【カマタマーレ讃岐】マッチレポート〜21.09.12 vsヴァンラーレ八戸【戦評】

皆さんこんにちは、懲りないトモです。

 

 

先日行われましたホーム・Pikaraスタジアムに

ヴァンラーレ八戸を迎えた一戦は

残念ながら0-1と惜敗しました。

 

 

 

 

 

 

前節5失点を喫した守備面でかなり神経を割いていた印象ですが

偶発的な失点は防ぐことができず…。

 

 

これでシーズン再開後は3連敗で最下位に転落。

 

 

出口は一体どこにあるのか…。

 

振り返って光明を見つけてみたいと思います。

 

 

 

では参りましょう。

 

 

 

【公式】ハイライト:カマタマーレ讃岐vsヴァンラーレ八戸 明治安田生命J3リーグ 第18節 2021/9/12

 

 

 

 



 

 

笛吹けど踊らず…育成型クラブのジレンマ

 

 

今節のスタメンはこちら。

 

 

 

 

 

前節欠場していて怪我の程度が心配されていた

西本選手と川﨑選手が揃ってスタメンに復帰。

 

 

今節のプレー強度を見る限り大きな問題は無いように感じました。

 

 

真偽は不明ですが、もしかしたら
怪我を仄めかしたコメントは
ブラフだったのかもしれません^^;

 

 

仮にそうであり、上手く相手を欺けたとしても

結果として負けてしまっていては情けないですが…。

 

 

 

そして下部組織出身のルーキー・小山選手が初のスタメン入り。

 

 

 

おそらくプラン通りの45分間出場でしたが

まずまずのプレー振りで特長も見せることができていました。

 

 

1対1では歴戦の八戸ディフェンス陣に往なされるシーンがありましたが

臆せずトライしていく姿勢や失った後のプレッシングなど
懸命な姿は若々しく好感が持てました^^

 

 

 

もちろん今のままでは物足りませんが

頑張りの見える選手は応援する側も気持ちが入ります!

 

 

 

それに引き換え後半頭から代わりに入った先輩の方は…。

 

絶望的にルーズボールを拾えるセンスが無い。

その嗅覚はフォワードとして致命的なレベル。

 

 

 

攻撃に枚数をかけられない今の戦術で

思い描いた理想的なラストパスが何本出てくると思っているのか?

 

そしてパスの出し手が自由を得るための

サポートする動きができているのか?

 

 

前線に張り付いてろくなプレスバックもせず

漫然とパスが来るのを待っているだけのフィニッシャーは

今のチームでは孤立するだけ。

 

 

 

 

 

前線からチェイシングをかけて

相手陣内にボールがある時間帯を

増やしてくれないと全体が前傾姿勢を取れない。

 

 

 

 

頭を丸めて気合十分かと思いきや
今節のプレーを見せられては
ただのパフォーマンスにしか思えませんでした。

 

 

 

 

 

 

小山選手・福井選手といった経験の浅い選手と組ませて

自覚を植え付けようという監督の親心はあるのでしょうが、

それが結実する日は来るのだろうか…。

 

 

 

二兎を追うものは一兎をも得ず。

 

 

 

 

『育成』と『勝利』のどちらを優先させるのかという

ジレンマに悩まされる日々はまだまだ続くことでしょう。

 

 



 

 

徐々に進む意識改革・求められる個の力

 

 

前半戦は他人のチームを引き継いだが故に

相手に合わせた調整を主にこなして

試合に臨んでいたというゼムノビッチ監督。

 

 

後半戦はサマーブレイク期間もあったことから

改めて自身が持つ哲学をチームに植え付けている節が

これまでのコメントから見受けられます。

 

 

それは何かというと、『個』にフォーカスした

意識改革を進めているのではないかと推測します。

 

 

 

 

今のクラブ理念の主眼は『育成』。

 

 

 

 

上のカテゴリーでも通用する
強い『個』を持った選手を育てること。

 

 

 

その成功例が増えていくことにより

素質の高い選手の受け皿として選ばれるクラブになること。

 

 

 

一朝一夕では辿り着けない長期的視野を持って

好循環に移行させるためのプロセスを踏んでいる段階なので

 

 

短絡的に勝利を求めるのは酷なのかもしれません…。

 

 

 

ただ勝ち負けという結果は毒にも薬にもなり、

 

連敗しているという事実は

進むべき道筋を疑うには十分すぎるほどの影響をもたらします。

 

 

 

 

 

しかし試合後のコメントは結果とは裏腹に

自責をしつつも前向きであることが伺えて、

傍から見ているサポーターには分からない

手応えを感じている部分もあるようにも思えます。

 

 

 

 

 

チームの勝利のため、期待してくれる監督のため、自分自身がもう一つ上のランクの選手になるため、上のステージにいくため、試合の中で個の力を一番目立たせなきゃいけない。“一番すごいと言われるプレーを毎試合しないといけない”と自分の中で決めた。(中村駿太選手)

https://www.kamatamare.jp/様より引用

 

 

 

実際に中村駿太選手は今までに見られないほど

個人技で打開を図るシーンが見受けられましたし、

ここに来て監督の言葉が腹落ちしたのではないでしょうか?

 

 

待っているだけではチャンスは来ません。

 

 

 

チームスポーツなので最低限守るべき規律はありますが、

 

保障なんて無いプロの世界に身を置くものとして

 

 

必要なエゴは出してもらって構いません。

 

 

 

 

 

私はサポーターとしてその姿勢を受け入れて・

支持して・肯定していきます!

 

 

 

 

自身の価値を高めるために必死に戦う姿を

全選手に要求したいですし、

 

 

 

もっとたくさん見てみたいので

更に我の強さを出してもらいたいです!!

 

 

 



 

 

次節の展望

 

 

アウェイの地・沼津に出向いて

アスルクラロ沼津と対戦します。

 

 

この夏に加入が発表されたブラウンノア賢信選手の

プレーが見られるかもしれないという楽しみを抱いて

現地まで行く気満々だったのですが、

 

アウェイ席の設置は中止となり
私の遠征は白紙撤回の運びとなりました…。

 

 

 

 

 

 

この無念も乗せて自宅で応援していますので

チームのメンバーは臆せず戦ってきて下さい!

 

 

 

といったところで今回はこの辺りで失礼致します。

 

 

ここまでお読み下さいましてありがとうございました!

 

 

 

最後に先日亡くなられた元社長の熊野實様に

感謝と哀悼の意を表してお祈り申します。

 

 

 

 

 

生前はクラブのために尽くして下さりありがとうございました。

 

どうか安らかにお眠り下さい。

 

 

 

 

それではまた次回お会いしましょう。

 

 

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