皆さんこんにちは、懲りないトモです。
今回は先日行われました
2022・J3リーグ第27節
いわきFC×カマタマーレ讃岐
こちらの試合回顧をお届け致します。
結果は4-1で躍動したいわきに軍配。
いわきの基礎の固まった【4-4-2】は欠場者がいてもクオリティーが下がらず
豊富な運動量を遺憾なく発揮して相手を圧倒していました。
一方の讃岐は懸命に失点しまいと足掻いていましたが
ゴールを奪われるとそのまま崩壊。
攻撃に転じて1点を奪い返すも
はね返すにはあまりにも過酷な点差でした。
それではこの一戦を振り返っていきますので
是非とも最後までお付き合いいただければと思います。
では参りましょう。
染み付いた負け癖、身に付かない耐性
今節のメンバーはこちら。
🏆10/2 #いわきFC 戦
スターティングメンバ―発表🔥GK#高橋拓也
MF#溝渕雄志#西本雅崇#岩本和希#渡辺悠雅#川﨑一輝#後藤卓磨
FW#松本孝平
SUBS#渡辺健太 #小松拓幹 #下川太陽 #中村駿太 #重松健太郎 #小山聖也 pic.twitter.com/6So7DcAsCP
— カマタマーレ讃岐 (@kamatama_kouhou) October 2, 2022
成す術なく大敗した前節の富山戦から3名を入れ替え臨んだ讃岐。
フォーメーションは変わらず【3-4-2-1】でスタートしましたが
インサイドハーフとウイングハーフは次第に位置を下げ
ほぼ【5-4-1】のような陣形で戦っていました。
自発的なプランなのか、いわきの圧力に押されて
自然と下げられてしまったのかは分かりませんが
耐え忍ぶ時間帯が長く続きます。
(この写真↓が比較的分かりやすいかな? 松本(孝)選手の孤立ぶりも…)
(最終ラインはしっかり5枚並ぶ形に)
ただこの【5-4-1】が強固な守備を構築していたかと問われると
正直な感想は、『否』。
いずれは失点するだろうなと思わせる危うさは感じていました。
理由は守備に下がっていたウイング(※特に溝渕選手)が
立ち位置を確立していなかったことが挙げられます。
センターバックより下がってしまうことでオフサイドラインを後退させていたり
先制点のシーンでは中に絞りすぎて背後のポケットに入り込まれたりと
綻びが目につく突貫工事な戦術に映りました。
試合後の監督コメントを鵜呑みにするなら
前半は狙った展開で推移していたようですが
これで90分間持たせるにはさすがに無理がありました。
気落ちして立て続けに失点を重ねたことも
その見通しの甘さに苦言を呈さざるを得ません。
あまり自信満々に言うのは悲しいですが
先制されることもビハインドを背負うことも
慣れ親しんだ展開のはずです。
何故これほど耐性が身に付いていないのか?
過去に重ねてきた敗北が経験として活かされていないのは
さすがに許容できかねる状況です。
1点取られただけで絶望感を漂わせる負け犬根性の払拭…
試合を途中で諦めないことだけは約束してもらいたいです。
その姿勢がこの試合では最後に見られたことは
大敗の中で溜飲を下げる一縷の希望となりました。
次へ繋げて欲しい、もぎ取った意地の一撃
バタバタと失点を繰り返し3-0となった後半30分…
小山選手と中村選手を投入してシステムに変化を加えた讃岐。
本来であれば0-0の残り15分で試合を決めに行きたかったのかもしれない
【3-3-2-2】の形を遅まきながらチョイスします。
(※↓得点時の出場メンバーを表記)
西本選手が不用意に奪われたところで失点は重ねたものの
攻めに転じた讃岐の攻撃機会は次第に増加。
足の攣った選手が続けざまに現れ
疲れの色が見えてきたいわきには有効に機能します。
【5-4-1】の時には全く入れなかったサイドの深い位置を取った
下川選手のニアポケットを狙ったクロスに
松本(孝)選手が飛び込んでゴールゲット。
小山選手も恐らく同じところを狙っていたのでしょうが
途中投入の選手よりいち早く走り込む嗅覚は流石の一言!
紛うことなきチームのエースに成長した男が叩き込んだ
意地の一撃が明るい兆しとなるのかどうか…。
次節は累積警告で出場できないエースの孤軍奮闘する姿に
残されたメンバーが何を思い試合に向かうのか注目したいですね。
さて今回は2022・J3リーグ第27節
いわきFC×カマタマーレ讃岐の一戦を
振り返ってまいりましたがいかがでしたか?
苦し紛れとは言え練られた対策を物ともせず
突破していくいわきの強さは圧巻でした。
ただ、その差をまざまざと見せつけられながら
最後に一矢報いてくれたことは救いになりました。
いつか潮目が変わる日を信じて
まだまだ折れずにチームと共に戦っていこうと思います。
次戦の相手はアスルクラロ沼津。
引用元:football-emblem様
得点源だった渡邉選手を途中移籍で失い
監督も交代に踏み切るなど落ち着かない人事のなかで
手堅い試合運びを見せるチーム。
後任監督として椅子に座ったのが
讃岐ゆかりの指揮官ということもあって
試合に対する感情を入れやすい相手ではあります。
松本(孝)選手を欠く以上、ワントップでは
まともに機能しないことが目に見えているので
フォワードは2枚入れて欲しいところ。
中盤の構成は悩ましいですが、
2ボランチで行くならば鯰田選手は見てみたいですね^^
アンカー1枚なら岩本選手かな?
彼はスペースを与えたほうが活きるタイプだし
縦横にボールを散らせるのも適性あるスキルですからね!
(脳震盪の影響で試合に出せるかどうかは気掛かりですが…)
エース不在を乗り切る思い切ったアプローチを期待しつつ
今回はこの辺りで締めくくらせていただきます。
本稿も最後までお読みいただきましてありがとうございました!
それではまた別の記事でお会いしましょう。
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