皆さんこんにちは、懲りないトモです。
先日4月25日に行われたガイナーレ鳥取との一戦。
結果は0-1での敗戦となりました。
ゼムノビッチ監督の初陣でしたが、
準備期間も2週間近くあったことから
ある程度は組織として纏まっていたと思います。
結果はあと一歩及びませんでしたが
ここまで仕上げてくれたのは良かったと思います。
新指揮官の第一印象は好意的に映りました。
改めて歓迎すると共に、
チームをお願いしたいと思います。
それでは続いてゲームを振り返っていきます。
システム
スタートは3-1-4-2。
ゴールキーパーは怪我から復帰して
カマタマーレでのデビュー戦となる高橋。
ディフェンスは右から小松・竹内・西野。
アンカーに西本、ウイングには右に川﨑・左に薩川。
インサイドハーフは岩本と中村駿を置き、
トップには重松と栗田という布陣。
コンセプトは大きく変えずに、
ウイングの左右は入れ替えてきました。
試合回顧
前半は風下に立つコンディションだったので
守勢に回る場面が多く、
組み立ての段階で回収されてはカウンターを何本も浴びてしまう。
ビルドアップの質という課題は選手の力量によるところが大きく
一朝一夕で改善されるものではないため
辛抱強くやっていくしかないし、
失敗を恐れない・引き摺らない捉え方が
大事になってくる。
ゼムノビッチ監督になって、失敗に寛容な雰囲気が出てきたのが
プラス要素に思う。
度重なるピンチの中で光を放ったのが
初出場となった高橋拓也。
ボールに対する集中力や
相手に対するプレッシャーの掛け方はさすがで、
失点したのも偶発的なボールアクションからの
ワンタッチシュートとやや運に見放されたもの。
彼がゴールマウスにいたことで
守備に安心感が増したことが
この試合での大きな収穫になった。
そして前半を中心にコーナーキックを多く与えたが
そこをなんとか防ぎ切ったことも良かった。
今までやられてきたニアのところにトップの2人を置いて
キッチリケアしていたので相手の選択肢を減らせていた。
コーナーの守備に自信が持てると
ピンチの時に迷いなくタッチへ逃げられるので
ここのクオリティを上げてきたことだけでも
ゼム監督は信頼できますね!
タイムアップの笛と同時に
相手選手の複数が倒れ込んでいたように、
この試合では相手を苦しめることが
出来ていたように感じました。
対等に戦えていたというのは
大きな進歩だと思います。
人によっては、また負けて情けないと思われるかもしれませんが
現状で要求できるレベルを考えると十分やってくれました。
試合後のコメント通り、攻撃面の着手はこれからでしょう。
https://www.kamatamare.jp/news/?id=1699&item=GAME
この試合に向けての準備は満点評価でいいと思います。
今後の上積みにも期待できる内容でした!
サポーターも向上を
わざわざアウェイの地まで足を運ぶサポーターというのは
やはり熱狂的な方が多いのだろうと思います。
ただごく少数、応援の意味を履き違えている方もいて
試合の前後に挨拶しに来る監督・選手たちに対しても
声を出してアピールしている方がおられました。
(カマタマーレ公式がYouTubeに上げたハイライトにも肉声が入っています)
試合中も特定の選手を貶める発言が聞こえてきて
非常に残念な思いをしました。
選手への声掛けは現在の環境においてはルール違反だし、
周囲への配慮を考えるなら試合中の会話も極力控えたほうが無難です。
会話の内容も誹謗中傷めいた攻撃的なものだと
耳に入るだけで不快感を覚えます。
開幕5連敗という結果だけを見れば
物申したくなる気持ちも分からなくはないですが、
叱咤と叱責は違います。
人の数だけ思想も様々なので
一定数このような方が存在してしまうのも
致し方ないことでしょうから面と向かっての苦言は申しませんが、
自分自身はこうなるまいと
しっかり襟を正していきたいと思いました。
人のふり見て我がふり直せ、ですね。
次節は
ホームにアスルクラロ沼津を迎えての一戦。
沼津は現在2勝1分1敗の8位。
攻守において安定感があり
近2戦では二桁シュートを放つなど
攻撃面が活性化している。
高橋潤哉選手は突進力のあるパワフルなプレーヤーで
しっかり対応しないと競り負けるシーンが増えそう。
ただ、全試合スタメン起用されていた菅井拓也選手が
前節レッドカードをもらっており出場停止。
キャプテンマークを巻くチームの要を欠く状況は
讃岐にとってはプラス材料か。
伊東輝悦選手はゼムノビッチ監督が清水エスパルス時代に
所属していた選手の中で(たぶん)唯一の現役選手。
20年の時を経た師弟対決の実現に興味を惹かれるので
ぜひ遠征メンバーに名を連ねて欲しいですね^^
次節こそは待望の初勝利に手が届くことを願いながら
今回はこの辺りで失礼しようと思います。
ここまでお読みくださってありがとうございました!
それではまた次回お会いしましょう。