この度はお越しいただきありがとうございます、
懲りないトモです!
今回お送りするテーマは…
【独自目線で読み解く試合回顧】
2026/27・明治安田J3リーグ第8節
カマタマーレ讃岐×FC岐阜


こちらをお送りさせて頂きます。
前節の愛媛戦ではリーグ随一のポゼッションサッカーに対し
玉砕覚悟のハイプレス戦術で果敢に挑み
序盤から気迫を示しましたが次第に失速し
相手に上手く踊らされたような敗戦を喫した讃岐。
ただ最後に一矢報いる反撃を加えて
ただでは終わらないというチームの意地は見せたので
モチベーションを持続させて連敗脱出の布石にしたいところ。
対する岐阜は攻撃陣が爆発し
開幕からロケットスタートを決めるも
今は勢いが収まりリーグ戦直近3連敗と
こちらも踏ん張りどころといった様子。
平静さを失っている状況に陥る讃岐を叩いて
ここで再浮上のキッカケを掴みたいはずです。
頓挫している苦しみからいち早く抜け出せたのは
一体どちらのチームになったのか…
これまでのように個人の所感を交えて振り返っていきますので
よろしければ最後までお付き合いください!
では参りましょう!!
【試合前の所感】

画像引用元:Jリーグ公式サイト様
ホームの讃岐はシステム【3-4-2-1】の想定。
前節トップの位置に入った森川選手に替わり
後藤選手を起用したことから
スタートからハイプレス全開という可能性は低く
ある程度相手にボールを持たせながらの試合運びが見込まれます。
愛媛戦で光明を見せていたプランを改める判断になりそうですが
クロスやフィードで早めにバイタルへと入れてくる傾向のある
岐阜に対しては合理的なアプローチだと思われるので
上手く機能してくれることを期待したいところ。
アウェイの岐阜はシステム【4-2-3-1】を想定。
ゴールゲッターの閑田選手を頂点に
能力の高い脅威のラインナップを揃える前線と
サイドバックにゲームメイクできるキャラクターを置く
意欲的な並びが目を引く布陣。
直近は鳴りを潜めているとはいえ
7戦15発の攻撃に関しては疑いようがなく
ひとたびゴールネットを揺らせば
怒涛の勢いで一気に相手を飲み込むポテンシャルを備えています。
讃岐が耐えてロースコアの接戦に持ち込むか
岐阜が猛攻を仕掛けて乱打戦を展開するのか…
それぞれに思惑が異なる両者が演じる試合展開や如何に。
【試合回顧・前半】

画像引用元:Football LAB様
試合開始からボールを握る岐阜に対し
自陣をしっかり固めて応戦していた讃岐でしたが
ボックス内の混戦でディフェンスを背負っていた閑田選手に
反転して強引に放ったシュートを決められヨーイドンで失点…。
【2分 岐阜・閑田 隼人】
しっかりとマークには付けていたので
守備対応にはそれほど問題はなかったと思うのですが
それでも仕事が出来てしまうあたり
能力の高いストライカーだなと感心させられました。
ここでリードした岐阜に下がってしまわれると
得点力に劣る讃岐としてはやりづらい展開でしたが
1点で済ませるつもりは無いとばかりに
ゲームプランを変えることなく前に出てきます。
【岐阜ポゼッション時のフォーメーション①】

