皆さんこんにちは、懲りないトモです。
今回は先日行われた2022・J3リーグ第3節
AC長野パルセイロ×カマタマーレ讃岐
こちらの試合回顧をお届け致します。
試合結果は3-1で長野が勝利を飾り
開幕から負け無しの好発進。
以前の記事で昇格候補筆頭に挙げたチームだけに
快進撃を見せてくれて得意満面と言いたいところですが
讃岐サポとしては悔しさで渋面を作る一戦でした…。
とはいえ讃岐側にも内容的には見るものがあった試合。
振り返っていきますので最後までお付き合いいただけると幸いです^^
それでは参りましょう!
狙いが異なるミラーゲーム
今節のメンバーはこちら。
3/27 AC長野パルセイロ戦
スターティングメンバー発表🔥#高橋拓也#伊従啓太郎#西野貴治#遠藤元一#長谷川隼#川﨑一輝#中村駿太#後藤卓磨#臼井貫太 #小山聖也#松本孝平#カマタマーレ讃岐 pic.twitter.com/GJnpiuWFQv— カマタマーレ讃岐 (@kamatama_kouhou) March 27, 2022
スタメンは後藤選手が内田選手と替わって起用され
システムは開幕から不変の3-1-4-2。
相手の長野は開幕から4バックを主体に戦ってきましたが
この試合ではスタートから3バックで同じ3-1-4-2の形に。
前半は長野の対策が功を奏しゲームをコントロール。
讃岐のウィークポイントであるセットプレーを突き早々に先制すると
攻めあぐねる相手を尻目に2点を追加し合計3得点。
試合の勝敗はほぼ決したと言える展開に持ち込みます。
この前半で光ったのは長野の守備構築。
守備時には5-3のブロックを引いて
前の2人で中央を締めてサイドに出させることを徹底。
宮本拓弥選手のコメント
守備のときは[5-3-2]で、自分とモリくん(森川 裕基)の2トップがアンカーを消して、サイドに出させるという守備をしていました。それは前半からけっこうできていましたし、監督の思いどおりにやれたと思います。
引用元:Jリーグ様
これにより讃岐のインサイドハーフはサイドに流れて
固められた中央へ効果的な運びができなくなっていました。
中村選手は顕著に終始タッチライン際で足掻くしかできませんでしたね…。
対策して用意された守備で構える長野に対し
あまりにも早い時間で先制点を与えてしまっては
ジリ貧に終わるのも致し方なし。
万端の準備に加え展開を味方につけた
シュタルフ監督の手腕に舌を巻くことになった前半。
スコアは一方的になりましたが
中立の視点で見ればレベルの高い攻防が見られて
満足感は得られたと言えます。
決して負け惜しみではないです!
(ホントだもん…泣)
その証拠に後半には絞られていた中央を経由してのサイドアタックが増えて
讃岐がその形から一矢報いるのですから!
(青戸選手、Jリーグ初ゴールおめでとうございます!!)
得失点差を考えてもこの1点の価値は高く
一筋縄ではいかないという印象を相手に植え付けられたこともプラス。
最後まで折れずに戦った選手たちを褒めたいです!
進境著しい若武者・小山聖也
前半から主導権を握ることになった長野に対して
一番の脅威となっていたのが小山選手。
引用元:スポーツナビ様
持ち前の推進力が活きたシーンは数多く
この試合の行方を分けた判定となった前半26分の抜け出しは特に印象的。
結果的に警告1枚で止められてしまったものの
退場と判断されてもおかしくないシチュエーションで
長野側は肝を冷やしたことでしょう。
※DOGSO4要件のなかで焦点となりそうなのは
ゴールまでの距離と守備者の位置ですが
フォローに併走していたのが宮阪選手だったことを考慮すると
倒されなければほぼGKと1対1の場面になっていたでしょうから
VARがあればレッドカードだった可能性は高まります。
ただ瞬間的にその判断を下すには材料が少なかったので
イエローで済んでしまったことも納得しなければいけないでしょう…。
後半にも秋山選手から警告が出されるファウルを受けており
カード覚悟で当たられる選手になっていることは頼もしい限り!
得点こそ挙げられていないものの貢献度は高く
そろそろ結果というご褒美が生まれてもおかしくありません。
下部組織からようやく出てきた主力候補の出現。
大きな期待を持って見続けていきたいです^^
といったところで今回もそろそろ失礼致します。
個人的昇格候補筆頭クラブの長野に対して
展開に恵まれず相手の戦術に苦しみながらも
最後まで切らさずファイトしてくれて好印象を抱きました。
『負けて強し』
と称しても良い戦いだったのではないでしょうか?
ただ結果的には負けているので満足してはいけません。
まだまだ続く長いシーズンで次々待ち受ける難敵…
しかし今年は渡り合えているので簡単に負けるのはもったいないです!
次節藤枝戦もアウェイへ向かう移動ゲームとなりますが
勝利を願って本稿を結ばせていただきます。
最後までお読み下さいましてありがとうございました!
それではまた次回お会いしましょう。
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