皆さんこんにちは、懲りないトモです。
今回は前回に引き続きとなります
『運営者が選ぶ2022年放送アニメ作品ベスト10』
をご紹介させていただきます。
第10位から第6位までは前回記事で触れてまいりましたので
私の中では更に評価の高い作品となるトップ5について
述べさせていただく今回も引き続きお楽しみください^^
それでは参りましょう!
第5位・であいもん
引用元:TVアニメ『であいもん』公式サイト様
監督 | 追崎 史敏 |
キャラクターデザイン | 渋谷 秀 |
アニメーション制作 | エンカレッジフィルムズ |
話数 | 全12話 |
和菓子で紡がれる京風人情物語。
原作漫画を執筆されている浅野りん先生は
青春時代にに少年ガンガンを読んで育った私にとっては
思い出補正というバイアスが働いている存在。
『PON!とキマイラ』は未だに忘れられない作品です^^
まあそんな自分語りはさておき…(笑)
京都の老舗和菓子屋を舞台に夢破れて跡継ぎとして戻ってきた青年と
幼くしてその身を預けられた少女を中心に人間模様が描かれる本作。
主要人物となる納野和は温和な性格で人畜無害に見えて
実は猪突猛進の行動派であり天然の人たらし(?)。
他の登場人物においても人の持つ二面性を丁寧に描きながら
それぞれが時を共にし心を通わせていく…。
そんな京都特有の奥ゆかしい性質を感じさせる
外見と内面を繊細に紡いでいくストーリーは
ゆっくりと人の優しさが心に浸透していくような気持ちにさせてくれます。
個人的なひいき感情を差し引いてもご覧いただきたいと
オススメしたい作品です^^
第4位・異世界おじさん
引用元:FOD様
監督 | 河合 滋樹 |
キャラクターデザイン | 大田 和寛 |
アニメーション制作 | Atelier Pontdarc |
話数 | 全13話 |
セガに影響されすぎてしまったズレたおじさんによる
異世界冒険活劇回顧譚(?)。
17年の時を経て昏睡状態から目覚め
苦難の異世界生活から現世へと舞い戻ってきたおじさん。
…という導入からいきなりぶっ飛んでいる作品(笑)
疑心の目を向ける甥ら現実世界の人に対し
異世界から引き継いだ魔法の力で
自身の壮絶体験を回想していくが主な話の流れ。
しかしゲーム(※ほぼセガのタイトル)が影響を色濃く反映された思考により
客観的事実とおじさんの主観に大きな隔たりが生じてしまっているのが
ツッコミどころのコメディーとなっています^^
正直、ゲーム(セガ)のネタに関しては私の知識量では
ほぼ共感することができないほどコア向けになっていますが
理解できなくても問題なく面白いです(笑)
異世界ファンタジーの異端作を見届けてください!
第3位・リコリス・リコイル
監督 | 足立 慎吾 |
キャラクターデザイン | いみぎむる |
アニメーション制作 | A-1 Pictures |
話数 | 全13話 |
保安秘密機関に属する少女たちのガンアクションアニメ。
元来ハードボイルドで明快なストーリーになりがちなジャンルですが
主要キャラクターを少女にすることで平穏な日常シーンも挟みつつ
敵対するテロリスト側にも正当性を持たせる脚本力も併せ持つ作品。
作られた平和に隠された歪な社会構造とか
それも承知で均衡を維持しようとする姿勢は
現実にも通ずるテーマで物語を深読みしたい層に刺さる。
反する日常のコメディーシーンは見たものをダイレクトに受け取りたい
分かりやすさを求める層のニーズに応えている。
多くの視聴者に支持されるのも納得の仕上がりだと思います^^
こういう類のジャンルは敵対する存在を変えることで
話を作ることが比較的容易なので(※『ルパン三世』なんかはいい例ですね^^)
続編や派生するメディアミックス展開も期待できます。
今後の更なる発展にも期待の良作です!
第2位・ブルーロック
引用元:dアニメストア様
監督 | 渡邉 徹明 |
キャラクターデザイン | 進藤 優(メイン)
田辺 謙司 戸谷 賢都 |
アニメーション制作 | エイトビット |
話数 | 全24話 |
日本をサッカーW杯で優勝に導くための
絶対的ストライカーを目指すエゴイストたちの戦い。
現実のサッカー界でも度々取り沙汰される『得点力不足』。
その問題に対し極論をもって切り込んでいるのが本作。
日本サッカー界の美徳とされるチームワークを真っ向から否定し
得点を奪うことこそが最大の成功と提唱する作風は賛否あるものの、
フィクションならではの振り切り具合が見ていて面白い。
設定自体は無茶であるものの内容は理路整然としていて
ゴールを奪うためのプロセスは詳細に描かれ
キャラクターによって最善となる正解が異なる点はリアルに通ずる。
そして強烈な『個』が交わることで起こる化学反応で
不安定ながら『集団』へと変貌していく様子は
テーマの異常性とは反対に王道を行く内容になっているのが凄いですね^^
『史上最もイカれたサッカー漫画』と称される作品を
より多くの皆さんにお楽しみいただきたいです!
第1位・ぼっち・ざ・ろっく!
引用元:Nアニメ様
監督 | 斎藤 圭一郎 |
キャラクターデザイン | けろりら |
アニメーション制作 | CloverWorks |
話数 | 全12話 |
4人組ガールズバンドによる青春ストーリー。
芳文社の音楽系作品といえばどう足掻いても比較されてしまうのが
かつての大人気作品『けいおん!』。
私も当時の『けいおん!』ブームを体験してきた一人ですが
本作も負けず劣らずのハイクオリティを披露!
主要キャラクターの名を実在バンドから一部引用するなど
(※本作の場合は『ASIAN KUNG-FU GENERATION』のメンバーが由来)
端々に前述作品へのリスペクトを感じさせながら
主な活動拠点をライブハウスにするなどで差別化も図られています。
原作者・はまじあき先生の漫画やロックバンドに対する敬意の念が
制作陣にしっかり伝播していることが見ている側にも感じられるほど
違和感のないオリジナル展開が加えられ作品の魅力が増大している点には脱帽。
バンドメンバーの性格も千差万別で
大多数の視聴者が誰かしらには共感できそうでありながら
それぞれ遠慮のない仲間らしい距離感で接しているのも面白いです^^
一言で抽象的に言い表すなら『尊い』です!(笑)
(もしくは『エモい』? ^^;)
様々な魅力が凝縮されていながら4コマ漫画ならではの
テンポの良さでスムーズに話が進んでいく『きらら系作品』の超新星を
しかとその目でご覧いただきたいです!
さて今回は運営者・懲りないトモが選ぶ
2022年放送アニメ作品ベスト10のうち
5位から1位をご紹介させていただきましたがいかがでしたか?
本年の総決算として好きなアニメについて長々と語らせていただきましたが
お付き合いいただいた皆さんと作品提供をしてくださった関係者様に
最大限の感謝をお伝え致します。
誠にありがとうございました!!
今回の更新で2022年は最終となりますが、
また来年もよろしければ私と
趣味に関して徒然と書き記す当ブログを何卒よろしくお願い致します^^
それではまた別の記事でお会いしましょう。
よいお年を!
⇩前回記事⇩