【カマタマーレ讃岐】独自目線で読み解く試合回顧・vsAC長野パルセイロ【2024・明治安田J3リーグ第38節】○ 2-0

スポンサーリンク

 

 

皆さんこんにちは、懲りないトモです。

 

 

今回取り上げるのはこちらの一戦。

 

2024・J3リーグ第38節

AC長野パルセイロ×カマタマーレ讃岐

 

長野讃岐

 

この試合の回顧をお送りさせて頂きます。

 

 

前節の今治戦では課題である立ち上がりに慎重な姿勢を見せながら

今季覚醒したストライカー・ヴィニシウス選手の一撃で被弾し

ほとんどの時間帯でペースを握られウノゼロでの敗戦となった讃岐。

 

 

 

 

消化試合の意味合いが強い一戦でしたが

ベストメンバーを揃えてきた相手に提示された力の差を

来季も体制を継続し臨むチームの良薬にしたいところです。

 

 

長丁場のラストマッチに待ち受ける長野は

シーズン序盤はカップ戦も含め好調でしたが

半ばを迎えた6月以降は一気に成績が下降し残留争いに巻き込まれる苦境に陥り

前節も終了間際に追いついたものの直近13戦未勝利が続いています。

 

 

 

 

試合に先立ってチームから離脱の情報が公開された

闘病中のシュナイダーGKコーチに吉報を届けるためにも

一丸となって最終戦の白星を掴みたいはずです。

 

 

 

 

それぞれの理由で奮起して有終の美を飾りたい

泣いても笑っても待ったなしの今季最終戦は

どちらに勝利の女神が微笑んだのか…。

 

 

いつも通りに私見を交え振り返り考察していきますので

最後までお付き合いください。

 

 

では参りましょう!!

 

 

スポンサーリンク

 

 

両チームのスタメンは以下ようになりました。

 

 

フォーメーション図

引用元:SPORTERIA

 

 

讃岐は今季の総決算も磨き上げてきた【3-4-2-1】でスタート。

 

 

来季も続く米山体制の今後を担う可能性を秘めたメンバーが名を連ね

クラブ長年の悲願でもある【打倒オレンジ】を果たし

結果で存在をアピールしておきたいところです。

 

 

フォーメーション図

引用元:SPORTERIA

 

 

一方の長野も今季のメインシステム【3-4-2-1】を採用。

 

 

選手同士の距離感を詰めて攻守に一体となって戦う

髙木監督が根ざしたスピリットを

苦しむチームが体現できるのかという

精神力の強さが求められます。

 

 

立ち上がりはバランスを自陣に寄せて構える場面が多く

カウンターもワントップの木原選手任せの守備的な戦術を執る長野に対し

讃岐が遅攻を中心に攻め入る流れになりました。

 

 

 

最終ラインと二列目のライン間をかなり絞っての
【5-4】ブロックを構築する長野。

 

流れの中でこの密集を掻い潜るのは容易ではないが
セットプレーに関してはその限りではなく
飛び道具を武器としている讃岐相手にここまで引くことで
自分たちに利が大きかったかどうかは疑問。

 

前線も孤立するワントップをセンターバック3枚で抑えれば
手痛いカウンターを浴びるシーンにはならないので
攻守が裏返っても怖さは感じなかった。

 

 

讃岐は中盤に迎えた立て続けのセットプレーで

セカンドボールに反応した岩本選手がミドルが

惜しくも枠に嫌われて及ばず…。

 

 

さらに長谷川選手のアイディアが活きた頭上を通すラストパスに

丹羽選手が反応し抜け出す絶好機を作るなど

攻め筋が限られるなかで少ないながらもゴールに迫れたことは

ある程度手応えを掴んで後半に臨める伏線になった気がします。

 

 

対する長野は単騎突撃の役割を任された木原選手に

ハーフタイムまで持たず途中離脱するアクシデントが起こりましたが

これは負担の大きな使われ方に見えていたので可哀想でした…。

 

 

無失点で終えたことは計算通りに思える長野ですが流れは順調と言い難く

攻撃のスイッチとしてベンチに置いていたであろう

チームトップスコアラー(浮田選手)というジョーカーを早々に切る展開は

後半の舵取りを迷わせる大きな誤算のはずです。

 

