馬券予想に一役買うかも?! 血統を中心に見る能力分析〜2021安田記念

皆さんこんにちは、懲りないトモです。

 

 

先日の日本ダービーは手に汗握る名勝負になりましたね!

 

着差は僅か10cmとのこと。

勝利の女神はシャフリヤール陣営に微笑みました。

 

 

https://youtu.be/XT6NmLJYvkY

 

 

2着に敗れたエフフォーリアも負けて強しの内容で

道中は執拗にマークされながらも我慢し、

最終コーナーから一気に速くなる流れにも惑わされず

進路が空いてからの追い出し。

 

横山武史騎手は5年目弱冠22歳とは到底思えぬ

見事な騎乗を見せたと思います。

 

それでも勝てないのが日本ダービーという頂なのですね…。

 

 

勝った福永祐一騎手もお見事の一言。

 

全てが噛み合ったとは言えず、

むしろ直線で前が塞がれたのはシャフリヤールの方でしたが

慌てず騒がず…一切無駄のない手綱捌きで導いていきました。

 

福永騎手といえば戦前に立てたプラン通りに乗る決め打ちや

指示通りに乗る公務員騎乗と揶揄されていた時代もありましたが

ワグネリアンで制したダービー以降は完全に一皮剥けた印象です。

 

 

 

横山武史騎手の父・横山典弘騎手も

22歳で挑んだダービーは1番人気で2着。

 

エフフォーリアは

父・エピファネイア

父父・シンボリクリスエス

母父・ハーツクライ

と全てダービー2着。

 

まるで運命に導かれたのかと思えるような結果になりました。

 

 

そしてシャフリヤールを管理する藤原英昭調教師は

前述のワグネリアンに2着で敗れたエポカドーロを管理。

 

ダービーで負けた相手(福永騎手)と組んでダービーを制す…。

こちらも浅からぬ因縁を感じます。

 

 

この一戦はまさに『現実は小説より奇なり』。

 

 

ドラマでも描けないようなストーリーに

いち競馬ファンとして胸が熱くなりました!!

 

 

 

余談ですが3着にステラヴェローチェが入り

私の馬券予想も的中しました^^

 

 

たまにしか当たらないので自慢させてください(笑)

 

 

 

さて回顧が長くなってしまいましたが本題はここから!

 

安田記念の考察と参りましょう。

 

 

 

安田記念とは?

 

 

春のマイル王を決める伝統の一戦。

 

東京競馬場の芝・1600mで行われる。

 

 

日本中央競馬会の初代理事長を務めた

安田伊左衛門氏がレース名の由来である。

 

 

 

馬場考察

 

 

週間天気は金曜日に雨予報が出ているものの

概ね晴れ間が広がり良好な状態が予想される。

 

前週の日本ダービーでレースレコードを記録したように

時計勝負になりそうな気配…。

 

 

 

有力馬分析

 

 

グランアレグリア

 

父・ディープインパクト(Halo系)

母父・Tapit(A.P.Indy系)

 

 

  • スピード/☆☆☆☆☆
  • スタミナ/☆☆☆
  • パワー/☆☆☆☆☆

 

 

母父のタピットは産駒がダート寄りながら

スピードがあり距離の融通の効く。

 

そこにディープインパクトを掛け合わせた結果、

異次元の切れ味とスピード能力を兼ね備えた本馬が誕生。

マイル戦では怪物・アーモンドアイすら寄せ付けない

絶対君主になっている。

 

不安要素は自身の状態面に疑いがあるのかどうかのみ。

普通にやれば勝ち負け必至の本命候補筆頭。

 

 

 

インディチャンプ

 

 

父・ステイゴールド(Halo系)

母父・キングカメハメハ(Kingmambo系)

 

 

  • スピード/☆☆☆☆☆
  • スタミナ/☆☆☆
  • パワー/☆☆☆☆

 

 

