皆さんこんにちは、懲りないトモです。
今回のお題目はこちら。
カマタマーレ讃岐サポーターの目から見た
2024・J3リーグ全クラブ戦力分析
こちらをテーマにお届けさせて頂きます。
前回までに折り返しとなる10クラブの戦力を観察し
すでに一筋縄ではいかないリーグであると認識を深める今季。
残る10クラブの陣容も洗い出して
事前情報を蓄えて開幕を迎えたいと思いますので
皆さんも最後までお付き合いください^^
では参りましょう!
アスルクラロ沼津
引用元:football-emblem様
昨季成績 |
監督 |
J3・13位 | 中山 雅史 |
主な移籍情報
IN |
OUT |
GK・大友 竜輔(モンテディオ山形) | DF・大迫 暁→カターレ富山 |
DF・グスタボ マルティニ リッシ(インディ イレブン) | DF・藤嵜 智貴→ヴァンラーレ八戸 |
MF・沼田 航征(新潟医療福祉大) | FW・安藤 阿雄依→清水エスパルス |
MF・持井 響太(東京ヴェルディ) | FW・ブラウン ノア 賢信→徳島ヴォルティス |
FW・津久井 匠海(横浜F・マリノス) |
評価【D】
日本歴代屈指のストライカーとして名を馳せた
中山監督に率いられ昨季を13位で終えた沼津。
可変システムを用いた先進的な戦術を駆使して
一定のインパクトを残しつつも成績は伸び悩んだため
選手の質を高めたい中でエースストライカーの流出は痛恨。
新加入選手に代役候補が見えてこず
現有戦力の底上げが求められる苦しい台所事情で
どのようにして解消していくのか難題となりそうです。
中山監督の志向するスタイルは野心的で面白く
体制も2年目を迎え完成度の高まりも期待できるので
どこまでピッチで体現できるのかが注目。
FC岐阜
引用元:football-emblem様
昨季成績 |
監督 |
J3・8位 | 上野 優作 |
主な移籍情報
IN |
OUT |
GK・上田 智輝(藤枝MYFC) | DF・宇賀神 友弥→浦和レッズ |
DF・甲斐 健太郎(いわてグルージャ盛岡) | DF・藤谷 匠→栃木SC |
MF・文 仁柱(ガイナーレ鳥取) | MF・窪田 稜→愛媛FC |
MF・荒木 大吾(京都サンガF.C.) | FW・村田 透馬→横浜FC |
FW・粟飯原 尚平(ロアッソ熊本) | FW・ンドカ チャールス→鹿児島ユナイテッドFC |
評価【B】
森保ジャパンでのコーチ経験などの指導実績を持つ
上野優作氏を監督に据えて戦った岐阜。
目標とする昇格争いにはあまり絡めなかったものの
最終ラインを可変させる偽サイドバックを駆使した戦いで
インパクトを残し今季も路線を継続。
柏木陽介・田中順也の両選手が引退し一気に若返り
宇賀神選手を始め主力の流出もありながら
的確な補強で大きな戦力の減退は避けられた印象です。
攻撃的な駒に関してはやや不足気味に映る点は多少気がかりですが
守備を大事にする手堅いサッカーを見せていた監督の色を反映した
現場尊重の良い編成ができたのではないでしょうか。
岐阜の資金力なら途中からでも補うことは可能でしょうし
開幕で躓いたとしても上積みできる余力も想定できますので
やはり侮りがたいチームになってくるはずです。
FC大阪
引用元:football-emblem様
昨季成績 |
監督 |
J3・11位 | 【新】大嶽 直人 |
主な移籍情報
IN |
OUT |
GK・上田 智輝(藤枝MYFC) | DF・板倉 洸→レノファ山口FC |
DF・江川 慶城(いわきFC) | MF・西矢 健人→藤枝MYFC |
MF・下澤 悠太(テゲバジャーロ宮崎) | MF・町田 蘭次郎→ラインメール青森FC |
FW・重松 健太郎(ガイナーレ鳥取) | MF・小松 駿太→レイラック滋賀 |
FW・古川 大悟(いわきFC) | FW・今村 優介→ヴェルスパ大分 |
評価【C】
J3参入初年度を11位で終えたF大阪。
強度の高さとトランジションの速さは
プロの舞台でも十分に通用することを示し
今季はさらに磨きをかけて挑戦を続けます。
躍進を目指す今季は期限付き移籍からの復帰や
完全移籍へ移行した選手をすべて含めると
25名が新たに加わり総勢38名の大所帯を結成!
