皆さんこんにちは、懲りないトモです。
今回は先日行われました2022・J3リーグ第4節
藤枝MYFC×カマタマーレ讃岐
引用元:エキサイト様
の試合回顧をお届け致します。
試合結果は1-0で藤枝が制し上位へと浮上。
足踏みの続く讃岐はジリジリと順位を下げ
得失点差もマイナスへと転落…。
内容的にも徐々に下降を見せるチームの課題とは?
私なりに振り返っていきますので
最後までお付き合いいただけると嬉しく思います。
では参りましょう!
手の内読まれても工夫の見えない西村采配
今節のメンバーはこちら。
4/2 藤枝MYFC戦
スターティングメンバー発表‼️#高橋拓也#内田瑞己#西本雅崇#西野貴治#遠藤元一#渡辺悠雅#長谷川隼#後藤卓磨#青戸翔#松本孝平#小山聖也#カマタマーレ讃岐 pic.twitter.com/KUci3ilgVV— カマタマーレ讃岐 (@kamatama_kouhou) April 2, 2022
前節得点を奪った青戸選手が一列下がった
インサイドハーフでプロ初スタメン。
ウイングハーフはコンディション面を考慮してか
内田選手・渡辺選手のコンビに変更。
開幕から定まらない右センターバックには
スタミナ豊富な上下動が持ち味の西本選手を配置。
全体的に適性と役割が噛み合わない可能性もよぎる起用が
結果的にもハマらず前半から劣勢に立たされることになります。
ゲームをコントロールしていた藤枝は後方の繋ぎが危なげなく
GKの内山選手含め狙いを絞らせない巧妙なパスワークに
讃岐の前線はまともなチェイシングをかけられず。
そうした迷いの見える讃岐をさらにかき乱すのは、
藤枝の心臓・鈴木惇選手
引用元:スポーツナビ様
機を見てピッチのどこにでも顔を出すフリーマンとして
効果的に立ち位置を変える老獪な動きに翻弄され
為す術もなくやられてしまいます。
(先制点のシーンも鈴木選手の放り込みからですもんね…)
相方を務める水野選手のリスク管理も冴える抜群のコンビネーションは
前節からアンカーの存在感を消されている讃岐
とはあまりにも対照的で
中盤の支配も握られて勝負できるエリアが少なすぎましたね。
あまりタラレバは言いたくありませんし
活かす機会も限定的なアプローチなので多用したくはありませんが
西本選手を鈴木選手にマンマークとして付かせるやり方は
奇策になり効いた可能性はあります。
実際にどう転ぶかは分かりませんが
何を仕掛けてくるか読めないという印象を与えることは
他チームへの牽制の意味を込めても有効なはずです。
選手は入れ替えてもやることは変わらない
3-1-4-2の一辺倒では手の内の読まれた今では
完全に対策されてしまっています。
プロ野球界の名将・野村克也さんの信条のひとつ
固定観念は悪、先入観は罪
松下電器(パナソニック)の創業者・松下幸之助さんの金言
現状維持は後退の始まり
引用元:日経ビジネス電子版様
など先人の知恵に学ぶ創意工夫は
常に挑戦していかなければいけません。
そろそろ鳥取戦の成功体験に縛られた
思考停止の松本選手・小山選手の2トップは
変えるべきタイミングに来ていると認識してほしいです。
彼らが劣るということはありませんが
彼らに替わる選択肢を今季は持っているのですから
固執せずに活かす方策を練ってもらいたいですね。
勇敢な姿勢で挑んだ悠久の旅人
ほぼワンサイドに流れた試合で一瞬勝利を夢見たシーンは
皆さん同じでしょうがPKを獲得した福井選手のプレー。
引用元:スポーツナビ様
音もなくディフェンダーの死角を突いた動きは見事で
狙ったかどうかは定かではありませんが
ペナルティーエリア内でファウルを奪うプレーはしたたか。
出場時間22分という限られた出番の中
今季まだ誰も奪えていなかったPKを獲得したのは
想像を超えた手柄と言えるでしょう!
結果的にPKは失敗に終わりましたが
存分に持ち味を見せてくれました。
PK失敗後はルーキーにはメンタルの切り替えが難しく
交代策でチームがパワープレーを選択したことで
出る幕がなくなってしまったことは残念。
福井選手自身は非常に悔いの残る試合となってしまったのでしょうが
見ているサポーターには確かなインパクトを残してくれました。
藤枝 0-1
たくさんの応援ありがとうございました。
後半途中出場させてもらってPKを蹴らせていただくチャンスがあったのに決めきれませんでした。今回の敗戦は完全に自分の責任だと思います。
申し訳ないです。
自分自身、外して悔しい気持ちはありますが次に向けて切り替えてやっていこうと思います pic.twitter.com/1Av8xeJ5hn— 福井悠人 (@Eugene_Fukui) April 4, 2022
チームの結果を背負い涙するその姿は
東京五輪の久保選手を彷彿。
(監督の采配が足を引っ張った点も類似…)
引用元:フットボールチャンネル様
この試合は彼のキャリアにおいてはまだまだ序章…
悠久の時を征く一人のプロサッカー選手の
偉大なる第一歩として語られるように
この悔しさを力に変える
今後の成長と活躍を大いに期待して見守りたいです^^
といったところで今回もそろそろ締めのお時間となります。
次節はホームに戻って福島ユナイテッドFCと対戦。
昨季の躍進を支えた時崎監督が去って
チームはマイナス曲線を辿るかと思われましたが
現在までは首位を快走する好調ぶりを披露。
昇格してきた同県クラブ・いわきFCの存在が
高いモチベーションに繋がっているのかもしれませんね。
得点数も多いですが基本的には
守備強度の高い戦術を用いてくる印象なので
鍵になるのは先制点でしょう。
讃岐側はセットプレーを含めて軽さの目立つ守備を
しっかりと調整をして迎え撃ってもらいたいです。
首位を食ってリーグを面白くしましょう!!
最後までお読み下さいましてありがとうございました!
それではまた次回お会いしましょう。
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