 

讃岐は相手の出方を伺いながら

自分たちのストロングを出しつつ戦えていたので

後半に向けて修正点も少ないように感じます。

 

 

スコアレスながら明暗はやや分かれたこの試合で

後半はどのようなドラマが待っているのでしょうか。

 

 

スポンサーリンク

 

 

ワントップが浮田選手に代わったことで

インサイドハーフが高い位置に付け

やや前傾姿勢を取るようになった長野。

 

 

お互いに先制点を狙い始まった後半でしたが

オウンゴールという意図しない形でスコアが動くことになります。

 

 

引用元:カマタマーレ讃岐オフィシャルサイト

 

 

ミスは避けられないのがサッカーではありますが

試合展開を大きく揺るがす失策が出てしまうあたり

第三者にも長野が抱える苦悩を伺わせる出来事でした。

 

 

先制した試合では今季8勝3分(無敗)と安定感が跳ね上がる讃岐は

気落ちして然るべき状況の相手に対し

間髪を容れずに獲得したフリーキックから

ゴール前の混戦を制して追加点を奪い突き放します。

 

 

 

 

長谷川選手のキックに長野守備陣がタイミングをずらされるシーンは

前半にも見られた傾向なので

それを上手く使ってゴールに結びつけた技アリのアタックでした^^

 

 

これでもう攻勢を畳み掛けるしか選択肢が無くなった長野は

ベンチからアタッカーを次々に投入して圧力を強めます。

 

 

 

アタッカーを増やしアンカーを1枚に減らすことで
【2-1-3-4】のような形へ可変しビルドする長野。

 

讃岐はチャンネル(赤線)が間延びしサイドにスペース(青枠)が生まれ
忽那選手(17)や黒石選手(23)にシュートレンジへの侵入を許し
守勢に回る展開へと押し込まれてしまった。

 

 

2点のリードを持つ讃岐はこの流れを嫌い

割り切ったリトリートに転じ逃げ切りを目指しますが

両チームのスタンスが試合当初と逆転したような格好になったのも

また面白い現象に思えます。

 

 

どれだけゴール前を固めても事故的なボールアクションや

ポッカリとエアポケットが空くシーンは

どうしても出てくるのでイレギュラーには要注意でしたが

最大のピンチも今村選手が立ちはだかり回避に成功!

 

 

アディショナルタイムに余らせていた交代枠を使い

ベンチもしっかりとアシストして12試合ぶりのクリーンシートで

今季最終戦を締めた讃岐が完勝を収めました^^

 

 

今年も大目標には遠く及ばず苦しんだシーズンでしたが

最後に喜びを分かち合えたことが

来季の吉兆になればと静かに願います。

 

 

 

 

スポンサーリンク

 

 

さて今回は

 

カマタマーレ讃岐試合回顧・2024

【第38節・vsAC長野パルセイロ】

 

 

をテーマにお送りしてきましたがいかがでしたか?

 

 

これでレギュラーシーズン全日程を終え

勝ち点43の16位でフィニッシュした讃岐。

 

 

全試合見てきた感想としては

成績は少し下振れた印象を持ちましたが

それを加味しても昇格を掴むには足りなかったように思います。

 

 

そしてシーズンの終わりと共にストーブリーグも幕を開け

何度味わっても慣れない共に戦ってきた仲間との決別の時期に

早くも臼井下川福井赤星小山の各選手との契約満了が

公式から発表されて感傷的な気持ちが湧きました…。

 

 

讃岐では出番が限定的だった選手たちですが年齢的にはまだ若く

悔しい気持ちをエネルギーに変えるバイタリティを発揮して

活躍してくれることを願います!

 

 

志半ばで讃岐を去ることになった彼らの貢献に報いるためにも

残る者はそれぞれの立場で強くなっていかなければなりません。

 

 

私には競合からのオファーなど特に来ていませんので

このまま来季も末端のサポーターとして関わっていく所存です(笑)

 

 

皆さん今季も大変お世話になりました!!

 

 

来季も引き続きよろしくお願い致します^^

 

 

ではまた別の記事にてお会いしましょう。

 

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

 

⇩前回記事⇩

 

 

【PR】Jリーグ見るなら『DAZN』

DAZN

 

 

 

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA