皆さんこんにちは、懲りないトモです。
今回は先日行われました
2022・J3リーグ第18節
FC岐阜×カマタマーレ讃岐
引用元:exciteニュース様
こちらの試合回顧をお届け致します。
結果は2-1で岐阜が競り勝ち。
前期対戦時には苦杯をなめた相手に見事なリベンジを果たします。
一方の讃岐は負傷交代によるゲームプランの乱れもあり
徐々に手詰まりとなり3連敗と振るわず…。
低調な内容の試合が続き、アクシデントにも対応出来ず。
西村監督の手腕に疑いの目を向けたくなる戦いぶりに
今後に明るい兆しが見えず不安が募ります…。
それではここからもう少し詳しく振り返っていきますので
最後までお付き合いいただければ嬉しく思います。
では参りましょう。
不測の事態に対処出来ず…問われる修正能力
この試合のメンバーはこちら。
🏆7/23 #FC岐阜 戦スターティングメンバー🔥#高橋拓也#長谷川隼#遠藤元一#田尾佳祐#岩本和希 #臼井貫太#佐々木渉 #下川太陽#渡辺悠雅#松本孝平 #重松健太郎
ベンチ入りメンバー‼️#松原快晟 #西野貴治 #松本直也 #内田瑞己#後藤卓磨#中村駿太 #小山聖也#カマタマーレ讃岐 pic.twitter.com/m5w4Ki6nb0
— カマタマーレ讃岐🔜7/30🆚長野🔥夏の10000人プロジェクト! (@kamatama_kouhou) July 23, 2022
前節と基本フォーメーションは変えず
下川選手・渡辺悠雅選手を抜擢。
攻撃陣にレフティーを一枚入れることで
動き方が右利きと違うので少しアクセントが生まれて
下川選手の起用は活きていたように映りました。
引用元:スポーツナビ様
渡辺選手は内田選手と状態を比べてより良いとの判断でしょうか。
臼井選手を右に移してまで使う必要は
あまり感じられませんでしたが
運動量は最後まで落ちなかったので
個人としてはまずまずの働きだったように思います。
ゴールシーンにフォーカスして振り返ると
まず1失点目はタッチライン際の攻防で
判断悪い対応から繋がれてしまったのが痛恨。
おそらく大半の選手がリスタート(マイボール)を
イメージしていたでしょうから
咄嗟の状況変化について行けずにやられてしまいました。
不慣れな右サイドでゲームの立ち上がりということを考慮すると
安全策に逃げた臼井選手のプレーを槍玉に挙げるのは少々酷。
要因は様々複合したものの
責任はベンチが負うべき失点だったかなと思います。
同点に追いついた場面では
左右に広がりながらボールを繋いでいたところから
岩本選手へ預けたところで矢印が一気にゴールに向いたことで
迫力ある攻撃になりました!
引用元:スポーツナビ様
前節から使っている今のシステムの肝であるアンカーポジション。
攻撃のスイッチを入れる役割を担うことから
局面を動かせるセンスが問われる難しい位置です。
このタイミングで見せた岩本選手の縦パスは
ガンバ大阪下部組織育ちということも相まって
遠藤保仁選手を彷彿とさせる一本。
もちろん完全無欠の働きとまではいきませんが
岩本選手のその活躍ぶりに心踊っていたところで
非情なアクシデントの発生により途中交代…。
この時点で試合の行く末は見えていたのかもしれません。
後半は藤岡選手の巧みなボディバランスが光る突破から決勝点を許し
長谷川選手も累積4枚目の警告をもらってしまう
泣きっ面に蜂といった様相で意気消沈してしまいました。
次戦はほぼ強制的に戦い方の見直しを
余儀なくされてしまった訳ですが
聖域となりつつあった最終ラインにメスが入ることは
プラスだと捉えています。
方針そのままにビルドアップ能力を求めるなら松本直也選手、
対人強度を上げるなら伊従選手が代役筆頭かなと思います。
攻撃力の向上を目指していたここ2試合の戦い方から
逆戻りしてしまう感はありますので残念な思いもしますが
アンカーは無難に考えると2枚に戻すのが最適解かもしれません。
ただこのままやり方を変えずに進んでいく場合には
適性がありそうなのが鯰田選手、
チームに刺激を与えられそうなのは重松選手でしょうか。
フィジカルとゲームメイク能力を考えると
案外重松選手を中盤の底というのは
期待できそうな気はするのですが…どうでしょう?^^;
行き詰まりを感じている今、
何か思い切ったことを仕掛けるタイミングとしては
ココなのではないかと思います。
首脳陣の決断に要注目したいです。
お金の稼げるスローイン、老練の技術を見せる宇賀神選手
この試合では讃岐・岐阜共に連敗中ということもあり
お互いに重苦しい雰囲気を漂わせながら戦っていたように感じました。
そこで差を生んだのが小技でリズムを変えようと奮闘した
ベテランの巧みな技術力だったように思います。
その最たるものが宇賀神選手のスローインでした。
引用元:スポーツナビ様
玄人好みの渋い局面ではありますが
たかがスローインと侮ることなかれ、
試合中に最も多いリスタートはこのプレー。
ただ、その重要性は感じていながらも
イマイチお手本となる存在は浮かんでこないのですが
この試合の宇賀神選手には舌を巻いてしまいました。
角度・速度・飛距離・回転の掛け方など
様々な変化を付けたボールを投げ入れ
讃岐守備陣にじわじわプレッシャーをかけ続けていた姿には
自分のサッカー観に新たな視点を与えてもらえた気がしました。
突出した武器を売りにしない宇賀神選手が
長年に渡り強豪クラブ・浦和で重宝されてきた
その理由が対峙してようやく理解できました。
参考にすべき名バイプレーヤー・宇賀神友弥。
こんな存在がチームに居てくれるとありがたいですね!
さて今回は2022・J3リーグ第18節
FC岐阜×カマタマーレ讃岐の一戦を
振り返ってまいりましたがいかがでしたか?
互いに調子が上がらず苦境にあえぐ中
経験豊富な選手の多い岐阜に向く展開になり
敢え無く破れた讃岐…。
ただ多くの学びもあったはずの一戦。
無駄にせず次戦以降の試合で還元できるよう
しっかりと自分たちに落とし込んでもらいたいです。
そして次なる相手はAC長野パルセイロ。
引用元:football-emblem様
首位まで勝ち点差8と昇格も十分射程圏に捉えるチームで
前節は2点ビハインドからの逆転勝利と勢いにも乗っています。
闘将・シュタルフ監督イズムの浸透したチームは
強いインテンシティでぶつかって来ることは容易に想像でき、
受けに回るとあっという間に押し込まれるでしょう。
一本調子にならないよう遅攻・速攻織り交ぜた
多彩なゲーム運びを意識して
自分たちで主導権を握ってもらいたいです。
離脱者が増えてきた今こそ首脳陣は腕の見せ所と
モチベーションに変えて貰えれば頼りになります!
戦う前から諦めるほどの差はないはずなので
勝つための準備を積んで試合に臨んでください。
勝利を信じてスタジアムで見守らせていただきます。
といったところで本稿もそろそろ結ばせていただきます。
最後までお読みくださいましてありがとうございました!
それではまた次回お会いしましょう。
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