【カマタマーレ讃岐】独自目線で読み解く試合回顧・vsFC大阪【2025・明治安田J3リーグ第15節】● 0-3

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この度はお越しいただきありがとうございます、

懲りないトモです!

 

 

今回お送りするテーマは

 

 

2025・J3リーグ第15節

カマタマーレ讃岐×FC大阪

 

讃岐FC大阪

 

こちらの試合回顧をお送りさせて頂きます。

 

 

第14節・栃木戦では強風吹き荒れるイレギュラーな気象条件のなか

互いに武器とする堅い守りで均衡が崩れない試合展開が続くも

選手交代で発したベンチからのメッセージが裏目となり

攻守のバランスが崩れ劇的な決勝弾を浴び敗れた讃岐。

 

 

 

 

実力伯仲で静かに熱を帯びた一戦を

監督自ら『勝ち急いだ』『引き分けなければいけない試合』と

反省の弁を残す采配によって落としてしまい

精神的な落ち込みも懸念される状況から這い上がれるのかが問われます。

 

 

 

対するF大阪は現在首位を快走し直近も3連勝中と

充実感を漂わせながら敵地に乗り込みます。

 

 

前節の鹿児島戦も【4-4-2】のミラーゲームで

プレー強度と攻守の切り替えにこだわる似たもの同士の戦いを

クオリティの差で上回りスコアでも圧倒したことで

自信を深めて臨んでくることでしょう。

 

 

 

 

迷いを抱えながらも試行錯誤し最適解を模索する讃岐と

勝利という成果を積み重ね突き進むF大阪の

相反する状況に置かれたチームの対決は

どういった結末が用意されていたのか…。

 

 

いつものように私見を交え振り返り考察していきますので

最後までお付き合いください。

 

 

では参りましょう!!

 

 

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【試合前の所感】

 

 

フォーメーション図

引用元:SPORTERIA

 

 

讃岐はいつもと変わらない【3-4-2-1】でスタート。

 

 

直近で安定感を放っている最終ラインの並びはそのままで

中盤・前線に関しても入れ替えて起用されたのは牧山選手のみと

前節のパフォーマンスをベースに

上積みに期待を寄せる選択肢を採用してきた印象です。

 

 

ガツガツ激しく来るイメージが強いF大阪に対して

球際の攻防で互角に渡り合えるのか

肉体的にも精神的にもタフさを見せて欲しいところです。

 

 

フォーメーション図

引用元:SPORTERIA

 

 

対するF大阪もスタイルは変えず【4-4-2】を継続。

 

 

連勝が始まった第12節・松本戦から数えて

4試合不動となるメンバーを採用し挑んできます。

 

 

5試合連続得点中と波に乗る島田選手を筆頭に

好調を支えてきた自慢の布陣で

盤石の首位固めを目論みます。

 

 

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【試合回顧・前半】

 

 

引用元:Football LAB

 

 

立ち上がりは互いにアバウトなロングボールを多用し

それを打ち返し合う卓球のラリーを思わせる応酬。

 

 

落ち着かない流れから牧山選手がチェイシングでルーズボールを奪い

敵陣深くまで侵入し最初のチャンスを讃岐が掴むも

フィニッシュは精度を欠き開幕の一手は不発に終わります。

 

 

これを受けてかF大阪はラインを下げて

【4-4-2】の10人全員を自陣に集めるローブロックを敷き

少しでも危険を感じるとタッチラインに逃げるリスク管理で

試合のテンポを落として流れを変えようと画策。

 

 

リスタートの場面が増えることでリズムを取り戻したF大阪は

2バックに可変してのアタックでチャンスを生み出し

攻勢を強めていく時間帯を作っていきましたが

讃岐のクリアボールで攻守が裏返った決定的なシーンも!

 

 

 

ミドルサード(青枠)をスキップして
ロングボールでアタッキングサードへと押し寄せるF大阪。

 

17分にはサイドからの崩しでフィニッシュまで持って行くも
28分には逆に跳ね返されて大きなピンチを背負う。

 

結果的にはどちらも得点に結びつかなかったものの
双方に決定機が生まれるエキサイティングな攻防が見られた。

 

 

キックアンドラッシュとリスタートを徹底するF大阪と

それを跳ね返してのカウンターアタックを狙う讃岐の鍔迫り合いは

ポゼッション率・シュート本数共に

ほぼ互角のままハーフタイムへ突入します。

 

 

後半はどちらの強みがより色濃く試合に反映されるのか…

熱戦の続きに期待が高まります。

 

 

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【試合回顧・後半】

 

 

引用元:Football LAB

 

 

後半は立ち上がりにコーナーキックを得たF大阪が

ファーサイドへ流れたボールをダイレクトに合わせ

ゴールネットを揺らし幸先よくリードを奪います。

 

 

 

 

前半の立ち上がりにセットプレーのチャンスを

仕留めそこねた讃岐と対象的な構図に肩を落とす展開…。

 

 

失点後にギアを上げられるかという反発力を求めたい状況ですが

逆に攻め手を緩めず前に出てくるF大阪に気圧される格好に。

 

 

引いて構えていた前半とは打って変わって

前目からのプレッシングを仕掛ける果敢な守備に

讃岐は攻撃の組み立てが上手くいかず

ボールを保持していても攻められているような感覚…。

 

 

危ういシーンが何本も続くと瓦解は避けられず

プレッシャーに負けロストした際に浴びたショートカウンターで

島田選手に豪快に撃ち抜かれ中押し点を献上。

 

 

 

 

自慢のバックラインが崩壊し茫然自失の讃岐は

再度コーナーキックからダメ押しとなる3点目を叩き込まれ

これにて万事休す…。

 

 

 

 

ここから長期離脱していたキャプテン・江口選手がピッチに帰還し

セットプレーとサイドアタックを織り交ぜ遅ればせながら反撃に出て

クロス対応に不安定さが浮かび上がった相手守備陣の綻びを突きますが

最後の砦・山本選手の牙城は最後まで崩せずタイムアップ。

 

 

五分五分に競り合った前半から加速を見せたF大阪と

失速してしまった讃岐で明暗がくっきり分かれたこの一戦。

 

 

それぞれが置かれている状況が如実に表れてしまい

改めて突きつけられた現実を前に途方に暮れるチームは

ここから這い上がることができるのでしょうか…。

 

 

 

 

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さて今回は

 

カマタマーレ讃岐試合回顧・2025

【第15節・vsFC大阪】

 

 

をテーマにお送りしてきましたがいかがでしたか?

 

 

首位に立つ強敵が相手とはいえ

互角に渡り合った前半から一気に暗転し喫した黒星は

大きく堪える結果になってしまいました。

 

 

選手交代でスイッチが入らない試合が続いている現状を考えると

早い時間帯からラッシュを仕掛ける思い切りも時には必要かなと思います。

 

 

この試合では牧山選手が活き活きした姿を見せていたので

彼が90分間はまだ使えないコンディションであるならば

ピッチに残っている間に打てる策があったのではないかという想像は

素人ながら勝てた可能性を思案して行き着いた考えのひとつです。

 

 

選手の気持ちを乗せるモチベーターとしての能力はあまり感じられず

出場時間の少ない選手からは求心力が落ちているのではないかと

私の目からは見えてしまっているので

米山監督に関しても今が正念場と言えるかもしれません。

 

 

余計な考えを巡らせ不安を募らせる私のような心配性のサポーターを

掌返しさせる会心の勝利を早く見せてもらいたいですね^^;

 

 

嫌なイメージをいち早く払拭したいタイミングで当たる
次節の対戦相手は【ザスパ群馬】

 

引用元:Lemino

 

 

ポゼッション率リーグトップを記録し

ボールを持ちながら主導的に事を起こそうとする

攻撃的なスタイルが徐々に浸透している印象。

 

 

攻撃時にはウイングが高い位置を取る【4-1-2-3】を採用し

パスワークで崩す他にクロス・ドリブルでも上位の指標を残す

非常に多彩なパターンを繰り出してくるチームです。

 

 

讃岐としては相手の攻め方に応じて適切に守備対応し

攻守が裏返った際に乱れている相手の陣形と対峙し

速攻で仕留められるかどうかにかかっているでしょう。

 

 

マンツーマンでブロックを組むとすれば

【5-3-2】が無理のない形となり

ウイングバックは自陣にポジションを取る時間帯が長くなりそうなので

2シャドーの運動量とポジトラへの切り替えスピードが鍵を握るでしょうか。

 

 

裏抜けできる機動力の高さとプレスの献身性を考えると

シャドーは岩岸・森・牧山(※敬称略)辺りの起用を推したいですし

ワントップもファーストディフェンダーとしての適性を重視して

森川選手をスタートから置くのも選択肢のひとつ。

 

 

ボールを持つ時間が短くなることに対して抵抗のあるチームではないので

比較的与し易いタイプの相手ですし

メンタル面のリカバリー次第で勝ち目も十分あるはず。

 

 

気持ちを新たに目先の一勝を掴むべく奮起してくれることを願って

本稿を結ばせていただきます。

 

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

 

ではまた別の記事にてお会いしましょう。

 

 

⇩前回記事⇩

 

 

 

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