皆さんこんにちは、懲りないトモです。
私事ですが、先日2021年3月6日に行われた
徳島ヴォルティス×ヴィッセル神戸の試合を
観戦して参りました。
試合は1-1の引き分け。
ホーム開幕戦で意気上がるヴォルティスが
実力に勝るヴィッセルを押し切ろうという展開でしたが
最後に詰め寄られ痛み分けという結果でした。
この試合を見て感じたことは
徳島ヴォルティスの成長
古橋亨梧の凄さ
です。
それぞれ掘り下げていこうと思います。
徳島ヴォルティスとは
1955年創設、2005年よりJリーグに参入。
徳島市・鳴門市など
徳島県全域をホームタウンとしている。
2014年に四国地方初のJ1昇格を果たすも
翌年には降格。
2021年、再びJ1の舞台へ昇格し戦っている。
2014年・初めてのJ1シーズン
初昇格を果たしたヴォルティスだが
J1の壁は高く、リーグワーストタイの
開幕9連敗スタート。
補強など懸命なテコ入れをするも上向かず
Jリーグ史上初の全節最下位に沈み降格。
年間勝ち点14はワーストタイで、
ホームゲーム未勝利に終わってしまう。
私もこの年に1試合だけ観戦したのですが
やはり力の差は歴然といった感じで
完敗を喫してしまった。
そこから7年…確かな積み上げ
翌年2015年から再びの昇格を果たすまで
6年間J2の舞台で研鑽を積んだヴォルティス。
うち4年間は前任リカルド・ロドリゲス監督と共に
スペイン流ポゼッションサッカーに磨きをかけ
チーム戦術を浸透。
特に2016年加入の岩尾憲は
監督不在の現環境においても
戦術面でも精神面でも潤滑油となる
組織の要と呼べる存在になっている。
前回昇格時と同じく、
ネームバリューのある選手は少なく
若い選手の多い布陣で臨んでいるが
2節終了時点で負けなしの2分けで
スタートを切れているのは
やはり失敗が糧になっていると思う。
相手がJ1常連クラブでも
選手・サポーター共に勝利への欲求を
失っていなかった。
カマタマーレサポとして
この姿勢は羨むだけではなく
模範としなければいけないと強く感じた。
今年こそは待望のJ1ホームゲーム初勝利と
その先にあるJ1残留を期待しています。
個人的注目選手には
垣田 裕暉
西谷 和希
藤田 譲瑠 チマ
の3選手を挙げます^^
そんな健闘光るヴォルティスの勝利を
寸前で阻んだヴィッセルの
その立役者を問われたら
私は迷わず、古橋亨梧と答えます。
古橋亨梧とは?
興国高校-中央大学を経て2017年にFC岐阜に入団。
高校時代の同級生には南野拓実がいる。
プロ1年目からレギュラーの座を掴み、
大木武監督の標榜する速いパスサッカーの申し子として躍動。
約1年半の在籍で17ゴール15アシストを記録し
現在所属しているヴィッセル神戸へ移籍する。
古橋の抜けたFC岐阜は下降し
2018年退団後、2勝4分け10敗
2019年、7勝9分け26敗の成績で
J3へ降格している。
この事実が古橋が岐阜にもたらしていた
貢献度の高さを示している。
ちなみに讃岐戦は4戦3発と好成績で
J1でのし上がるより前に古橋の実力の高さを
嫌になるほど味わっている(笑)
対戦していて、たった一人にしてやられたと思ったのは
群馬の髙澤優也(現大分トリニータ)と古橋だけです。
何が凄いのか?
観戦した徳島との一戦を見るに
運動量はそんなになく、
前線でプレスは頑張らない。
意外と消えている時間の多い選手だな、と思った。
ただ、これは良い意味で。
自分の役割に徹していて
守備は手を抜いているのではなく任せている。
非常に賢い判断のできる選手で
決定機にはしっかり絡んでくるし
割り切りやギアの入れ方に才能を感じた。
このご時世なのでいつになるか分からないけれど
いずれは海外に出る選手だと思うので
一度はそのプレーを見ておいて欲しいです。
以上、徳島×神戸戦を観戦記と
そこで感じたことを語らせていただきました。
普段J3ばかり見ている身なので
上のカテゴリーの試合に行くと
レベルの違いを思い知りますね。
今は遠くても、いずれは行きたいので
しっかりと見習うべきを見習い
精進したいですね。
カマタマーレの開幕戦も、もう間近…
楽しみに待ちたいと思います。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
それではまた。