皆さんこんにちは、懲りないトモです。
今回は先日行われましたJ3リーグ第26節
カマタマーレ讃岐×テゲバジャーロ宮崎
こちらの一戦を振り返っていきます。
結果は0-2でテゲバジャーロの勝利となり
カマタマーレは7試合連続無得点と
チームに漂う停滞感はまたしても払拭できませんでした。
勝利数4と得点数17はリーグワーストを独走。
山積みの課題を抱え、指揮官の退任は早々に決定と
目を覆いたくなるような惨状ですが
逃げずに向き合っていこうと思います。
では参りましょう。
停滞するチーム、微かに吹く新風
今節の登録メンバーはこちら。
【11/7(日)宮崎戦 かまたまつり2021】
✨スタメン発表✨#高橋拓也#小松拓幹#西野貴治#遠藤元一#渡辺悠雅#鯰田太陽#西本雅崇#薩川淳貴#下川太陽#川﨑一輝#重松健太郎#カマタマーレ讃岐 pic.twitter.com/xFoGncnLvD
— カマタマーレ讃岐 (@kamatama_kouhou) November 7, 2021
骨折により戦列を離れていた下川選手が久しぶりに出場。
今季はウイングハーフでの出場が多かった川﨑選手と共に
新鮮なコンビとなったシャドーを組んで
攻撃の活性化を図りましたが、
前半はまたしてもシュート0本…。
ここ最近よく選手が口にしているポジションについての課題。
確かに見つめ直すべきことではありますが
それを意識しすぎるあまり、試合中の立ち位置が似たりよったりで
相手側からすると予測が容易になってしまっています。
相手にポジショニングを読まれている上に
供給されたパスは待って受けようとしているので
当然カットに入られてボールロスト。
インテンシティのカケラも感じられない消極的な姿勢は
虚無感すら覚えるものでした。
煽り抜きで途中で帰りたくなるほどの
惨憺たる有様を見せつけられましたね。
もちろん選手たちにそのような意図がないことは
百も承知なのですが、
それを加味しても擁護できない前半でした。
後半は開始時点で怪我明けの下川選手と
プロの壁に当たり始めた鯰田選手を下げて
佐々木選手と長谷川選手を投入。
鯰田選手は徐々にプレーのクオリティが下がっている印象ですが
ここまでの試合で貴重な経験を積めたのではないでしょうか?
酸いも甘いも体感できたでしょうし
そろそろ咀嚼して飲み込ませる為に
実戦から距離を置いた方が良いタイミングに思えます。
正式加入となる来年以降に大きく還元してくれたら嬉しいですね^^
下川選手も復帰緒戦にしてはまずまずの仕上がりで、
攻守に奔走してプレーに関与しようとする姿勢は
数少ない前半のポジティブな要素でした!
佐々木選手・長谷川選手の両選手についてゼムノビッチ監督は
『ボールを持つことや繋ぐことが上手な』
と称していたことから
後半はカウンター狙いからポゼッションに比重を寄せた戦い方に
舵を切ったことが伺えます。
結果的には功を奏した…とまでは言えないまでも
多少は上向いたように思えました。
振り返ると現在の3-4-2-1に変更したのは19節の沼津戦から。
この試合はバッチリ策がハマって快勝したのですが
その次の試合から無得点地獄へと突入…。
上手く行き過ぎた沼津戦の幻想に取り憑かれたことで
逆に泥沼へ転がり落ちてしまったのかもしれません。
(『沼津』から、『泥沼』…)
次節はお休みになるので1週間余分に準備期間が取れますので
再びのシステム変更など打開策を講じて
試合に臨んでもらいたいところです。
素人が具体案を出すのはおこがましいですが、
3バックの安定感はここ最近の数少ない強調材料なので
アンカーを西本選手1枚に減らして
『3-1-4-2』または『3-1-3-3』
を試すのが面白いのではと思います。
佐々木選手・下川選手・吉馴選手はもう少し時間を
与えてみたくなるプレーを見せてくれていましたので
彼らが日の目を見るようなテコ入れなら歓迎です!
次節の展望
次節は試合の予定がなく、
その翌週にいわてグルージャ盛岡と対戦します。
https://grulla-morioka.jp/様より引用
試合会場は盛岡市ではなく北上市のスタジアムなので
遠征を検討中の方はお間違えのないように!
盛岡は現在昇格圏と勝ち点差4の3位につけており
下位に沈む讃岐を相手に絶対落とせない一戦となることでしょう。
前半戦に対戦したイメージは対人強度で押す
フィジカルコンタクト上等なスタイル。
(アンダーアーマーのユニフォームだから余計にそう映る…^^;)
そこでプレッシャーをヒラリと交わす華麗なパスワークを披露!
…できる気はしませんが、少しでもボールを保持して
相手の焦りを生みたいところですね。
ポゼッションに意識を置いた宮崎戦の後半が
有効に働いてくれることを期待して
試合の日を待ちたいと思います。
といったところで今回は締めさせていただきます。
ここまでお読み下さいましてありがとうございました!
それではまた次回お会いしましょう。
☆おまけ
石井健太選手、この度はクリーンシートおめでとうございます!
実に5年振りの丸亀凱旋に感慨もひとしおでした。
カテゴリーを這い上がってきた石井選手と
転げ落ちてきたカマタマーレ。
立ちはだかるどころか情けない姿に成り下がってしまったことには
申し訳無さと悔しさが混じり合う感情に…。
来年もまた対戦できる日を待っています!