母・ウィルパワーは2011年に安田記念を制覇した

リアルインパクトの姉。

本馬も2019年に同レースを制覇しており

そのスピード能力に疑いはない。

 

デビュー以降、国内で掲示板を外した事がない

安定感抜群の実績で申し分はない。

 

あとは加齢による衰えの波が来ているのかどうかだけが懸念点。

 

 

 

サリオス

 

 

父・ハーツクライ(Halo系)

母父・Lomitas(Nijinsky系)

 

 

  • スピード/☆☆☆☆
  • スタミナ/☆☆☆
  • パワー/☆☆☆

 

 

姉にエリザベス女王杯と有馬記念で2着に

好走経験のあるサラキアがいて、

本馬も皐月賞と日本ダービーで2着の実績を持つ。

 

血統背景からするとマイルは短いように思えるが

前半がタイトな流れに対応できる点と

胴が短く箱型の体型から本質的にはマイラーとも言われてきた。

 

速い時計の出る春の東京開催には適性が高そう。

 

 

 

シュネルマイスター

 

 

父・Kingman(Danzig系)

母父・Soldier Hollow(Sadler’s Wells系)

 

 

  • スピード/☆☆☆☆☆
  • スタミナ/☆☆☆
  • パワー/☆☆☆☆

 

 

母はドイツオークスを制したセリエンホルデ。

今回対戦するサリオスと本馬は従兄弟の関係で、

血統的に大舞台でも通用する。

 

マイル戦無敗でどのようなペースにも対応してきたことから

3歳の若駒ではあるが割引材料にはならなさそう。

 

斤量面の優位を活かしてグランアレグリア逆転の急先鋒となるか?

 

 

 

ケイデンスコール

 

 

父・ロードカナロア(Kingmambo系)

母父・ハーツクライ(サンデーサイレンス系)

 

 

  • スピード/☆☆☆
  • スタミナ/☆☆☆
  • パワー/☆☆☆

 

 

近親にバランスオブゲーム、フェイムゲームがいる血統。

全体的に中長距離に適性を見せている血筋だが、

ロードカナロアとの配合でマイル寄りにシフトしている。

 

ただG1だとワンパンチ足りない印象が強く、

本馬もそれを払拭するほどの強さを見せるイメージは沸かない…。

 

 

 

穴馬候補

 

 

ラウダシオン

 

 

父・リアルインパクト(サンデーサイレンス系)

母父・Songandaprayer(Fappiano系)

 

 

  • スピード/☆☆☆☆
  • スタミナ/☆☆☆
  • パワー/☆☆☆

 

 

昨年のNHKマイルカップ勝ち馬で

かつて安田記念を制した父・リアルインパクトと共に

東京マイルG1の歳冠を手にしている。

 

父譲りの先行力と意外にも使える速い上がりで

ノーマークで運べた時には

案外そのまま行ってしまうかもしれない。

 

 

 

カテドラル

 

 

父・ハーツクライ(Halo系)

母父・ロックオブジブラルタル(Danzig系)

 

 

  • スピード/☆☆☆
  • スタミナ/☆☆☆
  • パワー/☆☆☆☆

 

 

近親馬を見ても本馬を見てもイマイチ勝ち切れない印象だが

堅実な末脚を繰り出せるタイプなのでハマれば強い。

 

実際に上がり順位が3位以内だったレースでは

全て馬券圏内に入っている。

 

無欲の大駆けに期待して押さえておくのも

面白い一頭ではないだろうか?

 

 

 

 

以上、安田記念の個人的考察を述べさせていただきました。

 

穴党としては穿った見方をしたいですが、

上位人気馬で順当に決まりそうな雰囲気は感じています(笑)

 

 

その行く末は今度の日曜15:40発走のレースを

座して見守りましょう!

 

 

 

今回はこの辺りで失礼致します。

 

ここまでお読み下さいましてありがとうございました!

 

 

 

それではまた次回お会いしましょう。

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