皆さんこんにちは、懲りないトモです。
今回は先日行われました
2022・J3リーグ第28節
カマタマーレ讃岐×アスルクラロ沼津
こちらの試合回顧をお届け致します。
結果は両者決定力を欠き0-0でスコアレスドロー。
戦術的アプローチに見るべきところは多かったものの
やはり双方ともリーグ下位に沈むチームというべきなのか
選手個々のクオリティーは物足りない一戦でした。
これよりこの一戦を振り返っていきますので
是非とも最後までお付き合いいただければと思います。
では参りましょう。
怪我の功名、新システムで可能性広がる
今節のメンバーはこちら。
🏆10/9 アスルクラロ沼津戦 スタメン発表🔥
GK#高橋拓也
控え#渡辺健太 #西野貴治 #渡辺悠雅 #下川太陽 #臼井貫太 #吉井佑将 #中村駿太 pic.twitter.com/ySruWDwvgv
— カマタマーレ讃岐 (@kamatama_kouhou) October 9, 2022
チームの核と呼べるほど存在感を示す松本(孝)選手の不在が
戦前より確定した状況で臨む試合だけに
フォーメーションの選択には要注目していました。
小山選手・重松選手を起用するなら2トップは固そう。
長谷川選手・西本選手でダブルボランチ形成?
それなら【3-4-1-2】のようなシステムだろうと予想していましたが…
蓋を開けて見ればまさかまさかの【4-4-2】?!
今まで思考停止で3バックしか使ってこなかった西村監督だけに
4バックというのは全く予想していなかった布陣で
今季これまで全試合見てきた私も完全に裏をかかれました…^^;
そして騙された理由は伏線を張られていたこともあります。
実は試合前練習では3バックで準備していたのです!
『敵を欺くにはまず味方(サポーター)から』
ってことですか?(笑)
正直これには舌を巻かれたと言いますか
素直に関心しましたね^^
(ただタイミング的に富山・いわきと
【4-4-2】のチームに続けてボコボコにされた直後なので、
相手に影響されて採用したようにも思えてしまいますが…w)
立ち会いで変化を付け沼津の出鼻を挫いた讃岐は
いきなり千載一遇のチャンスで小山選手が決定的な場面を迎えるも
ゴールネットを揺らすことができず…。
結果的にこれが最後まで尾を引くことになりました。
不意を突かれバタバタしていた沼津も
【3-4-2-1】から【5-4-1】や【4-4-2】にシステムを変え
守備を立て直しゲームの流れを落ち着けようと努めます。
この対応の早さはさすが老将・望月監督といったところで
経験してきた場数の違いを感じさせます。
(手腕を発揮できなかった讃岐時代は上野山に苦労させられたんだろうな…)
ミラーゲームとなりリズムを立て直した沼津は
守備の安定は取り戻したものの
攻撃はセットプレー頼みの印象が拭えず。
『自分が監督に就いてから、守備はかなり整備してきたが、攻撃の質のところはまだまだ足りないところが多い。』
と漏らした望月監督の試合後コメントに苦悩が伺えます。
交代カードが有効に機能したのも讃岐。
アクシデントによる不測の事態もありましたが
それも込みで途中から出場した選手たちが
目を引く活躍を見せていました。
その中でも分かりやすくインパクトを残したのが吉井選手。
引用元:スポーツナビ様
これまでワントップを多用してきたチーム事情から
一列下のインサイドハーフなどで起用される場面が多く
持ち味が発揮できずにいたアタッカー。
しかし、この試合では2トップの左という役割で
中村選手を囮に使ったカットインや
縦への鋭い仕掛けでシュートシーンを創出していました!
やはり単純にトップの枚数が増えることで
マークが分散するので取れる選択肢も変わってきますね。
4バックと2トップという今まで冷遇してきたシステムが
松本(孝)選手不在の影響もあり半ば強制的に試せて
それがある程度機能したことは明らかな収穫。
今まで日の目を見ることがなかった選手が
輝ける可能性が広がったので
西村監督には知恵を絞っていただきたいですね^^
さて今回は2022・J3リーグ第28節
カマタマーレ讃岐×アスルクラロ沼津の一戦を
振り返ってまいりましたがいかがでしたか?
PKがもらえなかったシーンなどもあり
結果に関しては納得いかない消化不良感は残るものの
内容的には見るべきものが多かった試合。
(全体的にファウルを取らない主審だったので判定基準は一定だったかもしれませんが…)
そして目を引いたのは選手だけに非ず。
この試合ではサポーターのチャントが力強く木霊し、
スタジアムに活気が溢れていたのも印象的でした^^
(ご無沙汰していた馴染みのコールリーダーさんが先導していたようですね!)
勝てない日々が続きますが
このクラブのために戦う人は確実に存在しています。
私もその一員として微力ながら貢献し
勝利を手にするその瞬間を共に分かち合いたいです^^
次戦の相手は福島ユナイテッドFC。
引用元:football-emblem様
データ的には前半の立ち回りが甘く
ゲームの入り方に失敗するケースも多いようです。
ただ開幕当初は首位争いするなど勢いがあるときの爆発力は侮れず、
ここのところ復調傾向であることも含め全く油断はできません。
アウェイゲームではありますが
前掛かりに攻める果敢さを見せてくれればと期待して
戦況を見守りたいと思います。
それでは今回はこの辺りで締めくくらせていただきます。
本稿も最後までお読みいただきましてありがとうございました!
それではまた別の記事でお会いしましょう。
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