最終ラインと二列目の間、俗に言う【ライン間】のエリア(赤線内)に両サイドのフルバックを攻撃参加させる(白矢印)というハイリスクなビルドアップを見せる岐阜。
ゲームメイク能力の高い本職ボランチ・箱崎選手の起用にも合点がいく非常に興味をそそられた戦術ではあるがメリットとデメリットは表裏一体で攻守が入れ替わると守備者は2枚しか残っていないというピンチが訪れる。 |
乱れたパスを回収した讃岐は
宮﨑選手が判断早く手薄になっている背後へとボールを配球すると
反応した後藤選手がガラ空きのスペースへ落とし
遅れて走り込んできた米澤選手が合わせてカウンターが完結!
【10分 讃岐・米澤 令衣】
ミートさせるには難しそうなラストパスになりましたが
フカすことなく流し込む熟練の業で決めきって
早い時間で試合は振り出しに戻りました。
スコアは目まぐるしく動いていますが
大筋の流れは始まりから変わらず
岐阜がボールを握って攻撃を組み立て
讃岐はパターンに応じてプレスとゾーンを使い分けて守る構図。
自分から仕掛けるシーンは少なかった讃岐でしたが
カウンターで一発浴びて少し慎重な姿勢を見せる岐阜に対し
大外へ広げるワイドな展開でボールを受けた上野選手がアクセルを踏むと
クロスに遅れて飛び込んだ佐野選手が合わせて逆転に成功します!
【27分 讃岐・佐野 竜眞】
相手が見せた迷いに乗じて讃岐がひっくり返しましたが
逆にこれで吹っ切れたのか再び攻勢を強めた岐阜は
ブロックが立ち塞がるバイタルエリアで
ミスを恐れないワンタッチプレーを増やし崩しにかかります。
オープンプレーでのピンチは毎度見慣れた
青木選手のビッグセーブで一先ず難を逃れるも
コーナーキックで警戒が足りなかったところを
デザインプレーで攻略され再度タイスコアへと戻されることに…。
【32分 岐阜・閑田 隼人】
ここは警戒が足りなかったと悔やまれる失点でしたし
逆に岐阜は相手の傾向を頭に入れ準備していたものを
適切な場面で発動させた
してやったりの同点弾だったと思います。
流れを引き戻した時間帯に追い付いた押せ押せの岐阜は
ボックス内の狭いエリアで受けた閑田選手が溜めを作り
絶妙な動き出しで抜けてきた北選手へリターンパスを出すと
ここもワンタッチで流し込んで一気に再逆転まで持っていきます。
【44分 岐阜・北 龍磨】
ここでも岐阜がリスクを負って攻撃参加させている
フルバックの文仁柱選手が絡んできて守備側は対応が難しく
讃岐にとっては致し方ないというか
ここに関しては崩し切った相手を褒めるべきかなと思います…。
アディショナルタイムには讃岐が相手ゴールを脅かすも
岐阜のディフェンスにシュートブロックされ
ビハインドのまま試合の折り返しを迎えます。

画像引用元:Jリーグ公式サイト様
岐阜に大きく蹴らせることなく
リスクを取らせて自陣に引き込んでカウンターを狙うという
ゲームプランは非常に良く練られていると思うのですが
相手のパフォーマンスに捻じ伏せられたという印象のここまで。
とはいえこれほど岐阜に上手くやられているのは
嘆き節の一つでも溢したくなる不遇な状況…
これを跳ね返すだけのパワーは残されているのでしょうか。
【試合回顧・後半】

画像引用元:Football LAB様
ハーフタイムでイギサン選手を下げて
波本選手を投入した讃岐。
アクシデントがあったような素振りは見受けられず
戦術的な交代というのも腑に落ちない入れ替えなので
おそらく違和感を察知した予防的措置かなと思います。
相変わらず岐阜がボールを握って攻撃を画策してくる流れで
讃岐はどういう形で奪いに行くのかという構図のなか
前半よりも積極的にプレスを選択して
攻守をひっくり返しに動いていました。
ただ岐阜が交代カードを切り
選手の立ち位置と役割を調整したタイミングで
このゲームにおいて特異な存在になっていた
箱崎選手の配球から左右に揺さぶられ痛恨の被弾。
【60分 岐阜・閑田 隼人】
この日の閑田選手はボックス内に入れると
何かを起こすという確変状態に突入していた感があり
ハットトリックの全てがワンタッチゴールと
手が付けられない存在でした…。
リードを2点に広げたことで手綱を緩めバランスを取る岐阜に対し
右利きの淺田選手を左、左利きの上野選手を右に置く
逆足ウイングユニットを構成して強攻策へと転じる讃岐。
【讃岐ポゼッション時のフォーメーション①】

