皆さんこんにちは、懲りないトモです。
今回は先日行われました
2022・J3リーグ第34節
ガイナーレ鳥取×カマタマーレ讃岐
こちらの試合回顧をお届け致します。
結果は果敢に攻め続けた鳥取が3-0で勝利。
全選手が相手ゴールへ強い意識を向ける
アタッキングサッカーで最後まで攻撃の手を緩めず
迫力十分の完勝となりました。
対する讃岐はなされるがままの防戦一方で失点を重ね
反撃も独力に頼った単調なものばかりで
攻守に一体感を欠く情けない最後を迎えました。
それではこの試合を振り返っていきますので
最後までお付き合いいただければと思います。
では参りましょう。
意地も誇りも見せられぬ西村体制終焉の時
今節のメンバーはこちら。
🏆11/20 #ガイナーレ鳥取 戦スタメン発表🔥
GK#高橋拓也
控え#今村勇介 #武下智哉 #西本雅崇 #吉田源太郎 #吉井佑将 #福井悠人 #小山聖也 pic.twitter.com/iyNokJVwSu
— カマタマーレ讃岐☃️❄️11/13(日)ホーム最終戦‼️ピカスタに雪ふらせちゃいます❄️☃️ (@kamatama_kouhou) November 20, 2022
スタメンは下川選手が佐々木選手に替わり
名を連ねた以外は前節から据え置き。
特に工夫もない【4-4-2】でスタートしました。
システム上はミラーゲームとなりましたが
ピッチの中で繰り広げられた光景は対照的で
敵陣へ押し込む鳥取と自陣に引き籠もる讃岐の構図が続きます。
讃岐が手を焼いていたのがサイドの押し上げとハイライン。
ベースとなる形はオーソドックスな3ラインの【4-4-2】
ここから両サイドバックの選手が高い位置を取ることで
ウイングハーフの選手が中央に入って来る超攻撃布陣へ移行。
この可変システムに対して讃岐の中央は
センターバック2枚とボランチ2枚で対応するので
人数が集まっている鳥取と比べて純粋に数的不利となります。
この状態への対抗策が打てず、ほぼ守備一辺倒に追い込まれる時間帯が続き
鳥取の最終ラインまで讃岐陣内に上がってきて
ハーフコートにフィールドプレイヤー全員が立つ局面まで作られる始末。
苦肉の策で3バックへ変更することでバイタルエリアの数的不利だけは解消。
綱渡りの状況ながら何とか失点は免れましたが
攻撃の糸口は全く見えぬまま暗中模索で後半へ臨みます。
ハーフタイムに下川選手と西本選手を入れ替える
何の意図も感じない予定調和の交代を済ませるのみで挑んだところ
早々に失点を喫し暗雲が立ち込めます。
(厳密に言えば前半から既に雲行きは怪しかったのですが…)
途中で川﨑選手のシュートがポストに嫌われる場面もありましたが
この試合でことごとく崩された左サイド(讃岐の右サイド)から繋がれ
得点源・石川選手に沈められた追加点で実質的に万事休す。
引用元:ガイナーレ鳥取オフィシャルサイト様
以降は吉田選手・小山選手・武下選手・福井選手と
来季への投資という意味合いの強い交代を敢行し
個々のアピールタイムとなります。
鳥取のフォーメーションで穴になりやすい両サイドの高い位置から
積極的にクロスやカットインからのシュートを見せた
武下選手や福井選手は好印象に映りましたがゴールを奪うまでには至らず。
引用元:カマタマーレ讃岐オフィシャルサイト様
ゲームの締めは退団の決まっている妹尾選手の惜別弾で
今シーズンの幕引きとなりました。
これで苦難に満ちた2022年シーズンは終了。
涙に暮れる中村選手の姿に痛む心を何とか奮い立たせ
敗者は来季へと歩みを進めるのでした。
さて今回は2022・J3リーグ第34節
ガイナーレ鳥取×カマタマーレ讃岐の一戦を
振り返ってまいりましたがいかがでしたか?
育成型クラブを唄い、チームの平均年齢がJリーグで最も低い
若き戦士を従えて臨んだシーズンも結果は残せず。
ステップアップをさせるどころか
契約満了でチームから離れる選手が続出する
散々な最後を迎えることになってしまいました…。
これまでに退団が発表された選手は11名。
(22.11.25現在)
全体の1/3に相当する選手がチームを去り
来季も組織の再構築から始めることになります。
その舵取りを任された新指揮官は米山篤志氏。
引用元:サッカーダイジェストWeb様
監督は未経験ながらコーチ歴は豊富で
多くの指導者から薫陶を受けてきたことから
様々なアプローチが期待できそうです!
長年続く低迷期からの脱却に向けて
一体となってチームを向上させていきたいですね。
それでは今回はこの辺りで締めくくらせていただきます。
本稿も最後までお読みいただきましてありがとうございました!
それではまた別の記事でお会いしましょう。
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