皆さんこんにちは、懲りないトモです。
今回は先日行われましたJ3リーグ・第6節
ヴァンラーレ八戸×カマタマーレ讃岐
引用元:エキサイト様
こちらの試合回顧をお届け致します!
試合結果は1-2でアウェイの讃岐が勝利となりました^^
一方の八戸は成績が振るわずブービーの17位から上昇できず…。
しかしこの試合で両チームに立ちはだかったものは
大きな波紋を呼んだ滅多にお目にかかれない外的要因…?!
引用元:FOOTBALL ZONE様
まあこの話題は避けられないでしょう…。
それも踏まえて振り返っていきますので
最後までお付き合い下さいますようよろしくお願い致します。
それでは参りましょう!
事前プランは崩壊も臨機応変に対処
今節のメンバーはこちら。
🏆4/17 ヴァンラーレ八戸戦
スターティングメンバー発表‼️#高橋拓也#伊従啓太郎#西野貴治#遠藤元一#内田瑞己#後藤卓磨#長谷川隼#渡辺悠雅#青戸翔#神谷椋士#松本孝平#カマタマーレ讃岐 pic.twitter.com/Rct1somJ5r— カマタマーレ讃岐 (@kamatama_kouhou) April 17, 2022
形としては前節と変わらず3-4-2-1のフォーメーションで
後藤選手をボランチで起用するという試みが
どういう風に作用するのか気にしながら見始めたのですが…
この荒れた…を通り越して枯れたピッチでは
今季築いてきたポゼッション重視の戦術は
完全に封じられてしまい参考になりませんでした。
おそらく中間のトレーニングやメンバー選定は
このような状況を想定していたとは思えず
低レベルなロングボールの蹴り合いに
終始してしまったのも致し方ありません。
内容的に見るべきところは少なかったのですが
この状況に応じて用意してきたプランを捨てて
環境に則した戦術を取った対応は素晴らしかったと思います!
【4/17アウェイ八戸戦】
試合後記者会見より、西村監督、#青戸翔 選手、#内田瑞己 選手のコメントを掲載しました👏👏👏#カマタマーレ讃岐⬇️詳細はこちら⬇️https://t.co/EE7Qh14LiC pic.twitter.com/O8BSJGD3dL
— カマタマーレ讃岐 (@kamatama_kouhou) April 17, 2022
特に高い適応力を見せたのが松本選手・青戸選手のホットライン。
後方から放り込まれるのはアバウトなロングボールが多い中
集中力を切らさず、先制点を挙げたシーンでは
松本選手のフリックで八戸守備陣の中心を担う藤井選手を引き付け
オープンスペースを突いた青戸選手が綺麗にゴールへ流し込んでゲット。
後半途中に傷んで交代するまで足元の悪い中
献身的な上下動を繰り返してくれた神谷選手も含めて
前線に立った選手たちは前年プロの舞台に立てなかった顔触れ。
おおよそJリーグではお目にかかれないほどの
劣悪なピッチを物ともしなかったのは
下部カテゴリーで戦ってきた経験が活かされたのかな、と思いました。
奮闘の目立つ新戦力たちのタフな精神力は
ここまで多くの助けとなっていて頼もしい限りですね^^
改善の兆し? 再三のセットプレーも耐えきる守備
ピッチコンディションを考慮した戦いを見せたのは
八戸側も同様で、彼らはサイドを起点に
セットプレーを積極的に取りに来ていた印象です。
実際にこの試合で奪ったコーナーキックの本数は『10』。
これまでの今季最多は5本という記録でしたので
実に倍を数える徹底ぶり。
セットプレーを明確な弱点として露呈している讃岐に対して
実に効果的な攻め方でしたし、
『相手の嫌がるプレーをする』という
八戸のチームコンセプトに違わぬ試合運びでした。
八戸側もあまりセットプレーを武器にしている様子ではなかったものの
試行回数が増えればゴールを脅かすシーンは比例して増えます。
その執拗な攻撃を何とか耐えきった讃岐は
これで3試合連続でセットプレーからの失点は無し。
あわやの場面はあったものの苦手意識は
だいぶ払拭できてきたのではないでしょうか?
ただ讃岐の狙いとして守備意識を
ニア(手前)サイドに比重を置いている傾向に映るのですが、
引用元:スポランド様
ハイボール処理に若干の不安を感じる高橋選手の場合
逆にファー(奥)サイドのケアを重視したほうが良いように思えます。
引用元:スポランド様
失点を免れている今のうちに更に改善を加えるのも
長い目で見れば必要な対策になってくるはずです。
苦手を克服してより強固な守備構築を目指してもらいたいと
往年の『カマナチオ』を知る古参サポ(?)の一人として願います^^
※『カマナチオ』とは?
イタリア語で『閂(かんぬき)・南京錠』を意味する
『カテナチオ』と呼ばれる強固な守備を称す言葉を
チーム名(カマタマーレ)に合わせてもじった造語。
といったところで今回もそろそろ
お別れの時間が近づいて参りました。
次節は少し間隔が空いて迎える
ゴールデンウィークのホーム2連戦。
対戦相手は大型補強を敢行したFC岐阜と
隣県対決となるFC今治で興行(集客)面でも期待したい試合が続きます!
いつもより多い来場者が見込めるのであれば
下手な試合は見せられません。
新戦力の融合に時間を要して調子が上がらない様子の
FC岐阜ですが、乗せると怖い破壊力は健在。
まずは守備から整えて相手のリズムを乱したいところです。
サポーターとしてできることは限られていますが
少しでもチームを盛り上げられるように
現地で見守りたいと思います^^
最後までお読みくださいましてありがとうございました!
それではまた次回お会いしましょう。
⇩前節記事⇩