戦力流出も同一カテゴリーへの放出はほとんど見られず
額面上はかなり上積みに成功した印象を持ちます。
昨季チームを率いた志垣監督の退任は懸念材料ですが
新たに招いた大嶽氏は鹿児島で高水準の成績を残してきたので
致命的なダメージとはならないでしょうか。
とにかく他と比較して多く揃えた選手たちが
一枚岩としてまとまりきれるのかどうか…
今後のトレンドに影響を与えそうな挑戦の行く末や如何に。
奈良クラブ
引用元:football-emblem様
昨季成績 |
監督 |
J3・5位 | フリアン マリン バサロ |
主な移籍情報
IN |
OUT |
GK・マルク ヴィト(CEエウロパ) | GK・アルナウ→サガン鳥栖 |
DF・下川 陽太(松本山雅FC) | DF・加藤 徹也→FC今治 |
MF・田村 亮介(ガイナーレ鳥取) | DF・寺村 浩平→未定 |
MF・岡田 優希(ギラヴァンツ北九州) | MF・可児 壮隆→アローレ八王子 |
FW・パトリック グスタフソン(BGパトゥム・ユナイテッドFC) | FW・浅川 隼人→松本山雅FC |
評価【B】
昨季はJ3参入初年度ながら5位に躍進した奈良。
堅い守備と多彩な攻撃でチームを作り上げたフリアン監督は
リーグ年間最優秀監督に輝くなど確かな成果を挙げました。
名将の続投でさらなる進化を見せたいなか
トップスコアラーの浅川選手の流出はあったものの
実力派のアタッカーを新たに獲得しダメージは抑えた格好。
肝心要のセンターラインは昨季の中心選手が残り
築き上げた堅守は変わらず大きな武器になるはず。
ただ開幕前にエース候補が長期離脱してしまう
アクシデントの発生はチームにとって大打撃…
いきなりの試練をどう乗り越えるのか舵取りに注目したいところ。
昨季の路線を継続できるという最大の強みを活かして
再び巻き起こす旋風に期待したい存在です。
ガイナーレ鳥取
引用元:football-emblem様
昨季成績 |
監督 |
J3・6位 | 【新】林 健太郎 |
主な移籍情報
IN |
OUT |
DF・大城 蛍(愛媛FC) | GK・糸原 紘史郎→レノファ山口FC |
DF・二階堂 正哉(Y.S.C.C.横浜) | DF・鈴木 順也→FC琉球 |
DF・小泉 隆斗(ブリオベッカ浦安) | DF・増谷 幸祐→FC琉球 |
MF・東出 壮太(テゲバジャーロ宮崎) | MF・牛之濱 拓→ギラヴァンツ北九州 |
MF・伊川 拓(ブリオベッカ浦安) | MF・文 仁柱→FC岐阜 |
評価【D】
昨季は監督交代など紆余曲折ありながら
6位という好位置でシーズンを終えた鳥取。
ただチームを率いていた金鍾成氏(琉球)、増本氏(北九州)の元に
主力を攫われるなど戦力の大量流出を止められず
林健太郎氏を新監督を据えて再出発を図る運びに…。
林監督も通年を考えてトップチームを預かることが初めてと
未知数の部分が大きく力量は不透明で
削られた戦力を補えるかどうかは疑問。
蓋を開けてみれば心配は杞憂に終わるかもしれませんが
現時点で高く評価するのは無理筋でしょうか…。
さて今回は
カマタマーレ讃岐サポーターの目から見た
2024・J3リーグ全クラブ戦力分析
をテーマにお送りしてきましたがいかがでしたか?
今回で15クラブの戦力を見比べてきましたが
評価をまとめるとこのような採点になっております。
【A】なし【B】大宮・松本・長野・岐阜・奈良【C】八戸・相模原・富山・金沢・F大阪【D】いわて・福島・YS横浜・沼津・鳥取 |
上位評価のクラブもそれぞれに懸念材料を抱えており
ちょっとしたボタンの掛け違いで簡単に下馬評が覆りそうな勢力図なので
まさに【勝負は下駄を履くまで分からない】リーグと化しています^^;
外野から眺める分にはもつれる程に面白みが増しますが
当事者としての感情も持ち合わせるサポーターとしては
激化する争いに巻き込まれてしまうと精神の消耗がハンパないです(笑)
激戦の果てに歓喜を掴むのはどこになるのか
しっかりとウォッチしていきたいです!
そして次回で全クラブを網羅が完了の予定となります。
すぐそこに迫る開幕に備えて目を光らせ情報をまとめてきますので
最後までお付き合いのほどよろしくお願いします^^
それでは今回はこの辺りで結ばせていただきます。
また別の記事にてお会いしましょう!
⇩前回記事⇩
【PR】Jリーグ見るなら『DAZN』