皆さんこんにちは、懲りないトモです。
今回は先日行われました
カマタマーレ讃岐×AC長野パルセイロ
結果は0-2で敗戦。
失意のスタートとなりました。
こちらのゲームを振り返っていこうと思います。
全体感
まだまだ発展途上な印象で
しかも時間がかかりそう。
戦術云々の前に意識改革の最中で
選手個々の問題に取り組んでいるので
チームとしてのまとまりが無い。
その上、まだ上野山監督の考えが浸透していないので
プレーの中で迷いや混乱が見受けられる。
この辺の課題は竹内キャプテンの談話から想像するに易い。
開幕戦、試合前のチームの雰囲気は
「人によって感じ方が違うので全員のことはわからないが、いい緊張感だったと思う。個人的には、いつものように前日を過ごし、朝を迎えた。いい状態でピッチに立てた。」
連携面の課題は
「開幕戦で、チームの完成形ができるわけではない。試合を戦いながら、強いチームになっていきたい。結果から見ても、これから積み上げていく必要がある。」
カマタマーレ讃岐オフィシャルサイト
このコメントを裏返せば
準備不足でピッチに立っていた選手がいたという事。
そういった意識の低さから改善しているところなのでしょう。
若い選手が多いので仕方ないのかもしれませんが
プロとしての自覚に乏しい事には
早く気付いて欲しいと思います。
いつまでもぬるいプレーを見せられると
さすがに擁護出来なくなってくるので…。
チームとしては
難しいというかレベルの高いことをやろうとしているんだろう
というのは感じられた。
選手間で距離を取っており
ピッチを広く使おうとしている印象。
それ故にフォローに入るタイミングは遅れるので
個々で状況を打開することが求められる。
それが出来るようになれば
強くなるだろうという伸びしろは感じるものの
理想と現実にギャップがありすぎて
現時点では絵に描いた餅である。
成績が振るわないからといって安易に批判すると
理想を捨てて現実的に勝ち点が拾えそうな
リトリートしてカウンターを打つという
しょうもないサッカーに転換して
適度な成績でお茶を濁すみたいなことになるので
サポーターは唇を噛んでぐっと我慢しないといけない。
多分上野山さんは方針を変えないだろうから
そこは信頼しているけど、
低迷が続けば責任を取るだろう…。
チームの成長がなされぬまま上野山さんが去るというのが
最悪のシナリオだが、理想が形になるより
こっちのほうが可能性高そうなのが怖いです。
なので監督を兼任するのはできれば避けてほしかった…。
そうならないために選手の奮起を強く求めたいですね。
個人評
前述した準備不足の選手、
私がそこに該当したと思ったのは
川﨑 一輝
岩本 和希
栗田 マークアジェイ
の3選手。
他の選手も万全の準備がなされていたかというと
そうは思わないが、
相対的にこの3選手は悪目立ちしていた。
しかも3人とも昨季ある程度試合に出ていた大卒2年目。
若い選手は往々に
2年目のジンクスとか
経験値リセットとか
落とし穴にはまりやすいが、
彼らは昨季も慢心していいほど活躍してない。
今の体たらくを続けるなら
あっという間に他の選手に取って代わられるし
この程度のパフォーマンスなら
どんどん変えて欲しい。
プレーの内容はやや物足りない
全盛期を過ぎたであろう竹内や高木が重宝されるのは
前述3選手を筆頭にチームに足りていない姿勢や振る舞いなのだろう。
ベテランを押しのける意気のある若手の出現は
育成クラブの命題なので一刻も早く出てきて欲しい。
ただこの試合で目を引いた選手は無し。
及第点評価は遠藤元一、西本雅崇、林友哉。
昨季と比べてちょっとだけ意識改革できてきたかなと感じたのは渡辺悠雅。
勝ちへの意欲が見えたのが中村亮。
可能性を感じたのが中村駿太、後藤卓磨。
この辺りは次も期待したい。
相手評
一番してやられたと思ったのは
森川裕基。
一番の持ち味である運動量は健在で、
以前よりトラップが上手くなっているから前線でボールが収まっていた。
カマタマーレ時代よりゴールに近い位置でプレーしており
彼の良さが活かされていた。
移籍が良いステップになったみたいで嬉しいです^^
あと守備の組織が安定していて
被シュート数が少なかったのは素晴らしい。
シュートを打たれなければ失点はしないですからね。
このチームが上位に行ってくれないと
今年のJ3はレベルが高すぎて絶望してしまいます(笑)
次節は
第2節はお休みで第3節にアウェイで岐阜戦。
間隔が空いて調整期間が取れるのはプラス要素。
今回の敗戦で何を感じてどのような準備をするのか?
楽観視できるポイントは一つもないので
危機感を持ってトレーニングに取り組んで欲しい。
今回も読んでいただいてありがとうございました。
それではまた。