逆足のウインガーを置くことによってカットインして相手のブロックを動かす(赤枠→白矢印)という崩し方が出来始めた讃岐。
後方の選手もコースが空いたところをオーバーラップして攻撃に絡む連動性も生まれ4バックで守る岐阜にとっての泣き所を突いた対処しづらいパターンが作れていた。 |
両サイドが推進力を発揮しラストスパートを仕掛けた讃岐は
その一角を担っていた淺田選手が倒されて得たフリーキックを
村上選手が芸術的な軌道を描いてネットに突き刺し
1点差へと追い上げボルテージは最高潮に。
【87分 讃岐・村上 悠緋】
詰められた岐阜は最後の交代でセンターバックを投入し
5バックへの変更でディフェンスを厚くすると
コーナーポスト付近での時間稼ぎも併用し
盤石の逃げ切り態勢へと持ち込む隙のない采配で封殺。
残された時間では反撃及ばずタイムアップの笛が吹かれ
讃岐は健闘虚しくリーグ戦の連敗が
『6』まで伸びる非情な結果になりました。

画像引用元:Jリーグ公式サイト様
苦境から抜け出せず困難は続くことになりましたが
ここまで出し切って負けるのは仕方がないですし
鹿児島・愛媛・岐阜といった総合力の高い相手に
紙一重の戦いが出来ているのもまた事実。
悲嘆に暮れることなく前を向いて
チームと共に試練を乗り越えていきたいですね。
【26/27 J3第8節・讃岐×岐阜 ハイライト】
さて今回は
【独自目線で読み解く試合回顧】
2026/27・明治安田J3リーグ第8節
カマタマーレ讃岐×FC岐阜
をテーマにお送りしてきましたがいかがでしたか?
負けはしたものの讃岐としては最善を尽くしたと言える内容で
この試合を落としてしまうあたりツキの足りないチームだなと
改めて感じました。
一方岐阜には他の選手が霞んでしまうほどに
支配的な活躍を見せた存在が君臨…
プレイヤー・オブ・ザ・マッチは閑田選手で異論はないでしょう。

画像引用元:Jリーグ公式サイト様
ボックス内で得点に関わるプレーが出来る時点で
リーグ最上位クラスのフォワードを名乗れる逸材…
それを開始早々乗せてしまったことが運の尽きだったのかもしれません。
彼が居るだけでも厄介極まりないですが
二列目・三列目までもゴールに絡んでくる岐阜の攻撃力は
一度火が付いたら止まらないということを
身を持って体感させられました…。
この猛攻にさらされた直後に対戦する
栃木SCはかつての指揮官・米山監督が率いており
相手なりに戦略を練ってくる柔軟性を持っていますが
基本的にはカウンターを狙うディフェンシブなチームと想定されます。

画像引用元:フットボールチャンネル様
讃岐も自分たちでポゼッションしながら崩すというスタイルではないので
お互いが牽制し合うようなロースコアの試合展開が予想されます。
栃木の明確な強みはセットプレーで
今季ここまで半数以上のゴールを
プレースキックから生み出しています。
粘り強く守って飛び道具で仕留めにくる
米山さんらしいアプローチを基本としている相手に対し
袂を分かち再構築した大嶽スタイルの讃岐がどこまで通用するのか
ある意味で今季最も結果に興味を惹かれる試合。
投稿者は奇策を打たなくても通用すると思っていますし
その見立てが間違いでないことを
選手たちがピッチで証明してくれることを期待して
これにて本稿を締めさせていただきます。
最後までご覧いただきありがとうございました!
また別の記事にてお会いしましょう。
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