皆さんこんにちは､懲りないトモです｡
今回のテーマはこちら｡
カマタマーレ讃岐試合回顧・2023
第17節・vsY.S.C.C.横浜
vs
こちらをお送りさせていただきます｡
前節の琉球戦では両チーム共に苦しい台所事情が浮き彫りとなり
互いに持ち味が影を潜めるなかセットプレーのみでスコアが動いた
見どころは乏しく成果の少なかった試合を落とした讃岐｡
これで結果は三連敗となり内容的にも下降傾向…
泥沼に嵌る前に何とか抜け出したい一戦となります｡
対するYS横浜は直近5試合で2勝2分1敗と
順調に勝点を積み上げながら迎える試合｡
難易度の高いポゼッションサッカーを志向するなかで
集団としては安定感に欠ける部分があるものの
ハマった時の爆発力を秘めたノビシロを感じさせる魅力的なチームです｡
勢いに勝るYS横浜を反転攻勢に出たい讃岐の意地で上回ることができるのか?
これより試合を振り返っていきますので是非最後までお楽しみ下さい｡
では参りましょう!
出鼻を挫かれて着火､一戦必勝の姿勢で勝利を掴む
両チームのスタメンはこちら｡
引用元:SPORTERIA様
引用元:SPORTERIA様
讃岐はシステムを変更して【4-4-2】でのスタート｡
守備の要・奥田選手を欠く状況は変わらないものの
一か八かに賭けた前節とは違い
まずは手堅く入っていこうという意志が読み取れる布陣です｡
対するYS横浜は開幕から一貫している【3-1-4-2】｡
今季ブレイクと呼べる活躍を見せる福田選手・道本選手らが陣取る
左サイドからのアタックがストロングポイントです｡
戦前からの要警戒だったその左サイドから来る崩しは開始2分で猛威を振るい
電光石火のパスワークから佐藤選手がゴールネットを揺らします｡
シュートはややミスショットの感じでしたが
あれだけコースが広大に開いている状態でしたから
今村選手に止めてくれとお願いするのも酷でしょう…｡
こんな早い時間帯にスコアが動くのは大多数にとって想定外だったはず｡
振り返るとこのイレギュラーな事態で逆に開き直れた讃岐は
高い位置でのポジティブトランジション(守→攻への切り替え)となる局面で判断が早く
長谷川選手が引っ掛けて下川選手がディフェンスの間を通す絶妙なパスを供給｡
それに反応して抜け出した岩岸選手が
一対一を冷静に沈めて振り出しに戻します!
引用元:カマタマーレ讃岐オフィシャルサイト様
チームとしてあまり多く出せていない
フォワードへのお膳立てとなるラストパスといい
それを見事に決めきるフィニッシュといい完璧な形!
ようやく練習で共有しているであろうイメージ通りの
爽快なゴールが生まれて良い成功体験が積めましたね^^
ただ直後にそれを台無しにしかける
危険なシーンを作ったことは大きな反省点｡
アローヨ選手にフリーでシュートを打たれた場面での
センターバック二人がボールに釣られて
スペースを開けてしまったことはいただけませんでした｡
一つ前の川﨑選手による対応はいっぱいいっぱいのプレーでしたし
通されていれば別の形で大きなピンチになり得る場面だったので
センターにボールを落としたことは仕方のないことでしたし
ここは予測でどちらか片方でも対応してもらいたかったですね｡
ただ失点に繋がらなかったこともあり
その後の守備意識には活かされたと思うので
結果的には良かった(で片付けては甘いのだけれど…^^;)
ポゼッションは握られながらもシュートまで持ち込ませない
効果的なブロックを敷いて待ち構えつつ
常にカウンターを狙い目を光らせ果敢にゴールを目指す｡
シュートの本数を比較しても前半は
讃岐のほうが効率的だったのは明らかです｡
引用元:Football LAB様
米山監督が試合後に『手応えを感じられた』と称したのは
こういった姿勢を意図してピッチ上で体現できたことの評価でしょう!
2点目もトランジションが目まぐるしく入れ替わる中で
ゴール前に溢れてきたボールにいち早く反応し
相手の守備をヒラリと交わすタッチを見せた岩岸選手の殊勲^^
複数あった選択肢の中から
一番確率高くゴールに繋がるプレーをチョイスした判断力も含め
この試合での活躍は大きなインパクトを与えてくれました!
引用元:カマタマーレ讃岐オフィシャルサイト様
前半をリードして折り返した讃岐は
リソースの大半を守備に割く断を下して
後半を戦います｡
消極的と取るか現実的と取るかは意見が分かれそうですが
個人的には正直物足りなさを感じた選択…｡
(得失点を改善する意味でも私は点が取れてるときにはゴールを狙って欲しい派…^^;)
ただ3連敗中で内容より目先の結果を求める姿勢も理解できるので
この試合に限っては肯定したい判断です｡
一方のYS横浜は守備の核・藤原選手を下げて
GKがビルドアップに参加する変則的な【4-4-2】で
選手間の距離をコンパクトにしてきました｡
チームとしてポゼッションを高める狙いは
しっかりと果たせていましたが
個のクオリティが及んでいない印象で
ミスも散見されシュートまで繋がるシーンは不足｡
やろうとしていることはレベルが高くノビシロも感じるので
次の対戦で精度が上がっていたらより手強い相手になりますね…｡
しかし今回はまだ守備を固めた相手を崩し切るには至らず
スコアは変わらぬままタイムアップ｡
目先の勝利にこだわった讃岐が今季アウェイでの初勝利を挙げ
憑き物を一つ落とせた試合になりました^^
さて今回は
『カマタマーレ讃岐試合回顧2023第17節・vsY.S.C.C.横浜』
をテーマにお送りしてきましたがいかがでしたか?
兎にも角にも勝てたことが大きかったのですが
ここで気持ちが緩んでしまっては意味が薄れてしまうので
次の試合に繋げていかなければいけません｡
長谷川選手の出場停止をどう補っていくのか､
米山監督の手腕に引き続き期待して見ていきたいですね!
重要な次節の対戦相手となるのはテゲバジャーロ宮崎｡
引用元:football-emblem様
安定した守備からの手堅い試合運びが持ち味のチーム｡
直近5試合を見ても1勝3分1敗と引き分けも辞さない忍耐力で
着実に勝ち点を伸ばす難敵｡
攻撃のアクセントになる長身FW・橋本選手が離脱してしまったことは
選手層の薄さが否めないチームにとって大きな痛手…｡
総合力の落ちている手負いの相手と当たるのは
讃岐にとっては追い風となる条件です｡
流れが向いている今､チームに求めることは…
引用元:Twitter様
歓喜の絶唱をスタジアムに轟かせるためにも
選手たちと共に戦っていきましょう!
といったところで今回は締めくくらせていただきます｡
本稿も最後までご覧いただきありがとうございました!
それではまた別の記事にてお会いしましょう｡
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