はこちらも負けたくない一戦。
橋川監督就任以降、
常に高いシュート意識を持つチームに変貌している今治は
今季も7試合中5試合で2桁・10本以上のシュート本数を記録。
どこからでもゴールを狙う貪欲な姿勢を
いかに崩せるのか…。
アグレッシブな守備が求められるので
しっかりとリカバリーして試合に臨んでもらいたいです!
本稿も最後までお読みくださいましてありがとうございました!
それではまた次回お会いしましょう。
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