皆さんこんにちは、懲りないトモです。
サポーター一同、首を長くして待ちに待った
リーグ戦再開初戦が先週土曜日に行われました!
やはりJリーグのある週末というのは
格別なもので、久しぶりに戻ってきた
賑わいのあるスタジアムは心踊るものです^^
天候にも恵まれて、これより晴れの門出といきたいところでしたが
試合の結果は1-2であえなく敗戦…。
中断期間にどれくらい上積みがあったのかと
期待して見ていたのですが、
残念ながら結果には現れませんでした。
では試合を振り返っていきます。
【公式】ハイライト:カマタマーレ讃岐vs鹿児島ユナイテッドFC 明治安田生命J3リーグ 第16節 2021/8/28
浮き彫りの問題点・未熟な連携
今節のメンバーはこちら。
【8/28(土)鹿児島戦】
⚽️スタメン発表⚽️#高橋拓也#松本直也#竹内彬#遠藤元一#西本雅崇#川﨑一輝#岩本和希#中村駿太#薩川淳貴#重松健太郎#栗田マークアジェイ#カマタマーレ讃岐 pic.twitter.com/6GQjSXSVaO
— カマタマーレ讃岐 (@kamatama_kouhou) August 28, 2021
スタメンは前半戦と同様の布陣。
小松選手が外れているのは負傷交代の影響が
残っている可能性が懸念されます。
(クラブが怪我の程度を発表していないので推測ですが…)
チームとしては一番戦えるのがこのチョイスという判断でしょうし
個人的にも異論は大きくありません。
ただ、この試合の出来に納得できているかと聞かれた場合は
答えは翻って『否』と言います。
クラブ公式がYou Tubeで発信していた
トレーニング動画など見ても
フィジカル面の強化はしっかり積んできていたように感じます。
【トレーニング動画】竹内彬選手38歳、まだまだ進化中!
【トレーニング動画】遠藤元一選手、鍛えてます!
対人プレーのフィジカルコンタクトでは当たり負けせず
マイボールにできていたと思います。
その点の上積みは感じられただけに連携面の稚拙さは残念でした。
まず守備面ですが、相手の鹿児島は前線に3枚を置いていて
ウイングに位置していた米澤選手・五領選手はスピード豊かで
ポジションに囚われず流動的に動くフリーマンとして躍動。
マンマークで対応していなかったので
マークの受け渡しは重要な作業でしたが
それが間に合わず後手に回り
幾度となくピンチを招いていました。
その点はある意味、こちらの想定を上回ってきた
相手を褒めるべきかなと思いますが
問題は穴があるのに対処できなかったベンチワークか。
讃岐のウイングハーフ(薩川選手・川﨑選手)は攻撃特化型で
守備に過度な期待はできませんが
それにしても守備時にフォローする動きが無さすぎます。
あまりにも中(ペナルティエリア)に入ってこないので
スペースを空けるのを恐れて
センターバックがポジションを離れてマーカーを追えません。
結果として流動的に動かれるとギャップが生まれて1失点目のように
簡単に破られてしまいます。
(五領選手は右トップでの出場でしたが得点シーンでは左サイドを突破していました)
薩川選手と川﨑選手はチームのストロングポイントでもあり
ウィークポイントでもある諸刃の剣ですね。
そこをカバーするためにインサイドハーフ(岩本選手・中村駿選手)が
下がって守備に参加する場面が多いので
いざ奪って前線へ蹴り出した時に栗田選手や重松選手に渡っても
カバーに入ったり追い越す動きをしたりできるポジションが取れず
単調な攻撃に終わるシーンが目立つのです。
それに伴って選手同士の距離感も悪いので
出しどころを探してスピードダウンして
その間に守備陣形を敷かれてからは
苦し紛れのサイドアタックに終始。
得点は奪えましたがクロスへの飛び込みと
コーナーキックからしか活路が見出だせない
パターンの少なさは致命的…。
ここが攻撃面での課題です。
サッカーは攻守が連動する競技なので
一つの欠点が両面に影響を及ぼします。
単独で突破できるアフリカ系のストライカー
(オルンガ選手みたいなタイプ)がいるなら構わないのですが
スペシャルな選手はいないので連携面はどうしても
追求していかなければいけないはずですが…。
もしかしたら栗田選手の覚醒させるために
敢えてフォローせず孤立させているのかもしれません^^;
(本当にそういう意図があったら個人の成長のためにチームを犠牲にし過ぎですねw)
攻撃にスイッチを入れる核
鹿児島は米澤選手が前を向いてボールを持ったら
攻撃のゴーサインという約束事が徹底されていたように感じました。
自分で持ち上がることができて、かつ簡単に失わない米澤選手は
J3では高水準のアタッカーですね。
鹿児島は今夏の移籍市場で野嶽惇也選手が大分トリニータへ
ステップアップしていましたが、
私が編成の立場で鹿児島から選手を狙うのなら
米澤選手に標準を合わせていたでしょう。
讃岐に照らし合わせてスイッチャーの役割が担えそうなのは誰か?
現状の適任は重松選手でしょう。
https://twitter.com/kamatama_kouhou/様より引用
スピードで仕掛けるというタイプではないですが
キープ力があって溜めを作れますし
視野も(栗田選手と比較すれば)広いので
選択肢はいくつか生み出してくれるでしょう。
プレースタイルも風貌も何処と無く彷彿とさせる
家長昭博選手(川崎フロンターレ)のようになってもらいたいという期待を込めて
『ジェネリック家長』
という二つ名を付けてみたり…(笑)
https://www.footballchannel.jp/様より引用
攻撃にアクセントを加える存在になってもらいたいです。
次節の展望
次節は9月4日㈯にアウェイ・藤枝総合運動公園サッカー場で行われる
藤枝MYFCとの一戦。
順位の上でも勝てば入れ替わる眼前の敵。
過去に勝利したことがない鬼門・藤枝の地で
意地を見せることができるのか…?
順位といえば、今回の結果を受けて昇格圏との勝ち点差が14になり
残り試合数(13試合)を上回ってしまったことから
私の中ではデッドラインを超えてしまいました。
今季に昇格を目指すのは断念したほうが懸命でしょう。
以降の戦いは少しでも順位を上げること。
具体的にはJリーグ参入後一度も記録していない
一桁順位(9位以内)を目指してもらいたいですね!
そのためにも応援に行けないサポーターの想いも背負って
必勝を期して戦ってきてもらいたいです。
といったところで今回はこの辺りで締めようと思います。
(個人的には)事実上のシーズン終戦を迎えましたので
ここからは勝敗を気にしても仕方ありません。
下手な皮算用はせず、一戦一戦に集中してもらいたいです。
積み重ねていけば可能性は見えてくるかもしれませんし、
どんな結果でも私は変わらず応援を続けていきます^^
ここまでお読み下さいましてありがとうございました!
また次回お会いしましょう。