皆さんこんにちは、懲りないトモです。
今回は先日行われました
2022・J3リーグ第19節
カマタマーレ讃岐×AC長野パルセイロ
こちらの試合回顧をお届け致します。
結果は0-1で長野が劇的な幕切れで勝利。
なかなかゴールが割れない焦れる展開でしたが
最後まで諦めない姿勢が報われる形となりました。
一方の讃岐は大半の時間帯で翻弄され
防戦に回りながら我慢を続けていましたが
耐えきることができずにこれで4連敗…。
終了間際で怯んでしまう悪癖も
肩を落として引き上げる姿も見慣れた光景となり
やられ役が板についてきたことにやるせない気持ちを覚えます。
それではこれより試合の模様を掘り下げていきますので
最後までお付き合いいただければ幸いです。
では参りましょう。
アイディアに乏しい讃岐、多彩な長野に完敗
この試合のメンバーはこちら。
🏆7/30 #AC長野パルセイロ 戦スターティングメンバー🔥#高橋拓也#伊従啓太郎#遠藤元一#田尾佳祐#西本雅崇 #川﨑一輝#後藤卓磨 #下川太陽#渡辺悠雅#松本孝平 #重松健太郎
ベンチ入りメンバー‼️#松原快晟 #西野貴治 #松本直也 #臼井貫太#中村駿太 #青戸翔#小山聖也#カマタマーレ讃岐 pic.twitter.com/VtLEWnc6VS
— カマタマーレ讃岐🔜8/13🆚宮崎🔥夏の10000人プロジェクト! (@kamatama_kouhou) July 30, 2022
前節で負傷交代した岩本選手と
累積警告により出場停止となった長谷川選手は
欠場が決定的な状況でしたが大きなテコ入れはなし。
新しいことを試すには良い機会だと思っていましたが
代役の選手を充てがうだけという
なかなかに無策な起用で期待感は削がれました。
そして試合後に西村監督が残したコメント(※一部抜粋)がこれです。
この1週間、長野さんに対する対策をして挑んだのですが、思いのほか守備の部分がハマらず、なおかつ攻撃の部分も上手く表現出来ませんでした。今日に関しては、相手に完全に上回られた。ほぼ完敗の状態だなというのが、正直な感想です
※全文はこちら
個人的には
『それは当然そうなりますよね。』
…という感想です。
シーズン当初は新風を吹き込んでいたその手腕に陰りが見え
ここ最近は手詰まりになっている様子が伺える西村監督。
あまり安易な批判はしたくないのですが
このまま打つ手のない状況が続くのであれば
解任論が囁かれるのも致し方ないでしょう。
正直讃岐の内容に関しては語るべき部分があまりなく、
長野の戦い方のほうが印象に残っているので
そちらを見ていこうと思います。
ゴールキーパー・センターバック・センターフォワード以外は
非常に流動的にポジションを入れ替えていたのが特徴的。
ブロックを敷く際にはライン3本の4-3-3。
ビルドアップの時には中盤ダイヤモンド型の4-4-2。
バランスを取るときは西村監督が言及していた形の4-4-2。
(※コメントでは4-2-2-2と表現)
攻撃の圧力を強める場面ではアンカー1枚の4-3-3。
かなり多彩な変化を見せて讃岐守備陣を翻弄していました。
実戦の中で使えるシステムがこれだけ手札として持てている相手に
最初から最後まで一本調子のプランで戦えば
分が悪いのは火を見るより明らかでしょう。
最後は交代策でスピードのある選手を投入されてスタミナを失い
押し下げられてしまった状態でボールウォッチャーになり
プレスもブロックもかからないのでは失点は必然でした。
失点が終了間際だったので
惜しい試合に思われている方もおられるでしょうが
このスコアで終われたのは高橋選手の頑張りの賜物だと思っています。
体感的には大敗ですね。
感染症による離脱者は致し方ない面もありますが
それを差し引いてもチームマネジメントに疑問を抱かせる
最近の戦いぶり。
杞憂に終わってくれれば良いのですが
明るい兆しが見えていないので不安は募ります。
一年生監督が率いるチームだけに苦戦はもとより覚悟の上ですが
無策に負けが続くのはさすがに受け入れがたい。
勝てない試合が続く中でも
諦めず試行錯誤し挑戦する姿勢は
絶えず見せ続けてもらいたいと願います。
さて今回は2022・J3リーグ第19節
カマタマーレ讃岐×AC長野パルセイロの一戦を
振り返ってまいりましたがいかがでしたか?
スコア以上の完敗に光明を見出すことが困難だったので
非常に厳しい振り返りとなってしまい残念な試合でした。
悪い流れが続く中で一週間のブレイクが挟まることで
チーム状態を立て直すことができるでしょうか?
何とか好転してくれることを願うばかりです。
そして次節の対戦相手はテゲバジャーロ宮崎。
引用元:football-emblem様
J3参入元年の昨季は3位と旋風を巻き起こしたチームですが
主力の相次ぐ流出により苦戦を強いられている今季は現在13位。
直近の試合で結果が出ていない同士の対戦は
双方浮上のキッカケにしたいと躍起になるかもしれません。
というか気持ちを新たにしてもらわないと
見どころ少ない塩試合になりかねないので
どうにか心機一転して下さい…。
今回は最後までトーンが上がらず
好意的な見解を期待していた方には申し訳ないのですが
この辺りで本稿も結ばせていただきます。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
それではまた次回お会いしましょう。
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